県内初となる山村留学「くらみ里山留学」をプロデュース!都市圏の関心層に向けたPRを担うマーケター募集!
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
静岡県掛川市の山間部に位置する倉真(くらみ)地区は、粟ヶ岳の西側に位置し、倉真川の清流に沿って茶畑や水田、集落が点在しています。
地域の中には、報徳思想の二宮尊徳と遠州地域に報徳思想を押し広めた岡田親子の三柱を祭る報徳神社や大宮八幡宮などの歴史深い神社や明治時代に開かれた倉真温泉があります。
また、荒廃した森林の再生を目的とし宿泊施設、森のワークスペース運営なども行っている認定NPO法人時ノ寿の森クラブなど、里山の暮らしを次世代につなげる活動を行なっている団体もあります。
一方で、新幹線掛川駅から車で15分という便利な距離にありながらも、近年の急速な人口減少や高齢化による山林農地の荒廃化や倉真小児童数減少などの地域課題の実情があります。
山村留学とは、都市部に住む子どもたちが、自然豊かな農山村地域で地元の学校に通いながら生活をする取り組みのことです。昨今の多様な学びの選択肢として、倉真地区まちづくり協議会のメンバーを中心とした実行委員会で県内初となる山村留学「くらみ里山留学」を始めようと令和3年度より活動を始めました。
しかし、実際に留学生となる想定の都市部の留学希望者に向けた周知活動の戦略は今いる地元のメンバーだけではノウハウや視点が不十分で、外部の視点やインターネット等を使ったアプローチが得意な方を必要としています。
このプロジェクトでは、自然豊かな地域資源、きめ細やかな小規模校での学び、首都圏からも往来しやすい第二の故郷という地域資源の魅力を感じ、毎年2組程度の親子が「くらみ里山留学」に入学したくなることを目的にマーケティングを実施していただきます。
写真は認定NPO法人時ノ寿の森クラブが運営するの森のワークスペースの様子
プロジェクトが目指すこと
毎年2組程度の親子留学の受入の仕組みができ、倉真が新たな「ふるさと」となる親子が生まれ続ける。
令和3年度には静岡県委託の関係人口創出モデル事業の取り組みで、倉真地区での山村留学の可能性を専門的かつ継続的に研究を進めるため、くらみ里山留学実行委員会を協議会内で立ち上げました。
そして、地域課題の洗い出しや内部への情報共有、地域との合意形成を主に行ってきました。
調査の結果、倉真地区では親子留学(親子で移住し、1年間地元の小学校に通う)という形での受け入れがベストであるという結論に至りました。親子留学となると、お子さんは1年間倉真小学校に転校しますが、親御さんはテレワーク中心の仕事でたまに新幹線で出社するといった働き方も可能です。また、期間終了後の移住も可能であり、テレワークが可能な仕事で自然豊かな環境への家族での地方移住を検討しているといった層はターゲットになるのではと現状考えています。
現在、令和5年4月からの受入開始を目指し、行政との調整、入居できる空き家の確保、地域での合意形成など地域側での受入体制構築は実行委員会で進めています。また、ショートステイプログラムを立案し、都市部からの留学希望者を招き、地域交流と学校見学を予定します。
そのため、どんな親子がくらみ里山留学で1年留学してもらうと倉真地区も都市部の留学希望者にとっても幸せになるかを考えて、ターゲットになる留学希望者に向けた広報活動を一緒に考え、手を動かしてくださるプロボノの方を募集しています。
写真は夏の納涼祭の様子
写真は秋祭りの巫女神楽の様子
プロジェクトパートナー
横地静雄(よこちしずお)
倉真地区まちづくり協議会 会長
くらみ里山留学実行委員会 会長
当地区では1年ほど前から山村留学導入への取り組みを始めました。
先行地区の見学や事例の状況を見聞きするにつけ、留学生だけでなく、地元の子どものためになる制度と確信できました。
倉真は特別な景観や史跡がある地区ではありません。どこにでもある里山です。少子高齢化が進み、今年の小学校の児童は52人となってしまいました。東京や名古屋から2時間足らずで行き来できますが、自然い恵まれた程よい田舎暮らしが体験できます。
子どもの成長過程で自然体験から五感を育てることはとても大切なことです。倉真が第2の故郷と思ってもらえるように、地区民も頑張っていきます。
原田淳子(はらだじゅんこ)
倉真地区まちづくり協議会理事
くらみ里山留学実行委員会幹事長
倉真小を考える会代表
祖父母と両親、そして3人きょうだいの末っ子として倉真で育ちました。大学進学を機に家を出た兄達、強いられたわけではありませんが、自然に倉真に残ることを選びました。主人と結婚し、高校生の二人の娘がいます。娘たちが倉真小に通っていた時の同級生は、10人に満たないクラスでしたが、学年関係なく仲が良かったので、高校生になった今も、中学生の後輩や年上の先輩と遊ぶことがよくあります。面倒見の良さや、人懐っこいところは、少人数ゆえの気質だと思います。
多様化した社会の中で、教育や働き方は大きく様変わりしました。でも、親が子を思う愛情はいつの時代もブレず、惜しみなく注がれ、涸れることはありません。国の宝である子どもたちを地域全体で想い育む。倉真は里山留学受け入れに向けて着々と準備を進めています。共感いただける方、どうぞよろしくお願いします。
募集要項
- 仕事内容
- STEP1 倉真地区及び掛川市、山村留学について知る(倉真地区の場合は、「くらみ里山留学」という)
・地域理解及び山村留学についての理解を深めます。
・くらみ里山留学の与件を再確認します。(親子留学で年間2件の具体的なイメージ共有)
・実際に現地訪問・体験を実施し、倉真の魅力は何かを体感してください。
・くらみ里山留学の実施計画(具体的な留学期間のコンテンツ)についても、外部視点でのご意見をいただきながら一緒につくっていきたいと思っています。
STEP2 ターゲット及びアプローチ方法の検討
・他地域の受入事例、首都圏・中京圏の関心層へのアプローチ方法を調査します。
・倉真地区の地域資源、実施体制を理解し、実施計画を完成させます。
・どんなターゲットに対して何をPRして受け入れを目指すかを決めます。
・少ない広告予算でも有効的にアプローチできる方法また継続的に活用できそうな方法を検討いただきたいです。
STEP3 STEP2で決めた方法で集客を実施
・くらみ里山留学のターゲットになる層に向けた広報活動の実施します。
・SNS・ホームページでのプロモーション、地方移住等に関心のある人がみている媒体に注力して情報発信します。
・たとえば、具体的な留学イメージできるオンラインイベントの企画・実施します。
・方法については戦略を持ちつつ、実施しながら少しずつ改善して進めていけたらと考えています。
STEP4 受入親子の確定及び来年度以降の自走化できる広報実施体制の確立
・STEP3を実施しての成果がどうだったか振り返りを実施します。(目標2世帯受け入れ)
・来年度以降の実施体制について、自分たちで実施できるようにノウハウの移転をできる限り実施していただきたいです。
- 期待する成果
- ・地元の子どもと留学生、共に育ちあう1年のカリキュラムが完成し、くらみ里山留学の首都圏・中京圏の関心層に向けて広報の体制ができる。
・令和5年度4月からの親子里山留学受け入れ2家族がマッチングする。
・地域の魅力と首都圏にニーズを発掘し、都市と倉真を結ぶ親子留学の循環システムが構築できる。
- 得られる経験
- ・地域の魅力と首都圏の親子山村留学ニーズを発掘し、マッチングする経験
・新しい都市農村交流の仕組みづくりに関わる経験 - 対象となる人
- 【必須スキル】
・自然豊かな環境での子育てに関心がある。
・山村留学や都市農村に関心がある。
【歓迎スキル】
・マーケティングの経験がある。
・ホームページやSNSなどで、文章等を作成し魅力を伝えるのが得意な方
【募集人数】
・1~2人 - 活動条件
- 【活動予定期間】2022年8月〜2022年12月
【勤務時間(目安)】週4時間程度(ミーティング+リサーチ等)
【面談頻度(目安)】週1回 1~2時間程度(オンライン)
現地視察(日帰り・宿泊どちらでも可)があります。
年1.2回の地域交流会(子どもと関わるイベント)も参加(宿泊)いただけます。
【選考について】
・エントリー→随時担当コーディネーターと面談(直接受入先との面談もあります)→その後受入先との3者面談・面接というスケジュールになります。
・マイページ・エントリー内容について面談時参考にしますので、十分にご記載ください。
・エントリー数が多い場合は、書類審査を実施する場合があります。
・応募状況によっては早めに募集を終了する可能性があります。
- 給与/待遇
- ・プロボノを募集しています。
地場産品(お米・自然薯などの農産物)をお送りします。 - 各種手当て、福利厚生
- ・交通費・宿泊費支給(距離・回数により要相談)
・社会福祉協議会のボランティア活動保険 - 活動場所
- オンライン
静岡県掛川市倉真 - 募集終了日
- 2022年7月22日(金)
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もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人ESUNE 斉藤雄大
- 日本全国の中山間地域では、過疎化が進み、少子化以外にも多くの課題を抱えていますが、地域のまちづくり組織が地域の宝は「子ども」であるということを掲げ、倉真小卒業生を中心に、県内初の本格的な山村留学の受入という思い切ったチャレンジに踏み切っています。
掛川市倉真地区は新幹線駅から車で15分ほどというアクセスで、雪は積もらないし、川もあり、山もあり、温泉もあり、充実した子育て支援施設など、子どもを育てるには自然豊かで過ごしやすい環境だと思いますが、よくも悪くも他の全国の山村留学受け入れ地域に比べると平凡な田舎でPRに難しさを抱えています。
アドバイスだけでなく実務でも募集記事をつくったり、プロモーションイベントを実施したり、一緒に挑戦を伴走してくれる方の募集お待ちしております! -
お問い合わせ先 : [email protected]
/080-1627-1682
団体の紹介
掛川市の東北部に位置する山村で、まちづくりを実践する団体です。当地区は 現在、470戸程の戸数で急速に過疎・高齢化が進む地区です。その対策とし て当会では生活活性化のために関係人口の拡大に取り組んでおります。これまでに、 山歩きハイキングコースの整備、地区民で古民家を改修しにぎわい場の創出、子育て世代に人気のパンダ広場の運営等の活動を行ってまいりました。令和2年には、その先導的かつ象徴的な活動が認められ「ふじのくに美しく品格のある邑 報徳・温泉・農業の里 倉真」としての登録を受け、県知事表彰も受けています。
団体情報
- 団体名
- 倉真地区まちづくり協議会
- 代表者名
- 横地静雄
- 設立
- 平成27年11月29日
- 事業内容
- 自治会の委託を受け、地域課題の解決に向けた事業の推進を行っています。
子育て支援 : パンダ広場、学童保育、子ども報徳塾等
老人福祉 : 生活支援車の運行、シニアクラブ補助等
賑わい広場 : 古民家利用で賑わい広場創出
健康づくり : 散策会、マラソン大会、各種健康講座
食生活 : 料理教室、蕎麦打ち教室 - 業種
- 地区組織
- WEB
- https://kurami-satoyama.com
- 住所
- 静岡県掛川市倉真3808-1
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。