【カタログ製作】世界シェアの30%を目指すメーカーが岐阜県郡上に!?製作ディレクターと共に更なる躍進を目指す。
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
■白鳥の奇跡・世界が認めるメーカーに
郡上白鳥の林業と杉原林機
ダイアトップのある岐阜県郡上市は、昔から林業がとても盛んな地域です。特に住宅、家具の需要が増え始めた1950年代以降、その材料である木材伐採・加工は地元の中心的な産業に成長していきました。
当時、木材の伐採に欠かせないチェンソーはほとんど外国製のもの。ガイドバーの修理・メンテナンスが必要になった場合、いちいち外国メーカーに依頼するわけにもいかず、「地元で修理できないか」というニーズが自然に高まっていきました。そんな中、ダイアトップの前身である杉原林機は、チェンソーガイドバーの修理専門として創業。(ガイドバーはチェーンソーの刃物部分のこと)地元の林業を”修理”する技術で支えることをミッションにスタートしました。
杉原林機が手がける修理はとても品質がよく、培った技術と知識は「国産ブランドのチェンソーガイドバーを郡上白鳥から」という声にも後押しされ、自社製ガイドバーの開発へと向かっていきました。
そして、郡上白鳥から、国産チェンソーガイドバーブランド”SUGIHARA”が誕生。
当時の「外国製のガイドバーに負けないものを郡上白鳥から」という情熱は相当なものであったと想像できます。
世界に挑む
”SUGIHARA”は、どんどん改良され、外国製チェンソーガイドバーに劣らない品質になっていきました。先端部の超硬合金の溶接技術と剛性と軽量化に優れた”SUGIHARA”は故障も少なく、少しずつ世界で噂に。社内でも”SUGIHARA”は海外でも通用するのではないかという声が増えてきたこともあり、真剣に世界市場への進出が検討され始めました。
世界の市場に進出するとはどういうことか。
チェンソー業界には、世界のガイドバー供給のシェア半分以上をしめる、ブランドがあります。郡上白鳥にある小さな製造会社が世界に挑むことは無謀といえました。
しかし、世界のプロからの評価と”SUGIHARA”のユーザーが徐々に増え続けていることはまぎれもない現実でした。世界のユーザーの評価を信じ、世界市場に”SUGIHARA”を拡販するタイミングは今しかないのではないかと、社内の戦略も明確になり、”SUGIHARA”の本格的な世界市場進出が始まりました。
世界にSUGIHARAが広まる奇跡
現社長が就任してから、社名のダイアトップ(世界で光り輝く製品をつくり多くの人に喜んでもらう)のような企業にと、世界市場進出を更に推し進めていきました。
社長の英語力を活かし、また、海外とのコミュニケーションを円滑にするために社内体制も強化し世界に”SUGIHARA”の品質の良さを伝え続けました。
幸いなことに、”SUGIHARA”は、より良い製品を探している若いユーザーたちの目にとまりました。昔から使っている製品にこだわらない若いユーザーのニーズと価格以上に高品質な”SUGIHARA”は見事にマッチしました。こうした若いユーザーとの信頼関係を築くことでシェアは拡大。
良い製品をつくるのは、製造メーカーである以上当たり前です。しかし、良い製品が自然に世界市場で受け入れられるということでは決してありません。しかも、後発メーカーではなおさらです。
世界のプロに認められた”SUGIHARA”は、世界15カ国に広まりました。郡上白鳥の小さな製造メーカーが世界シェアの一角に加わり、世界ブランドに勝るとも劣らないものにまで成長したことは、まさに、「白鳥の奇跡」と言っていいのではないでしょうか。
■販売戦略と今後の方針について
販売戦略
<海外展開>
チェーンソーのガイドバーは、二ッチマーケットながら、全世界でみると2~3兆円の市場規模が有ります。
当社では海外への販促を行いながら、0.1%でもシェアを上げていこうという志で対企業向けのマーケティング活動を行っています。
チェーンソーは、チェーンソーアートをされるプロの方が当社の刃を指名で購入するなど、世界ではブランドとしての認知度も高くなってきています。
売上は順調に上がっており、さらなる需要も見込めると考えています。(2022年売上実績18.7億円)
今後の展開としては、ドバイ・サウジアラビア・アフリカなど、販売そのものがされていない地域への販促を視野に入れています。これから「Made in JAPAN」ブランドを欲してくるような北アフリカ等は特に注力していきたいエリアです。
<国内販売>
国内でも基本的にはtoB向けのマーケティング戦略をとっています。
草刈り機のナイロンコードカッターヘッドは国内シェア72%を誇っているほど、製品力には評価いただいています。
ただし、そもそも商材がお客様の元に届くのはほとんどがホームセンター。そこまでは多くの商社を通しています。
また、当社の商品はチェーンソーも草刈り機も部品の一部であるため、我々の名前が表に出ることはほとんどありません。
将来的には、購入前にネットやyoutubeで紹介されている動画を見るような方に「ダイアトップ」「SUGIHARA」の名前を知ってもらった状態で購入いただけるよう、WEBを使った認知活動も行っていきたいと考えています。
■カタログ作成について
■PJ内容:海外向けのパンフレット作成
120点ある商品すべての写真を撮影し、カタログにしていきます。
海外向けのため、英語での完成を目指しています。社内担当者が英訳を行いますので、コミュニケーションを取りながら進めていきます。
<募集の背景>
カタログ作成を試みる背景には、海外の企業からカタログを出してほしいという要望があります。
現状、過去に撮影した写真はあるものの抜粋用のため一部にとどまっています。すべての情報が網羅されている対外的な資料・データはまだありません。
お客様からすると、取捨選択するための情報がないため、データベースとしても使えるようにしていきたいです。
今後のブランディング刷新も含めて、ライティング含めて写真撮影をゼロベースで行いたいです。
全商品およそ120点について、カタログにしていきたいと考えています。
参考カタログURL:https://www.chainsawbars.co.uk/wp-content/uploads/Sugihara-Catalogue-AGL.pdf
<募集人材・進め方のイメージ>
■ディレクター募集
カタログ作成が初めてのため、カメラマン・ディレクター・デザイナー等それぞれの方にどのような役割をお願いするかまだつかめていません。
そのため、今回の募集ではディレクションが出来る方に参画いただき、その方を中心にコンセプト設計・カメラマンのアサイン・撮影進行・デザインづくりを進めて頂きたいと思っています。
★デザインが出来る・写真が撮れるディレクターの方も歓迎です
★カメラマンやデザイナーとチームを組んでのエントリーも歓迎です
★お抱えの方がすでにいて、カメラマンなどの費用感についてのイメージがあればそれもエントリー時にご教示ください。
■共感してもらいたい点
営業しない営業を目標にしています。
買ってください、といった売り込みではなく商品の魅力や利用者の声を吸い上げて発信する・見ただけで欲しくなるような営業にしたいです。そのための武器としてカタログを活用していきます!
二ッチだけれど商品力のあるものを自分のスキルで伸ばしていくことが面白いと思うような方に出会えることを楽しみにしています。
また、ご関心領域として、林業や農業が有ったり、木を扱う物に触れてみたいという方も歓迎です。
※エントリーの段階でポートフォリオも提出いただきたく思います。
■スケジュール感
完成期日は特にありません。必要な日数についても議論して決めていきたいです。
プロジェクトが目指すこと
現在は、製品企画・開発・製造・営業・アフターサービスまで一気通貫で行っているカスタマイズ販売が強みですが、今後は機能を備えたアウトドア商品としての市場を作る等、新たなブランディングをしていきたいと考えています。
ブランディングしていくうえで、eコマース戦略や、ロゴの刷新、統一感のある見せ方にも注力していきます。
今回のプロジェクトはこのようなブランド刷新の第一段階として、データ上のカタログを作成します。
プロジェクトパートナー
ダイアトップ株式会社 代表取締役社長 玉山隆三
ソニー技術者、ソニーグループ海外工場社長、文具メーカー社長を経てダイアトップ社長に就任。開発力を高める楽しい職場づくりで、岐阜県の魅力的な中小企業BEST10入りを目指す。
社員が成長を実感できる組織づくり
私は、2018年にダイアトップの代表取締役に就任しました。郡上白鳥は、縁もゆかりもない土地でしたが、社長を引き受けた理由としては、ニッチな市場で戦える技術力と芸術品のような美しさをもつ仕上げが魅力的な製品だと直感したからでした。川があって雪山があって豊かな自然がたくさんあるところも決断した理由の一つです。
ニッチ市場で世界のトップに立つために、事業戦略の具現化、安定した収益性、社内インフラの整備、高品質製品の持続的な開発、社員が成長を実感できる組織づくりなど、明確な目標を掲げました。
中でも、社員が成長を実感できる組織づくりは特に重要だと感じています。売上や利益は、「会社や製品をもっとよくしたい、お客様に喜んでもらいたい」という気持ちの結果です。このような社風をつくるには、社員が成長を実感できる組織づくりに重点を置く以外ないと思っています。
白鳥の奇跡を起こす
私たちは「白鳥の奇跡を起こす」というキーワード(ビジョン)のもとに全社員一丸となって本気で奇跡を起こそうとしています。
奇跡とは、どこの会社よりも社員の絆が強く、世界一の製品を開発し、世界が憧れ、地域の人が誇りに思う会社になることです。社員全員が、郡上白鳥にある小さな無名の会社でもそれを実現できると本気で信じ取り組んでいます。
これからも、ダイアトップの更なる飛躍と発展のために、社員のみんなと一緒に未来に向け奇跡を起こし続ける会社にしていく決意です。
募集要項
- 仕事内容
- 【STEP1】ダイアトップの事業内容・これまでのマーケティング戦略と今後の戦略について知る
・歴史、商品、マーケティング戦略についてお伝えします
・今後構築していきたいブランドイメージについてはまだ定まっていない部分もありますので議論して決めていきたいです
【STEP2】コンセプト設計
・ブランドコンセプトの決定・言語化
・カタログイメージ作りを進める
・カタログ写真撮影を依頼できるカメラマン・制作出来るデザイナーのアサイン
今回参加頂くディレクターの方に、アサインを主導でお願いいたします。かかる費用は企業負担です
【STEP3】撮影・制作
・カタログ作成を進めます - 期待する成果
- 【ダイアトップのブランドコンセプトが決定し、カタログ作成が完了すること】
・コンセプトが言語化されること
・カタログイメージの議論がなされた上で決定すること
・カタログが完成すること - 得られる経験
- ・二ッチだが、確かに求められている商品を自分のスキルで伸ばしていく経験
・初めてカタログを作る企業の伴走支援 - 対象となる人
- カタログ作成のディレクター1名を募集します。
・ダイアトップの製品に興味がある
・カタログ作成(WEB)等の経験がある
・地域発のメーカーの挑戦に参加してみたいと思う
・思想を言葉にまとめることが得意
・連絡がこまめな方 - 活動条件
- 契約方法:業務委託契約
活動時間・活動方法
・現地訪問(1回以上)
・オンライン会議でのコンセプト設計・ブランディングの議論
・撮影場所は問いません - 給与/待遇
- 5万円/月(1ヶ月8時間稼働を想定)×実労働月数
完成までの時間が読めないため、実働量や内容・成果によって3か月で程度で条件の見直しを考えています。
成果段階に応じて稼働量が変化する可能性はあるため、定期的な見直しを行う予定です。 - 各種手当て、福利厚生
- 交通費・プロジェクトにかかる経費は企業で負担いたします。
保険について:弊社が手配する傷害保険に加入頂きます(会社負担) - 活動場所
- オンラインをベースに考えています
- 募集終了日
- 2023年3月6日(月)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 掛川遥香
- 郡上でグローカルな事業を実際に展開しているのがダイアトップさん。
お客様に対しては高品質製品の安定供給を。そして、社員さんの働きやすさにもかなり注力されており、会社のゴールの共有、チームワーク強化、成長を実感できる組織作りもぐっと進めています。
郡上から始まる企業変革。今後もマーケティング方針を考えていくため継続してお付き合いできる方を募集しています。
個人的に草刈りをする機会があり、実際に使っている商品づくりをしている企業さんとプロジェクトが出来て光栄です!! -
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体の紹介
ダイアトップの主要製品は大きく分けて3つあります。チェンソー用のガイドバー、草刈り機用のナイロンカッター、チェンソー刈払機用グッズです。すべて「切る」に関連する製品です。
ダイアトップの主力製品であるガイドバーは一般的にはあまり知られていない製品です。しかし、林業に関わる仕事にとってなくてはならいない製品です。製造工程は、大きく分けて、粗加工・外形切削、熱処理、特殊加工、仕上げ加工に分かれており、高品質な製品を市場にだすために、それぞれの技術を身につけた社員が製造を行っています。
団体情報
- 団体名
- ダイアトップ株式会社
- 代表者名
- 玉山 隆三
- 設立
- 1969年3月1日
- 従業員数
- 85名(男性61名 女性24名)
- 資本金
- 3,000万円
- 事業内容
- ・各種チェンソー用ガイドバーの開発・製造・販売
・草刈用ナイロンコードカッターの開発・製造・販売
・造園、植木用の超硬刃付きチェンの開発・製造・販売
・各種安全保護用具の開発・製造・販売 - 業種
- メーカー
- WEB
- http://www.diatop.jp/index.html
- 住所
- 岐阜県郡上市白鳥町向小駄良809-1
- アクセス
- 長良川鉄道「美濃白鳥」駅より徒歩10分
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。