生活に仏具の伝統を取り入れる提案を! 持続可能な広報PRの土台を作りたい
- 1年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
「商品をきっかけに背景にある歴史やストーリーや文化を知ってもらいたい」という想いを込めて商品づくりをしてきました。
しかし、関心を持っていただけるお客様にどう届けるかが課題です。
SNSの使い方はおろか、パソコン作業も日常には無い職人の新たな挑戦を支えていただける方を募集します。
※本プロジェクトは、令和5年度 名古屋市「課題解決型人材活用支援事業」を活用したプロジェクトとなります。そのため、マッチング以降は以下の①・②の研修にご参加いただくことを参画者の方にお願いをしております。
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①合同キックオフ研修:10/25(水)18:30~20:00
②成果報告会:3/13(水)14:00~16:30
※②のみ副業兼業・プロボノ人材等は任意参加
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何卒ご確認よろしくお願いいたします。
★選考スケジュール詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。
■仏具といえば…?
皆さんが一番最初に思い浮かべるのは「仏壇」ではないでしょうか。伝統産業に関心のある方の中には、お寺を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。仏具とは仏教の儀式で使用する特殊な道具で、主に寺院・仏閣で使われています。木地製造・彫刻・漆塗り・彩色・蒔絵・錺金具の分業制で職人たちの手仕事で製造されています。しかしお寺に足を運ぶ機会は現代において年数回、仏壇もライフスタイルに合わせた省スペースなものが普及するなど「仏壇離れ」が急速に進む中で、産業自体が右肩下がり・職人も減少し続けています。
■課題感
私たちは寺院仏具の中でも、「丸金台」と呼ばれる「リン」を置く台を中心に製造・修理する木地職人です。実はこの「丸金台」を専門に製造する職人は、国内で私たちが最後の職人となってしまいました。「このままでは350年続いた技術と伝統工法が失われてしまう」危機感を持っています。価格が安い海外製品が主流になりつつありますが、仏具に原産地表示は義務付けられておらず、国産だと思っていたのに海外製を購入されているお客様もいらっしゃるようです。
私達が廃業すれば、国産の丸金台は別注品は愚か、修理も困難になるでしょう。技術は一度途絶えたら復活させるのは至難の業。職人の技術や文化に目を向ける人を増やすことは地道なことです。しかし一人の職人として出来ることはないのかと考え、新たな取り組みを始めました。
■私たちの新たな挑戦
商品をきっかけに背景にある歴史やストーリーや文化を知ってもらいたいという願いを込めた、生活雑貨の製造と販売です。仏具もよく見ると可愛くてお洒落なだと思いませんか?その形状の魅力などを活かし、木地製造の職人が代々継承してきた技と技術で身近に使えるものにアレンジし、お寺だけではなく身近に家でも使える、仏具ではない使い方を提案していきたいと考えています。
プロジェクトが目指すこと
私たちの新たな挑戦は商品づくりから始まりました。現在は3種の商品があります。40-50代の女性に向けて、長く使い続けられる生活雑貨であることを打ち出し商品づくりをしていこうと、アイデアベースでは様々な考えがあります。しかし、いざ商品が出来た時、ぶつかった壁は「知ってもらうこと」でした。
周りにはSNSでの発信やECサイトの立ち上げをしている職人もいますが、
・人数、かけられる時間が限られている私たちに最適な広報手段が分からない
・どのように商品の魅力を伝えたら良いか分からない
ということが壁になりました。
個人顧客への販売だけではなく、まずは商品を見てもらえる場所を増やすことが重要ではないかと考えており、ディスプレイやインテリアとして商品を使っていただけるカフェなどを開拓するというやり方に挑戦してみたいと思っています。
今回のプロジェクトでは今後の商品づくり・販促の核となるブランドコンセプトを定め、商品パンフレットなどといった形で販促活動に使える素材を作ります。そして商品を使っていただける店舗開拓を実施していきます。
プロジェクトパートナー
募集要項
- 仕事内容
- 【STEP1】仏具について学び理解を深める。
実際に実物を見ていただいたり、お話させていただきます。
【STEP2】自社の分析、市場・消費者の理解を深める
・自社の強み/弱みの分析→商品の価値の言語化
・市場調査
・ニーズ調査
・ベンチマークするブランドの選定
【STEP3】アプローチ開始
・商品の見せ方を検討し、営業資料やSNSでの広報素材の制作を行います。
→実際に店舗営業も行います。
【STEP4】運用計画の策定
持続可能は広報の土台となる運用計画の作成 - 期待する成果
- ・ブランドコンセプトの確立
・広報素材が出来る(ロゴや営業資料、SNSでの発信素材などをイメージしています)
・持続可能な広報PRのための運用計画の策定 - 得られる経験
- ・今までにない分野での広報戦略を考え、発信していく経験
・伝統文化や工芸を間近で感じ、関わることができる - 対象となる人
- 【必須スキル】
・SNSツールの発信をしたことのある方。
・マーケティングやブランディングの経験のある方。
【歓迎スキル】
・マーケティングの知見
・ディレクション・プロジェクトマネジメントの経験
・デザイン・制作のスキル
【こんな人に来てほしい】
・生産者の想いに共感し、一緒に取り組める方。
・伝統工芸や文化、モノづくりに興味のある方。 - 活動条件
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名古屋市「課題解決型人材活用支援事業」選考スケジュールについて
このプロジェクトは、令和5年度 名古屋市「課題解決型人材活用支援事業」を活用したプロジェクトとなります。
そのため、選考スケジュールが下記のようになりますので、必ずご確認のうえ、エントリーいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
◆エントリー〆切日:企業によって異なります。各企業のプロジェクト〆切をチェックしてください
◆選考スケジュール:
【1】書類選考:エントリー後、随時 ※プロジェクトによって異なる
【2】企業面接:書類選考後、随時 ※プロジェクトによって異なる
【3】合否通知:~10月23日(月)
※企業によって異なりますが、10月23日までには各企業、結果を必ずお知らせいたします
◆書類選考の結果通知について
エントリー後、随時書類選考させていただき、書類選考結果のご連絡をいたします。
各企業プロジェクトエントリー〆切日以降、1週間経過しても返信がない場合は、大変恐縮ですがご連絡いただけますと幸いです。
応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。)
<書類選考について>
◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
◎エントリー時の志望動機などの内容
上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。
※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。
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▼プロジェクト実施期間(予定)
2023年10月下旬~2024年1月末
▼稼働時間
週4~8時間程度(週1回 90分程度の打合せを含む)
▼活動方法
できれば事業所にお越しいただき、対面での打ち合わせを希望。
オンラインと組み合わせて実施します。
▼選考方法・選考スケジュール
書類選考→面談→最終の意向確認→10月25日研修からキックオフします。
▼知的財産権の取り扱いについて
プロジェクトを通して制作された資料・画像などの権利は全て企業に帰属します。 - 給与/待遇
- 月額3万円
- 各種手当て、福利厚生
- 交通費は期間中、1万円を上限に企業側が補助いたします。
- 休日休暇
- 指定なし
- 活動場所
- 名古屋市中区松原2-5-1
- 募集終了日
- 2023年9月19日(火)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 高橋ひな子
- 私たちの身の回りにある日本の伝統に関するものが海外製かもしれない、私は衝撃でした…。日本の伝統や文化に魅力を感じていても、職人さんなど作り手との接点は日常生活の中には無いものですよね。一歩踏み込んで産業の課題を解決するメンバーになっていただける方と出会えると嬉しいです!
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お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体の紹介
経済産業大臣指定の「伝統工芸士」に指定を受けて丸金台など寺院仏具製造を行っています。
団体情報
- 団体名
- 立松佛具木工業
- 代表者名
- 立松紀善
- 従業員数
- 2名
- 事業内容
- 仏具 製造・販売
- 業種
- 製造業
- 住所
- 名古屋市中区松原2-5-1
- アクセス
- 大須観音駅(徒歩10分)
- お問い合わせ状況
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2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。