役目を終えた和ろうそくをリサイクル!?SDGsな新商品開発プロジェクト!
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
石川県能登半島の穏やかな湾に面した七尾市は、江戸時代から商船「北前船」の寄港地として、港を中心に栄えてきました。当時から、船によって和ろうそくの原料となる植物ロウや芯に使う和紙が運ばれ、七尾で製品となった和ろうそくもまた、船によって全国へと届けられていきました。
和ろうそく作りが町の産業として栄えた時代から「高澤ろうそく」は、今なおのれんを守り続け、現在全国シェア1位を誇っています。仏具としての用途が主だった和ろうそくは、時代の変化と共に、役割や用途のシーンを変化させ、この先も人々の暮らしを明るく灯し続けていくでしょう。
今回の兼業プロジェクトは、そんな想いでもうすぐ創業130年を迎える七尾の老舗和ろうそく屋さんと、廃棄される和ろうそくからつくるリサイクル商品の開発に挑戦します!和ろうそくを”真にエコなエネルギー”にする―「勿体ない」から始まるプロジェクトに一緒に取り組んでくださる方をお待ちしています!
人にも自然環境にもやさしい”和ろうそく”を守り継ぐ
みなさんは、日常の中で「和ろうそく」に親しんだことはありますか?
あるいは、和ろうそくの特徴をご存知でしょうか?
〈和ろうそくの特徴〉
・植物由来のロウから作られていること。(ハゼの実や菜の花の種のロウなど)
・芯には、和紙や灯芯草(とうしんそう:イグサの仲間の植物)を使用していること。
・芯の中心部から空気を取り込むため、中が空洞状になるように作られること。
植物性の原料から作られる和ろうそくは、燃やした時にも煤(すす)が出にくく、 最後まできれいに燃え尽きるため、人にも環境にも優しいろうそくです。 また、中が空洞状のため、ゆらゆらと大きく揺らぐ炎でも消えにくいのが特徴です。
仏教との深い繋がりから、お仏壇の灯り・お墓参りの灯り・お寺の灯りとして使われることが多く、 能登半島では、地域で盛んに行われるお祭りの灯りとしても欠かすことができない灯りです。近年は石油由来の原料から作られる西洋ろうそくが市場に出回ることが多くなりましたが、和ろうそくが持つ特徴/特性は、これからの時代だからこそ、提案の仕方によっては大きな可能性を引き出すことができると考えています。
プロジェクトが目指すこと
まだ使える!廃棄される和ろうそくの「勿体ない!」を何とかしたい。
和ろうそく市場において、今も昔もその多くの需要を支えているのは、「お寺」です。
お寺での行事には、その1回1回に、毎回新品の大きな和ろうそくが使われます。
お寺で利用されているのは、20号~50号などの比較的大型の和ろうそくですが、
一度の行事で1本すべてが使われることはなく、使える部分を2/3ほど残して廃棄されます。
まだ使える部分を多く残して廃棄されている現状については、
昨今は特に、資源の観点から、「勿体ない」という想いでいましたが、
一度使用された和ろうそくを、再度溶かして、同じ商品を製造することは、
燃えカスやロウ以外の材料など不純物の混入が避けられないため、不可能と考えています。
固定観念に縛られない!新商品開発のアイデアマンを募集!
しかしながら今回、廃棄品から既存の和ろうそく商品を製造するのではなく、
まったく新しい商品を開発することはできるかもしれない、という考えに至りました。
これまで和ろうそくというと、「灯り」としての役割を重視してきましたが、「灯り=光エネルギー」であるだけでなく、「熱エネルギー(火力燃料)」としての役割も担えることに気づいたことがきっかけです。
また、現在は、市場にも「SDGs」や「エコ」が新しい価値として定着しつつあり、
高澤商店としても、「勿体ない資源」に新しい価値を付加し、再び世の中に送り出したい想いです。
そこで、今回の兼業プロジェクトでは、廃棄される和ろうそくから、
どのような新商品を開発できるか?を、一緒にアイデアを絞り出してくれる方を募集します!
長年、和ろうそくの製造・販売に従事してきたからこそ、
自社の中だけで和ろうそく以外の用途・商品アイデアを考えることに難しさを感じています。
どのような人が・どのようなシーンで使える・どのような商品があったら、必要としてくれるだろう?
和ろうそくに縛られない商品開発に向けて、柔軟に様々な角度から沢山のアイデアを一緒に考えてくださる方をお待ちしています!
プロジェクトパートナー
代表取締役 高澤 久 (たかざわ ひさし)
私たちが大切にすることは、和ろうそく作りを通じて繋がりのある地域の伝統的な風景や自然の景色を保全していくことです。七尾の和ろうそくの歴史的な背景を紐解くと、海運を通じて日本各地との繋がりがあります。和ろうそくは植物由来の原料を使用しています。植物ロウや和紙や灯心草などその地域の植物の恵みを分けてもらい製品とします。日本各地にある伝統的な小規模産業と共存することで私たちは成り立ち、伝統的な和ろうそく作りを続けることで繋がりのある地域の自然を保全していくことができるのだと考えます。
募集要項
- 仕事内容
- 【STEP.1】高澤ろうそくの理解を深める
・高澤商店の理念や価値観を理解する。
・高澤ろうそく(和ろうそく)について理解する。
・プロジェクトの背景、実現したい達成イメージ、
期待するアウトプットについて確認する。
・現在のリソース状況や課題、取り組み状況を理解する。
【STEP2】いざ、アイデア出し!!
・STEP1のインプットを踏まえて、新商品のアイデア出し(沢山)に挑戦!!
【STEP3】実行可能な企画の絞り込み
・沢山のアイデアから、実行可能な企画を絞り込みする
・販売する際の売り先/戦略まで落とし込む
・採択したアイデアに対して、必要なリソースや課題を明確にする - 期待する成果
- ■ 実行可能な新商品のアイデア(企画)が「3つ」程度生まれること
- 対象となる人
- (1) 求められる人物像
固定観念に縛られず、新しいアイデアを考えることが得意な方
高澤ろうそくの商品を好きになってくれる人
担当者と同じ目線に立ち、丁寧に意見をすり合わせ仕事ができる人
柔軟なコミュニケーションをとることができる人
(2) 以下のスキル、経験を有する人
新商品開発について、知識や経験のある方 - 活動条件
- ▼プロジェクト実施期間(予定)
・3か月間
▼活動頻度
・週1回の定例MTG(1時間程度)
・定例MTG以外:スキマ時間などご都合の良い時間にアイデア出しなどの活動
◆書類選考の結果通知について
募集終了日より2~3営業日を目途に結果のご連絡をいたします。
応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。)
<書類選考について>
◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
◎エントリー時の志望動機などの内容
上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。
※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。
※エントリー時は「オンライン面談が可能な日・時間帯」欄の記載は不要です。 - 給与/待遇
- ■ 報酬:月額1万円~3万円
事前の面談やプロジェクト開始時に関わり方の頻度や業務内容を相談の上、報酬金額のすり合わせを行います。 - 活動場所
- 原則オンラインでの活動です。
- 募集終了日
- 2022年10月23日(日)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- 株式会社御祓川 圓山晃歩/ 能登の人事部コーディネーター
- 長らく、人々の暮らしを照らす「灯り」を担ってきた伝統工芸・和ろうそく。
今や、仏閣・仏事も、私たちの暮らしから遠ざかりつつある中で、確実に和ろうそく業界は「斜陽産業」になりつつあります。
そんな中で、「和ろうそくが、暮らしの中に新たな役割を担えるとしたら、どんな役割だろう?」この問いが、ここ近年の高澤商店と共にある問いになっていると思います。
今の時代、人々の暮らしや趣味・志向も多様化し、世の中には様々なニーズが溢れています。ターゲットの設定によっては、まだまだ和ろうそくやその製造技術が活躍できる場があるはず。このプロジェクトから高澤商店にイノベーションが起こるかもしれません◎というか、ぜひ起こしたい、イノベーション!!!
そんな願いを、一緒に叶えてくださる素敵な方をお待ちしています!!!! -
お問い合わせ先 : [email protected]
/0767-54-8866
団体の紹介
1892年に創業し、能登七尾で和ろうそくを作り続けています。 七尾市は一本杉通りにお店を構え、信仰心の厚いこの土地で、和ろうそくの伝統を守りながら、現代の暮らしの中にろうそくを灯すこと、ろうそくの明かりの空間を提案しています
団体情報
- 団体名
- 株式会社高澤商店
- 代表者名
- 高澤 久
- 設立
- 1892年(明治25年)
- 従業員数
- 28名
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 和ろうそくの製造、小売、卸売
- 業種
- 製造業
- WEB
- https://www.takazawacandle.jp/
- 住所
- 石川県七尾市一本杉町11
- アクセス
- JR七尾駅より徒歩10分
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。