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【ツアー設計】サーキュラーエコノミーの実現に向けて、街のバックヤード・ゴミ回収の現場へ潜入。 |ふるさと兼業

岐阜県

【ツアー設計】サーキュラーエコノミーの実現に向けて、街のバックヤード・ゴミ回収の現場へ潜入。

  • 時計アイコン1週間前
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【ツアー設計】サーキュラーエコノミーの実現に向けて、街のバックヤード・ゴミ回収の現場へ潜入。

プロジェクトについて

動脈産業と静脈産業

皆さんは「動脈産業・静脈産業」という言葉に馴染みがあるでしょうか?

天然資源を加工して製品を生産する産業は「動脈産業」と呼ばれます。一方、「静脈産業」とは、動脈産業によって生み出された製品のうち、消費されて廃棄物となったものを回収し、再販や再加工を通じて再び社会に流通させる産業を指します。

「静脈産業」には、製品や資源の価値をできる限り長く保ち、廃棄物の発生を最小限に抑えることで、持続可能な経済を実現する可能性があります。しかし、静脈産業は都市計画や災害対応において後回しにされることが多く、現在、ライフラインの中に「廃棄物処理」が含まれていないのが実情です。

 

そのため、昭和技研株式会社では、静脈産業を促進し、サーキュラーエコノミーの実現に向けた一つの方法として、静脈産業の現場を知ってもらうことが大きな一歩になると考えています。
私たちは、岐阜県大垣市の廃棄物処理会社として、地域における静脈産業の重要な役割を担っています。
循環型社会の構築を目指すリーディングカンパニーとして、廃棄物の発生を最小化し、持続可能な経済の実現に貢献することを掲げています。
私たちのような専門の会社だけでなく、廃棄物処理のプロセスを知ることは、動脈産業の発展にも貢献し、サーキュラーエコノミーの実現へと繋がるはずです。

引用:https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/html/hj21010202.html

さて、廃棄物処理業者という私たちのような立場だからこそ入れる「バックヤード」が、実は世の中にたくさんあることをご存知でしょうか?

そんな社会の裏側、バックヤードに、これまで廃棄物処理に関わったことのない人たちが入り込み、知り、体験することができるツアーとして「環境バックヤードツアー(仮)」を構想しています。

【環境バックヤードツアー(仮)】

このツアーでは、家庭ごみの回収や分別、産業廃棄物の処理、浄化槽の管理など、「廃棄物収集」「廃棄物分別」「浄化槽メンテナンス」を体験し、社会の「静脈産業」を垣間見ることができます。つまり、作業員に扮して潜入調査を行う形式です。

現在、体験可能な種類は30種類以上に及びます。内容の整理、運営方法についてを検討します。また、本スタートの前にモニターツアーも実施したいと考えています。

想定内容

  • 対象年齢:16歳から65歳まで
  • 形態:潜入作業員(作業員としてスパイ活動を行う)
  • 対象者イメージ:製造業に携わる人、環境分野に興味のある人など
  • 潜入先:病院、工場、入場制限のある場所など
    ※上記はあくまでモデルです。詳細はご参画の方々と共に決めていく予定です。

活動時の宿泊場所について

宿泊は、弊社の施設「森のいずみ」を予定しています。
森のいずみは、弊社が活動する岐阜県大垣市にある施設で、研修会場としても活用しています。今回のツアーにもこの施設を活用予定です。

 

【本プロジェクト活動イメージ】

今回募集するプロジェクトでは、「環境バックヤードツアー」をどのようなツアーにするかを考えるために、1週間程度、昭和技研の業務として体験しながら、環境問題への理解を深め、自身が面白いと感じるポイントを足掛かりに「環境バックヤードツアー」を設計していきます。

主な活動内容:

  • 5日間程度の現地フィールドワーク(昭和技研の業務に参加)
  • 環境バックヤードツアーの内容や受け入れ体制を整理し、資料化
  • モニターツアー募集要項の作成、およびモニターアンケートの作成

最終的なアウトプットは仮説を明確にし、実際の環境バックヤードツアーに向けた具体的な企画を見える化することがミッションです。

プロジェクトが目指すこと

World Wide Opportunities on Other Jobs【WWOOJ】

「世界に広がる異業種・異職種での越境機会」

World Wide Opportunities on Organic Farms(「世界に広がる有機農場での機会」)という取り組みがありますが、私たちはその異業種・異職種バージョンともいえる「WWOOJ」を構想しています。異業種への参入が難しいと感じる個人でも、ツアー形式で受け入れ体制を整え、異業種体験の機会を提供することが狙いです。

今回の「環境バックヤードツアー」では、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が廃棄物処理の現場を学び、担当者と直接交流することで新たな知識を得る機会となります。

特に今回のツアーのポイントは、作業員に扮して潜入体験をすることです。

通常の研修や視察では、表面的な情報しか提供できませんが、実際に作業員として活動することで、業界の「裏側」にも深く入り込むことができます。たとえば、メーカーの設計担当者がこのツアーに参加し、廃棄物処理の現実を知ることで、それを製品設計に反映させることが可能になります。

こうした一人ひとりの体験が、最終的にはサーキュラーエコノミーの実現につながると考えています。

WWOOJのメリット:

このような異業種体験の機会を提供することは、受け入れ側である私たちにとっても大きなメリットがあります。

  • 作業員の確保
    異業種からの参加者が作業員として活動することで、人手不足の解消に寄与します。

  • 多様な知見の導入
    異なる分野の人々が一緒に働くことで、受け入れ側も新たな視点や考え方を得ることができます。

このように、異業種や異職種を超えて「潜入作業員」として体験を積むことで、業界を超えた新しい価値創造の機会が生まれると考えます。

一緒に潜入作業員を増やし、社会とつなげていきませんか?

プロジェクトパートナー

昭和技研社長 田中禎一
昭和技研は人口約16万人の街、岐阜県大垣市を中心に事業を展開している廃棄物処理会社です。
皆さんがよく街で目にするパッカー車で一般廃棄物を収集する業務、お店などで出た産業廃棄物の収集、粗大ごみの収集など、また、廃棄物処理とは異なりますが、我々は浄化槽の点検清掃業務なども行っています。
昭和技研は、多様な働き方を受け入れ、個人の幸福を応援することで社会に選ばれる会社になろうと思っています。そのため、「個人の夢を共創する」週1からの正社員制度を推進しています。

私自身は大学では教育分野を学んでいました。そこから、家業であった廃棄物処理業を引きこと継ぐになりました。
さらに個人の活動として、地域のまちづくりに関わるようになります。
地域のまちづくりはまさに、廃棄物処理と密接な関係があり、越境したことは大きな意味がありました。
最近は、環境系の法律分野の仕事も増え、政策提言にも関わっています。

自身の越境経験で思うことは、経験をどう他のフィールドで活かしていけるかということです。
同じような背景を持つ人がいない中で、異なる経験を成果につなげるためには、多くの場合、相手に否定されながらも自分のこだわりや仮説を強化していくやり取りが必要だったと感じています。
空白地帯、盲点を見つけて入っていく。それが越境の面白ださと私は感じています。

募集要項

仕事内容
【STEP1】理解を深める
・昭和技研のスタッフ、社長と話しながら今回のプロジェクトの背景、業界について理解する 

【STEP2】現地フィールドワーク(5日程度)
・ゴミ収集車に乗り一般家庭を回って作業をしたり、その他の仕事を体験する中で、ツアー企画の切り口を見つける

【STEP3】ツアー企画を設計する
・誰を対象にした、どんなプログラムを体験するツアーにするかを考え、資料にする。

【STEP4】モニターツアー企画
・モニターツアーの企画内容を整理する
・モニターツアーの実施用アンケートを作成
※詳細の実施内容は変更の恐れがあります。
期待する成果
・岐阜県大垣市に滞在しながら昭和技研の業務に参加
・現地フィールドワーク内容を元に、環境バックヤードツアー内容を整理。
・越境学習が体験できるような環境バックヤードツアー内容を設計する。
・受入れ体制の検討をし資料化する
・モニターツアー募集要項の作成+モニターアンケートの作成
得られる経験
・企画を0から作り上げる経験
・環境問題に取り組む経験
・ごみ処理の会社で働く経験
・ツアーを企画する経験
・廃棄物処理の現場から、企業や地域の生活の裏側を知ることができる
・静脈産業について廃棄物処理業に携わる人と関われる、つながりを持てる
対象となる人
・地域の一員として何かを貢献できる方
・経験から学んでいこうと積極的に考えられる方
・環境を良くしたいと望む方
具体例
「まちづくりに関わっているため廃棄物の課題意識があり、実情を知りたい」
「企業の製造設計に関わっているため静脈産業についての理解を深めたい」
「昭和技研の働き方に興味がある」
など
活動条件
■活動時間:
・5日間の現地フィールドワーク
8時間×5日間(昭和技研の業務に参加する)
・リモートワーク
週4時間を2カ月程度

■活動方法:
・現地に行き、フィールドワーク(5日間程度を予定)
・リモートワーク(2カ月程度を予定)
※フィールドワークの日数は調整可です。

■プロジェクトの予定期間
※2つのパターンを想定しています

①単発現地集中+リモート型
期間:5日間(年末年始も現地フィールドワーク可能です)
形態:5日間は住み込み(森のいずみに滞在可)
活動時間:現地フィールドワーク参加(7時40分から16時半)、リモートワーク(2カ月~3カ月程度、週4時間目安)
活動費:1日1万円を支給予定。
その他:環境及び地域に関する質問にできるだけ答えます。
1週間の住み込み型で岐阜県大垣市に来ていただきます。
滞在期間の住居等は森のいずみという施設に宿泊することが可能です。
環境バックヤードツアーの設計はリモートにて行います。

②長期リモート型
月に1日通勤していただき、現地フィールドワークに参加をしていただきます。
環境バックヤードツアーの設計はリモートにて行います。
期間は2カ月~3カ月程度を想定しています。

▼知的財産権の取り扱いについて
応募される企画内容については、採用、不採用問わず知的財産権を将来にわたって放棄したものとし、権利の主張を行わないことに合意されたものとします。

【選考について】--------------------------------------------------------
・スケジュール
 ◆エントリー締め切り:11月21日(木)
 ※エントリーされた方から随時選考をしていく予定です。そのため締切日を待たずに随時エントリー〆切とさせていただく可能性がございます。
 ◆書類選考後、随時日程調整
 ◆【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知

・書類選考の結果通知について
 エントリー後、随時書類選考させていただき、書類選考結果のご連絡をいたします。

・書類選考
 ◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
 ◎エントリー時の志望動機の内容
 上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。
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給与/待遇
実施期間通して:11万円程度を想定
(業務量や日数に応じて変動します)
・1日一万円と交通費(①往復実費支給、②片道実費支給)

・ツアー体験について
「森のいずみ」への宿泊費は無料です
飲食代はご負担いただきます
各種手当て、福利厚生
・住み込み時の宿泊先は当社施設「森のいずみ」をご利用ください。
※森のいずみは、大垣市内にある施設です。戸建て一軒家です。ゲスト用の宿泊場所や研修会場として使用しています。お風呂、トイレ、個室、駐車場があります。
・活動時の保険は昭和技研にて入ります。
休日休暇
原則指定しません。
活動場所
活動場所:以下の場所に集合し、現場に同行していただきます。
〒503-0854
岐阜県大垣市築捨町2-88-1

宿泊場所:森のいずみ
〒503-0852
岐阜県大垣市禾森町2-17-1
募集終了日
2024年11月21日(木)
ふるさと兼業では、募集要項に特段記載がない限り、通常2営業日以内に担当よりご案内申し上げます。
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

担当地域パートナーからの推薦ポイント

NPO法人G-net 馬場真樹
≪田中社長は「越境者学習者」≫

田中社長と日々打ち合わせをする中で、田中社長は越境者学習者だと強く感じます。
例えば、地元が好きだという学生に対して、田中社長は「本当に他の地域を知っているのか?」と問いかけます。地元しか見たことがないから地元が好きだと思っているだけで、他の地域もたくさん見た上で本当に地元が価値あると感じるのかを確認すべきだと強調されます。この問いかけは、視野を広げ、地域の本質的な価値を見極めるための重要な一歩であり、学生たちにも深い気づきを与えています。

さらに、田中社長は人の想いにとことん寄り添い、過去にはインターンに参加していた学生から恋愛相談まで受けたことがあるほど、真摯に向き合う方です。こうした姿勢が、学生や社員との強い信頼関係を築いている要因の一つだと思います。

田中社長は、ホームとアウェイを行き来し、違いや葛藤を通じて得た学びを深めています。こうした「越境学習」により、常に新しい視点を持ち、成長し続けています。
そんな田中社長と一緒にプロジェクトを動かしましょう!!
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162

団体の紹介

人口約16万人の街、岐阜県大垣市を中心に事業を展開している廃棄物処理会社。
多様な働き方を受け入れ、個人の幸福を応援することで社会に選ばれる会社になろうと奮闘中。

団体情報

団体名
昭和技研株式会社
代表者名
田中禎一
設立
昭和30年
従業員数
27名(グループ総数50名)
資本金
12,544,000円
事業内容
パッカー車での一般廃棄物の収集・お店などで出た産業廃棄物や粗大ごみの収集。
また、廃棄物処理とは別に浄化槽の点検清掃業務なども行う。
業種
産業廃棄物収集・運搬業
WEB
https://www.sgco.co.jp/index.php
住所
岐阜県大垣市築捨町2‐88‐1
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