【2泊3日~の林業体験プログラム】100年の「熊野の木」を全国の設計事務所や工務店と連携し、一人でも多くの方に届けたい!
- 4年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
世界遺産熊野古道や日本一長いの砂礫海岸「七里御浜」、幾重にもなる田園が幻想的な「丸山千枚田」など大自然と共生する町、三重県熊野市。鹿児島県の屋久島同様に雨のよく降る地域では鎌倉時代頃から林業がとても盛んな地域で、人々の暮らしを支え続けてきました。
「野地木材工業」は、良質な「熊野の木」を最大限に生かせるものづくりとして、加工・塗装・設計といった一貫生産をしながら地域に根ざした製材会社です。100年かけて育てた大切な「熊野の木」を届けています。
現在、日本の木は世界一安くなっています。明治時代まで、木は主に人々の暮らしを支える燃料としての役割を担っていましたが、当時から「熊野の木」は建築材や樽を作る材料として使われてきました。
80年〜100年という時間をかけて育て伐採する長伐期で育てられた木が織りなす山々は、熊野地域の特徴です。長い期間と人の手をしっかり管理された木は緻密な年輪を刻み、美しく丈夫に育ちます。
昭和初期にはエネルギー確保のため、日本全国の山々は建築用木材も含めて刈り尽くされ、高度経済成長期に大規模な植樹が実施されました。その木が育った状態が今です。しかし、植樹された木が育ち今に至るまでの間には、国産木材の不足によって海外産木材の輸入も進んでいくことになってしまいました。
次第に国産木材を使った和風建築は減っていき、建築様式も変わりました。国内において行き場をなくした木は、輸出やバイオマス発電などで使用される一方で価格は下落し、建築用材として使われるものも叩き売られる状態となり「日本の木は世界一安い値段」となってしまったのです。
野地木材工業では、「100年かけて育てた大切な『熊野の木』をこれからの未来に引き継いでいきたい」という思いから、
・「熊野の木」を求めていただくための声や要望に応える仕組みづくり
・「熊野の木」をより身近に感じる機会の創出
に取り組んでいます。
プロジェクトが目指すこと
野地木材工業では一般客向けに工場や熊野を案内する「のじもくツアー」を開催しています。木のよさ、熊野のよさを実際に肌で触れて体感していただくツアーとして好評。「のじもくツアー」を通じて、
林業・製材業界では年々、高齢化が進み、野地木材工業の職人たちも世代交代の時期に差し掛かっています。
今回の研修参加者にも、製材や熊野の魅力を研修を通して、製材業や「熊野の木」、私たちの暮らす熊野への興味関心を高めていただけたら、近い将来に今度は仲間としてのお会いすることができたらという期待も持っています。
プロジェクトパートナー
野地木材工業株式会社 専務
野地 伸卓
熊野市生まれ。のじもく3兄弟の長男として、子どもの頃から身近に木がある生活を過ごす。地元高校卒業後、東京の大学に進学。音楽一家として育った3兄弟でバンドも結成し、都内で活動する。東京での生活を通じて、「木が身近にない暮らしが当たり前」ということを改めて理解し、地元の良さを再認識。「林業や製材業や地元のことをもっと知ってもらい、未来に引き継いでいきたい」という考えから、24歳でUターン。ホームページによる情報発信や製材工程のマニュアル化などを業界で先駆けて着手。日々新たな挑戦に取り組んでいる。モットーは「おもしろい(笑い、感動、納得、共感)ことを楽しむ」。
メッセージ
僕らの仕事は「ものづくり」でありながら、結果的には暮らしや生活を形にし、提案していくことです。
熊野の山で80年以上かけて育ててきた木や気候風土、地域や林業の歴史があるからこそのものづくりで、どれが欠けていても絶対に成り立ちません。「熊野の木」だからこその特別感というものを、僕らは価値があり「おもしろい」と感じています。
「おもしろい」と思ってもらえるかどうかは人によるかもしれません。そもそも体感したことがない方がほとんどです。まずはこの「おもしろさ」をあなたに体感してもらいたいです。
「のじもく」で働く仲間は移住者が多いです。人を好きであったり、人と接するのは苦手でもものづくりが好きであったり。中には岐阜県の高山から熊野へ家族で移住し、家具職人として活動しながら「のじもく」で働いてくれている仲間もいます。自分のやりたいことが熊野で実現できるなら、そんな働き方も良いと思っています。
「おもしろそうだな」。
そう感じていただけていたら熊野にぜひお越しください。あなたと出会えるのを楽しみにしています。
募集要項
- 仕事内容
- 【2泊3日】または【5泊6日】からお選びいただくことができ、両者でスケジュールは異なりますが、いずれも下記の体験を行うことができます。
1.工場での加工・製材業務
加工における補助や安全な製材作業をサポートいただきます。
2.生産管理業務
営業と製造の間をつなぐ担当者について、野地木材工業の業務全般を学び理解いただきます。
3.「のじもく」ツアー 案内業務
野地木材工業を見学されるお客様の案内をサポートいただきます。
※.研修とツアー日が重なった場合に実施。 - 期待する成果
- ・研修をきっかけに新たな知見を得ること。
・林業・製材業で働く新たな仲間やつながりを得ること。
・何か新しい商品やサービスのアイデアが生まれること。 - 得られる経験
- ・製材業の現場を体験できます。
・加工・塗装・設計など、製材の一貫生産からエンドユーザーまで届く具体的な流れを理解できます。
・顧客・自然・地域との関わり方、これからの製材業の在り方を国内だけでなくグローバルな視点から考えるきっかけを得られます。 - 対象となる人
- ・製材の仕事に関心のある人
・地方での働き方や持続可能性に関心のある人
・新たな組み合わせなど、製材業の可能性を共に考えたい人 - 活動条件
- ※プロジェクト参加者のタスクとメリット
本プロジェクトは、「令和2年度農山漁村振興交付金人材発掘事業」の体験研修プログラムとして実施されるため、参加者の方には日報・報告書の作成や、キャリアカウンセリングの受講などをお願いする一方、農山漁村での活動期間中の奨励金の支給や、農山漁村までの交通費補助(上限あり)の支給を行う予定です。
またプロジェクト期間の前後を通じて、受け入れ団体や地域のことをよく知っているコーディネーターが、みなさんを伴走支援しますので、地域のこと・しごとのこと・その他なんでも相談してください。詳しくは、プロジェクト参画決定前のリモート面談の際にお知らせします。
※プロジェクトコーディネーター
株式会社Dream3.0
担当:おうやま 昇 - 活動場所
- 三重県熊野市井戸町4185-18
- 募集終了日
- 2021年1月31日(日)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- 株式会社Dream3.0 代表 おうやま昇
- 熊野にこんな面白い会社があったのかというが、私の第一印象です。ホームページも素敵で、YOUTUBEも充実しています。地域の情熱ある面白い人が集う「熊野サミット」も野地専務が中心となって今年で5回目。これをご覧いただいたあなたもきっと面白い!ぜひお越しください!
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お問い合わせ先 : [email protected]
/090-9194-6663
団体の紹介
1963(昭和38)年に熊野市井戸町で野地久弥が野地製材所を創業したのが野地木材工業のはじまり。製材量は年間約10,000㎥で三重県においてトップクラス。世界遺産熊野古道をはじめ大自然の広がる熊野では古くから良質な木材の産地として有名です。「熊野の木」を最大限に生かせるものづくりを追求し、製材・加工・塗装など製品の一貫生産に取り組み、地域の製材所と連携しながら、職人の熟練した技術とアイデアによって幅広いニーズにお応えしています。
団体情報
- 団体名
- 野地木材工業株式会社
- 代表者名
- 野地 洋正
- 設立
- 1963(昭和38)年
- 従業員数
- 52人
- 資本金
- 1,000万円
- 業種
- 木材加工製造メーカー
- WEB
- https://www.nozimoku.co.jp/
- 住所
- 三重県熊野市井戸町4185-18
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。