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日向風花20歳。地域を未来に繋いでいく多世代の居場所を作る。 |ふるさと兼業

三重県

日向風花20歳。地域を未来に繋いでいく多世代の居場所を作る。

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募集は終了しました

日向風花20歳。地域を未来に繋いでいく多世代の居場所を作る。

プロジェクトについて

このプロジェクトでは、下記の文章を読んでいただき、本気でみんなの居場所を作りたいと思ってくださる方を募集します。

また3ヶ月を経て、拠点の運営メンバーとなってくださる方には、現地で企画内容の実行に進んで頂きます!

初めまして。三重県尾鷲市向井地区の地域おこし協力隊、日向風花です。

私は現在大学3年生でありながら、尾鷲市向井地区の地域おこし協力隊として、休学せずに両立しています。

18歳までは、生まれてからずっと、神奈川県横浜市にいました。でも2年前、親戚も友達も、知り合いが誰もいない、ここ尾鷲市にやってきました。

 

なぜか。

 

それには今までの私の人生を少し振り返らせていただきます。

私は、小学生の時に猛勉強をし、親の支えがあって、大学まで続いている附属の中学校に入ることができました。普通に勉強をして、中高大とずっと行って、都市部の企業に就職するんだろうなあとぼんやりと思っていました。けど中学校3年生くらいから私の中に芽吹き始めた思いがありました。

 

「人生の大半を占める社会人という時間を、思い切りめちゃくちゃに楽しんでやりたい」

だから私は大学生になったら、自分のやりたいこと、したいことをしようと心に決めました。晴れて大学1年生になり、自分の興味のある授業を履修しました。胸躍らせて授業に臨みました。

しかし、現実は全くそうではありませんでした。1日を振り返ると、ずっと椅子に座ってパソコンを見ているだけ。どれだけ授業で一生懸命アイデアを考えても、それはパソコンに吸い込まれて消えていきました。

 

コロナウイルスで入学式から全てオンライン授業になって、私は本当に死んだ魚になっていきました。自分から笑顔が消え、このままでは腐る。そう思いました。

 

そこから授業そっちのけでネットで情報を探しました。

そして、本当に運命的なご縁をいただいたのが、三重県尾鷲市でした。そこの小さな中小企業さんが私を住み込みインターンとして受け入れてくださることになりました。

 

インターンの毎日は、本当に辛くて楽しい日々でした。よく私はインターンの日々を、「夢中で生きている」と表現していました。そんなインターンの期間も終わりに近づきました。「まだ帰りたくない」「ここにいたほうが、自分がやりたいことをできる」そう思いました。

尾鷲市向井地区の地域おこし協力隊の募集があり、真っ先に手を挙げました。

プロジェクトが目指すこと

私の人生における目標は、「常に目をキラキラさせて、自分のやりたいことをやっている人になること」です。

そんな私には今、やりたいことがあります。

それにはまず大切な出会いからご説明させていただきます。

私が中小企業さんでのインターンの時に出会った、おわせむかい農園さんです。

もともとは火力発電所で仕事をされていました。でも火力発電所が廃止、撤退。仕事がなくなり、たくさんの人が他の街へ仕事を求めて出ていきました。でも、おわせむかい農園の岡社長は「生まれ育った街である向井地区に、もう一度子供が走り回るところを作りたい」と体験農園を始められました。

 

私はおわせむかい農園さんの決意に圧倒され、全力で応援することを決めました。それと同時に、おわせむかい農園さんのある向井地区にも思い入れを持つようになりました。

向井地区はかつては段々畑での甘夏や野菜の栽培が盛んでした。でも時代が変わるにつれ、農業で稼いでいくのが難しくなり、若者は街から出ていくようになりました。おばあちゃんたちは少しずつ、畑をするのが体力的に辛くなってきています。耕作放棄地が、一つ、また一つと増えてきてしまっています。

街には一つだけ小学校があります。全校生徒は18人です。かなり地域に開かれた学校で、運動会は地区の人も参加します。けれども、向井地区に住んでいるのに、市街地の方の小学校へ通っている子もいます。それは向井地区には学童保育施設がなく、また親が働く場所もほとんどないからです。

 

課題がたくさんな向井地区ですが、こんなに素敵なところもあります。

向井地区にはこんなに綺麗な段々畑があります。おばあちゃんたちが手作業で丁寧に野菜を育てています。

ここでしか栽培されていない、門外不出の伝統野菜「虎の尾」もあります。

そして向井地区の続いてきた文化があります。

 

こんなにも素敵なところなのに、このままでは綺麗な段々畑はどんどん耕作放棄地になり、向井小学校へ通う子も少しずつ減っていってしまうのではないでしょうか?

 

おわせむかい農園の岡社長の思いも叶えたい。そして向井地区が続いてほしいしもっと輝いてほしい。

 

そこで私は、「子供たちや地域の人が集まる、みんなの居場所」を作りたいと思いました。場所はおわせむかい農園さんの中とさせていただきました。この居場所は、向井地区を未来に繋いでいくところです。学童保育施設とは違うものにしたいと思っています。子供たち、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん。誰でもどんな用事でも来られる場所です。困ったらあそこに行こう。一人で寂しい時はあそこに行こう。そんな場所にしたいです。

 

そしてここでは地区の自然、文化が「教材」です。子供たちがおばあちゃんから漬物の作り方を教わり、逆に子供たちがおじいちゃんに畑にいる虫のことを教えてくれます。地域の自然・文化を「学びの材料」とすることで文化の継承をしたいと思っています。

 

おわせむかい農園さんのこの場所に、みんなの居場所がある。

 

みんながいつでも来られる場所があることで、街はぽっと暖かくなります。少し賑やかになります。そしてここで、上の世代から下の世代に、文化が受け継がれてゆきます。

 

このみんなの居場所があることで、向井地区の灯りは灯り続けます。

 

もうこのプロジェクトには思いを同じにしたさまざまな方が関わっています。

*デザイナー ひろもとせんせい

自身はデザイナーとして印刷物から映像、WEBデザイン、そして空間デザインなど多岐に渡りご活躍されています。みんなの居場所で、やりたいことを、いつも、とても楽しそうに語ってくださいます。

*一般社団法人Next Commons Lab 宮崎彩さん

メーカーで生産ラインを作る技術者でしたが、人材出向という形でこのプロジェクトに関わって関わられていおられます。自分の受けてきた教育に疑問を感じており、新しい学びの形を作りたい、と、このプロジェクトに強い思いを持って活動されています。

*日本郵政株式会社 萩野泰史さん

日本郵政の本社より人材出向という形で来られています。萩野さんは尾鷲市が2022年3月にゼロカーボンシティ宣言をしたことに伴い、尾鷲市全体の脱炭素の取り組みを推進されています。そして向井地区に作る「みんなの居場所」も脱炭素やサステナブルといった要素を持たせるため、さまざまな方向性で議論を進められています。

 

日向風花が今、心の底からやりたいことは、これです。

 

でも、私たちだけでは知識とアイデアが足りません。

そこで、本気で一緒にこのみんなの居場所を作り、運営していく仲間を募集します。

 

具体的には3ヶ月のプロジェクトの中で、参考となる事例のリサーチをし、また皆さんの知識を共有していただきます。そして
①全ての世代がいつでもこられて、ほっと安心する場にするにはどのような仕掛けが必要か
②向井の自然・文化をただ体験するのではなく、「学び」の材料とするにはどのような仕掛けが必要か

これらを皆さんと一緒に考えて、企画書にまとめたいと思っています。

 

また3ヶ月を経て、拠点の運営メンバーとなってくださる方には、現地で企画内容の実行に進んで頂きます!

 

プロジェクトパートナー

尾鷲市向井地区地域おこし協力隊 日向風花

まず長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。この挑戦は私にとってとても大きいものです。本当に実現できるのか、正直今は不安でいっぱいです。でも、その時にやりたいことをやり続けることが私の人生の目標です。今私が一番やりたいことは、向井地区を未来に繋ぎ、その文化を守り伝える、みんなの居場所を作ること。私は絶対になんとかみんなの居場所を作り、安定的に運用できるようにしたい。だからもっともっと仲間が必要です。みんなの居場所はより多様な人のアイデアがかけ合わさることで、より面白いものになると確信しています。私の思いを知ってくださって、あなたの心に浮かんできたアイデアを教えてください。

募集要項

仕事内容
仕事内容
【STEP 0】プロジェクトや向井地区に対する理解を深める
・現地キックオフ
・プロジェクト詳細やビジョンについて共有

【STEP 1】先行事例のリサーチ
・みんなの居場所の参考になるような事例をリサーチ、共有

【STEP 2】
向井地区を未来に繋いでいくみんなの居場所とするために、
①全ての世代がいつでもこられて、ほっと安心する場にするにはどのような仕掛けが必要か
②向井の自然・文化をただ体験するのではなく、「学び」の材料とするにはどのような仕掛けが必要か
これらを企画書にまとめる


~~3か月地点で、その後の関わり方について確認~~
3ヶ月を経て、拠点の運営メンバーとなってくださる方には、現地で企画内容の実行に進んで頂きます!
期待する成果
向井地区を未来に繋いでいく場となるための、運用の仕掛けを考え、企画書を作成すること

得られる経験
企画力を身につけられる
地域との接点を作ることができる
過疎地域のリアルを知れる
多世代交流の場づくりの立ち上げに関わることができる
地域資源を教材にした学びのプログラムを作ることができる
向井地区が大好きになる

対象となる人
文章を読んで共感し、共にみんなの居場所を作りたいと思ってくださった人
活動条件
【選考スケジュール】
☆エントリー締め切り:9月25日
☆選考:エントリー後〜9月28日
募集終了日:2022年9月25日
※エントリー締切後、選考期間が短いため、お早目のエントリーをおすすめしています!

【活動予定期間】
2022年10月~2022年12月

2022年12月以降
3ヶ月を経て拠点の運営メンバーとして仲間になっていただけたらとても嬉しいです!!

【活動方法】
・現地キックオフ(10/1~10/2 1泊2日)
・週1日オンラインミーティング
※現地でイベントなどある際にはぜひきていただけたら嬉しいです!
給与/待遇
プロボノのため無し
活動場所
●現地キックオフ
 三重県尾鷲市向井
●オンライン
募集終了日
2022年9月25日(日)
ふるさと兼業では、募集要項に特段記載がない限り、通常2営業日以内に担当よりご案内申し上げます。
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

担当地域パートナーからの推薦ポイント

NPO法人G-net 掛川遥香
実は私も足しげく通う、三重県尾鷲市でのプロジェクトです。
インターンで尾鷲に関わり始め、その挑戦はNHKなどでも密着取材されていました。
現在は地域おこし協力隊として新たに立場を変えながら、引き続き尾鷲を拠点に挑戦を続ける日向風花さん。
更なる仲間集めのためのプロジェクトですが、一過性で終わらず、継続的にかかわってくださる方とのご縁が見つかればと思っています。

いままで尾鷲に関わりが無かった方も、教育分野で新たな仕組みを作ってみたいと思っている方も、是非ご応募ください。
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162

団体の紹介

尾鷲市向井地区の地域おこし協力隊&慶應大学の3年生です。協力隊として主に向井地区の地域資源を活用した、街の活性化をミッションとして活動しております。

団体情報

団体名
尾鷲市向井地区地域おこし協力隊
代表者名
日向風花
設立
2022年6月着任
WEB
https://www.sfc.keio.ac.jp/campuslife/students/f_hinata.html
住所
〒519-3625 三重県尾鷲市向井
アクセス
JR紀勢本線 尾鷲駅 
東京から6時間、名古屋から3時間
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2024年03月18日
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2024年03月14日
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2024年02月28日
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2024年02月19日
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2024年02月07日
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