2019年05月02日(木)
僕が兼業で求人募集した理由。|blueto建築士事務所 吉岡大
2019年05月02日(木)
※この記事はblueto建築士事務所 吉岡大さんのnoteからの転載記事です。
こんにちは。吉岡大です。
僕は、田舎で起業して、現在 ①建築設計・リノベーション事業、②空き家活用不動産事業、③動画制作事業、④地域支援事業の4つを複業的な働き方を行なっています。
そんな中で、最近 ”ふるさと兼業“ というプロジェクトを知り、求人募集を行うことにしました。
今回は、なぜ “ふるさと兼業” への人材募集したのか。その5つの理由を紹介したいと思います。
第三者の意見が聞けるため
現在4つの事業を行いながら、全ての業務を一人で行なっています。通常の業務は一人で行うことは出来るのですが、5年後、10年後を見据えた中長期計画に沿った挑戦もしていかなければなりません。
そのため、日々業務に追われいるだけで仕事をした気分になってると、あっという間に時代においていかれるという危機感を抱いています。
その為に、時流に合わせた情報収集や事業の組み立ては必須です。
ふるさと兼業の場合、応募者が田舎とは違い都会の方であれば、都会のリアルタイムの情報を得ることが可能かと思っています。
また、兼業者がいるといい意味で、強制的に事業計画を組み立てなければならない環境になる為、今までは作業を言い訳に出来ていなかった計画作りを行えるのではないかと期待しています。
先行者優位のため
働き方改革を受けて、2018年1月、厚生労働省はそれまでの就業規則を見直して「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定を削除し、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」という規定を加えました。
今後複業・兼業を行う企業が増加していき、一般化していくと思われます。
その時までに、いち早く、兼業人材との関わりを持つことで、メリット・デメリットを知ることが出来ます。
新しい制度は先行者優位になりやすい為、自分の実績づくりにもなると思い、いち早く取り入れることにしました。
フルタイムや社員を雇うのはリスク
今の時代、社員を雇うことは一番のリスクを抱えることだと思っています。
以前は、アルバイトスタッフに来てもらった事もありましたが、自分の思うようには考えて・動いてもられることは非常に難しいでした。その割には、人件費・雇用保険・労災保険・事務所光熱費などがかかり、その為に自分が無理して仕事しないといけないといった状況になっていました。
その経験を活かして、スタッフを増やし作業業務を増やすよりも、仕組みづくりの拡大の方へシフト変更しました。
現在は業務作業自体は、自分一人でこなせる分しか受けていません。それには、業界の波があることあり、売上の偏りが大きくなるため、スタッフが一定して仕事があるとは言えません。
その為、協力業者さんやフリーランスさんと提携して、作業業務分担を行ない、自分の効率化を図っています。そのような作業の外注化の仕組みづくりへ転換した事で、より付加価値の高いクリエイティブな時間を取れるようにしています。
兼業人材の場合は、フルタイムではなく、週1のリモートワーク勤務になる為、自ずと付加価値の高い仕組みづくりやクリエイティブな業務を一緒に行う方向にしていきたいです。
新プロジェクト始動のため
現在空き家不動産事業を行なっており、blueto設計事務所としては、丹後の暮らしを良いものにする空き家事業の拡大を目指しています。
その中の所有する古民家空き家を活用して、空き家を拠点に多くの人と関わりの持てる場を作る新規プロジェクトを始めたいと思っています。
今までの空き家活用やリノベーションを軸に、新プロジェクトによって空き家活用を一段上げることが狙いです。
プロジェクト自体まだまだ漠然としているのですが、「丹後の暮らしを知ってもらい、丹後の暮らしが楽しくなる」そんな場を作っていきたいと思っています。
兼業プロジェクトが目指すところ
僕が兼業プロジェクトに応募して人材を募集して、空き家活用を行う理由は、「人口減少に歯止めをかける」とか「移住者を受け入れ地域を盛り上げよう」ではなく、田舎に可能性を感じ、田舎で活躍したいと思う人材が活躍できる場を作りたいと思っています。
空き家の活用やリノベーションすることで、田舎に住む人々が自分らしい豊かな暮らしを実現することが、僕の空き家活用の目的です。
以上5つの理由で“ふるさと兼業”に求人を出しました。実際にどうやっていくかわくわくしながら、今日も1日頑張っていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
blueto建築士事務所 代表
『暮らしのリノベーション』 をコンセプトに、海の京都・丹後を発信するblueto設計事務所 代表 | 建築設計|住まいのリノベーション|空き家不動産 5件棟運営 | 地域PR動画制作|里の公共員 特別職公務員|28歳でサラリーマンを退職 起業独立して4年目 |自然豊かな田舎に暮らしながら、複業的な働き方をおくっています
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