2000円で売れるノートを作る。製本業界は縮小する、それでも変わらない価値はある。”特許ノート”を道火に会社と業界の行先を共に作るマーケターを募集
- 1年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトとなります。
9/16(土)に開催する「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」後、選考がスタートします。
オンラインでのマッチングイベントになりますので、是非エントリーと合わせてご参加いただけますと幸いです。
★選考スケジュールの詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。
エントリーは事業特設サイトからとなります。”応募する”ボタンを押すと、特設サイト内、同プロジェクトに移動します。
今までもこれからも、ずっと本を作り続ける製本業界とは
紙に印刷をして本にするというアナログな情報伝達から、デジタル媒体での情報伝達へと、私たち製本業界においてもデジタル化は急速に進んでいます。
そんなデジタル世代の若い人たちにとって、「モノを作る」という製造業全般に魅力を感じないという統計も出ており結果、製本業界も若い人の人材不足となり、そして後継者不足へとつながっています。
製本会社を知っている若い人たち、製本業界に興味を持ってくれる若い人たちは、ほんとごくわずかだと思います。
若い人たちにも製本に興味を持ってもらいたいし、この製本業界で働きたいと思って欲しい。
そのためには、やはり「魅力」や「やりがい」が必要だと考えます。
まずは自社から製本会社というものの魅力、やりがいの発信。そしてその先には製本業界の魅力へとつなげていけたら…
いま私たちができる魅力の発信とは何だろう?こんなことを日々考えながら仕事をしています。
天白製本紙工と今までの取り組み
昭和55年に名古屋市天白区にて創業し、時代のニーズと共に設備の導入やスタッフの増員をしながら事業の拡大をしてきました。
デジタル化が進む中でも、紙というものの価値を多くの方に伝えていくために、紙を加工しその製品を皆さまの元に届けています。
私たちは印刷会社さまより依頼された本やパンフレットなどを作るだけではなく、デザイナーさんやクリエイターさん等と企画の段階から打ち合わせをさせていただき、どんなカタチのモノでも作りあげていくという、今までの製本会社の『一歩先』を目指しています。
<みんなのノート プロジェクト>
2021年9月より、通常の業務で発生した廃棄処分となる用紙を再利用して、自社ノートの作成を始めました。
コロナ禍だったこの頃、多くの企業の業績が悪化し、非正規雇用の方の就業機会が激減しました。また子どもたちは登校が出来ず、自宅でのリモート学習となってしまったことで、ひとり親家庭の多くは世帯主が仕事に出かけられなくなり、収入も減少するという生活困窮が社会問題になり始めていました。
そのような問題を前にして天白製本紙工として何か出来ることはないだろうかと考え、私たちはこのようなコロナ禍でも、子どもたちの「勉強がしたい」と思うその気持ちを大切にしよう、という答えに行きつきました。
子供たちの普段の食事ですらままならない家庭が多くある中で、勉強するためのノートを買うということは少なからず家庭の負担となってしまっているはず。であれば、『みんなのノート』と名付けたこのノートを、そのような境遇の子どもたちに届けて使ってもらいたい、このような想いのもとスタッフ全員で始めました。
活動を始めて3年目になる『みんなのノート』ですが、現在でも毎日当社敷地内にて無料配布をしています。
現在では地域の子どもたちだけではなく、福祉施設や保育園や幼稚園など、ここ名古屋だけではなく東京などへの無料配布の活動も行っています。
この『みんなのノート』プロジェクトですが、ノートを必要としている全ての子どもたちに届けられることを目指しています。
プロジェクトが目指すこと
オリジナルノート『toreruno/トレルノ』の周知そして販売戦略へ
当社は従業員10名程度の小さな町工場です。
その小さな町工場でも魅力となる「何か」を作り出せないだろうかと考えに考え抜いて、今までにない画期的なノート『toreruno/トレルノ』の開発・商品化を達成させました。
この『toreruno』は、20~30代の働く女性に向けて、日々持ち歩きたい、使いたいと感じてもらえるようにデザイン性はもちろん今までにない機能を持ち合わせたノートです。
そして今年(令和5年)の1月にはその『toreruno』の製本方法の特許出願も出来ました。
今後このノートを広めて行くことで当社の魅力を高め、それがひいては製本業界の魅力にも繋がっていって欲しい。若い人たちから「この天白製本紙工で働きたい」「こんなことができる製本業界で働きたい」と思ってもらえるように…
1冊100円もしないノートから、1,000円を超えるようなノートまで、市場には様々なノートがありますが、それと同じくノートに対しても様々なニーズがあると考えています。
今回開発した180度開いて書きやすく、それに加えて一枚ずつ綺麗に切り離すことができるこのノートに、価値を見出してくれるお客さまは必ずいると確信しています。
名古屋で夏と冬に開催される「クリエイターズマーケット」に出店し、この『toreruno』の機能性等を実演販売した結果、多くのお客さまから好評なお声をいただくことができ、予想以上の数量を販売することができました。
ECサイトでの販売も可能にした『toreruno』ですが、ECサイトからの販売実績はまだありません。ECサイトの販売に向けて、どのような方々、どのようなコミュニティに『toreruno』の情報発信をしていくか、またデザインや機能性といったものをどのように見せていくことが必要なのか。
このスタート地点に立っている私たちですが、少しずつ販売に向けて前進させていきたい、そう考えています。
『toreruno』を次世代ノートのスタンダードにする
特許出願したこのノートを多くの方に知っていただき、販売につなげていきたい。
自社の利益につながるだけでなく、自社の魅力や利益にもつながると考えています。
またこのようなノートを作っているのが製本会社、製本業界だということを知ってもらえれば、製本業界の認知度、魅力も高まると考えています。
魅力度の高い会社、業界に変化していくことで、若い人たちにも働いてみたいと思ってもらいたい。
『toreruno』ECサイトへの集客、そして販売へ
『toreruno』の機能性やデザイン性などをひとりでも多くの方に知っていただき、お買い求めいただくことを目指しています。
そのために『toreruno』の機能性を動画などで様々なSNSにて発信をしていきたいと考えています。またプレスリリースなどを効果的に実施し、ECサイトへの集客、販売に繋げたいと考えています。
今回のプロジェクト目標としては、プロジェクト期間中での30冊の販売を目指したいと考えています。
プロジェクトパートナー
代表取締役 上野恭嗣(うえのやすし)
30年近くこの製本業界にて多くの技術を身につけ、そして様々な知識を蓄えて、自社PCサイトでは『製本・折加工相談センター』のセンター長として全国からの製本等に関する相談やお困りごとを解決しています。
周りの人の熱い思いにとても敏感で、一緒になって熱くなってしまう面があり、そのような方々が持ち込んできてくれる、いろいろな仕事や企画といったものへのお手伝いが大好きです。
地域貢献だけでなく、自分の周りの方々の笑顔や幸せから、自分の幸せを感じています。
スタッフ 村山さやか
本づくりに携わりたく新卒で印刷会社に就職しました。その後天白製本紙工で仕事をし始めて6年ほどになり、上野とともに自社商品の企画開発、イベント参加、SNSでの広報業務などを担当しています。
文具や紙ものが好きで、もっと印刷や製本業界が盛り上がるといいなと思いながら日々の仕事に臨んでいます。
募集要項
- 仕事内容
- STEP1:2-3週間
・天白製本とtorerunoを知る
・市場調査
STEP2:4週間
・ターゲット選定
・torerunoブラッシュアップ
・戦略策定
STEP3:5週間
・情報発信
・ECサイト改善 - 期待する成果
- ・torerunoを2000円で売るためのマーケティング戦略
・2024年までに月商20万円にするための事業戦略 - 対象となる人
- ・BtoCマーケティングの知識・経験がある方
・天白製本の夢を一緒につくっていってくれる方
・前向きで向上心のある方
・相手の立場になってものを考えられる方
・自分の考えを臆さず伝えられる方 - 活動条件
- ■活動時間:週7時間ほど
■活動方法:リモート+プロジェクト序盤は週2回、慣れてきたら週1回のオンライン会議
<マッチング後の参加推奨イベント>
「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」と連動し、下記の日程でイベントを実施いたします。ご都合の合う方はぜひこちらもご参加ください。
2023年11月1日(水)18:00-20:00 合同プロジェクトキックオフ研修会
★マッチングした企業と人材での合同キックオフです。極力ご予定を調整いただけますと幸いです。
2023年12月5日(火)14:00-16:00 プロジェクト中間振り返り
2024年1月27日(土)13:00-16:00 副業兼業人材コミュニティイベント
2024年2月21日(水)13:00-15:30 成果報告シンポジウム
<選考スケジュール>
このプロジェクトは、2023年9月16日(土)に開催される「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトになります。
そのため、選考スケジュールが下記のようになりますのでご確認ください。
◆エントリー〆切日:9月20日(水)
◆選考スケジュール:【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知
※担当コーディネーターがサポートします。
◆書類選考の結果通知について
エントリー〆切日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。
応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。)
<書類選考について>
エントリー時に記載いただく、
◎ご経歴、スキル、経験
◎志望動機
などの内容で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。
◎任意で、職務経歴書やポートフォリオなどの書類を提出したい場合は、クラウド保存をしそのURLを「備考」欄に記載ください
※URLに有効期限を設定される場合には一週間以上の設定をお願いいたします。こちらご不明点がある方は、エントリーの際その旨ご連絡ください。
※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。 - 給与/待遇
- 月額4万円
- 各種手当て、福利厚生
- 訪問の際の交通費を実費負担
- 活動場所
- リモート
- 募集終了日
- 2023年9月20日(水)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 日野ひかり
- 天白製本紙工さんの夢を実現していくためのまず一歩目となるプロジェクトです。とてもアツい社長さんなので、興味を持った方は是非ご応募を!
-
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体情報
- 団体名
- 株式会社 天白製本紙工
- 代表者名
- 上野 恭嗣
- 設立
- 昭和62年8月1日
- 従業員数
- 6名
- 資本金
- 3,000千円
- 事業内容
- 東海地方唯一のPUR無線綴じ、中綴じ、平綴じ、折加工、その他紙工全般
- 業種
- 製本加工業
- WEB
- https://www.seihonshikou.com/index.html
- 住所
- 愛知県名古屋市緑区鳴海町母呂後84番地
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。