田が町になっていく。米づくりが「マチヅクリ」に。『一本一喜』を開催して地域ブランド米をつくります!米とおにぎりからはじめるコミュニティづくりの広報担当者求ム!
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
▼まるたま合同会社について
まるたまは小さな循環型社会の形成を目指す会社です。人口減少問題から派生する、耕作放棄地や空き家の拡大、労働人材不足などの社会課題解決に取り組んでおります。これらを解決に導く一つの大きな手法は、こう着した地元の人々だけでない、関係人口も含んだ「新たなコミュニティの創出と醸成」をしていくことだと考えています。
現在の事業内容としては約5反(約4960㎡)の田んぼでの米づくり、おむすび&宿屋「himitsu kitchen 結」の運営、空き家のリフォーム、草刈りなどがあります。
コミュニティ・サードプレイス・新しい文化の醸成、耕作放棄地や空き家の活用、持続可能な有機農業の確立などをミッションとして掲げています。
▼なぜ米づくりなのか
田植えをするときはみんな平等。
みんなで他の人の田んぼの田植えを手伝う慣わし「結(ゆい)」が東栄町にもわずかに残っています。普段は違う意見を持つ人たちでも、日常ではしがらみを感じることがあっても、田植えをするときは役所の人も民間事業者の人も、東栄町の人も町外の人も隔たりなく、みんな一緒になって作業をします。田んぼの中ではみんな自然と仲良くなります。
まるたまはこれこそが自然なかたちのサードプレイスだと思っています。この田んぼの雰囲気をおにぎり屋や宿屋にも持ち込めるようにしています。
そしてみんな平等で対等になったコミュニティで、このまちをつくっていきたい。田んぼから町づくりをしたいんです!
▼『一本一喜』とは
通常、田植えでは数本の苗を植えるのが慣例となっていますが、実は一本の稲でも米ができます。一本のほうが力強く収量が増えることがあります。総勢100人程度でこの一本の苗をたくさん植えるお祭りをつくりたいと思っています。それが『一本一喜』です。
正直に言いますと、今年のお米づくりは失敗をしました。長い目で見て、持続可能な有機農業の確立を目指しているので思い切った減農薬で挑みましたが、農薬が少ない分、草が多くなり除草が間に合いませんでした。
まるたまの米づくりは今回でまだ2期目ですが、「うちの田んぼも使ってくれ」と言ってくれる地元の方々のお陰もあって、町内で一番広い田んぼをもっています。そのことも裏目にでました。町のおばあちゃん、おじいちゃんにも「だから農薬使えって言うたやろー」「来年は農薬使いいやー」と口々に言われました。
だから来年は絶対成功させたい。手間暇かかるやり方だけど、持続可能な有機農業の確立のために、米づくりからまちづくりに関わりたいと思ってくれる人をこの『一本一喜』で100人集めて、農薬をあまり使わない農法でこの町の特産品となるお米をつくりたいと切に望んでいます。
育てる米は特Aランクのミネアサヒです。近くの新城市のJAではすぐに売り切れてしまうほどの人気のお米で、あまり市場に出回っていないため「幻の米」と言われています。お米は農薬の量を減らすことで「特別栽培米」を名乗れます。このミネアサヒを減農薬で特別栽培米にして更に価値を高めたいと考えています。このミネアサヒは中山間地域に適していて、小粒でもちもちしていておにぎりにも向いている品種となります。
そしてこの『一本一喜』を毎年恒例のお祭り行事にして、そこからまちづくりを一緒にやっていく仲間を増やしていきたいと考えています。
米の名は─。「マチヅクリ」。
そんなことを妄想しながら、物語を描いています。
▼取り組むプロジェクト
とても悔しい思いをしたので、来年の田植えの時期へ向けた準備をもう開始したいと思っています。
『一本一喜』をカタチにしていく企画と広報メンバーを募集します。絶対に制作したいのは想いの伝わる動画とウェブページです。また、まるたまHPも完成し切れていないので、『一本一喜』を含むまるたま合同会社の構想を一枚にした青写真の制作から始めたいと考えています。
世の中のまだどこにも発信されていない、まるたま合同会社の木村と澤井のあたまの中にある構想を整理して言語化し、可視化・発信していくことのお手伝いをして欲しいです。
プロジェクトが目指すこと
『一本一喜』を通じて町内外の人がフラットになったコミュニティをつくりたいと思っています。まずは純粋にそれを毎年楽しめるお祭りにしたいと考えています。その中から他にもまちづくりに関わりたいと思ってくれる人と色んなことに取り組んでいきたいです。
また、まるたまの運営する「himitsu kitchen 結」がある東栄町の本郷は町の中心地です。自転車さんぽの休憩所Bicycle Pitが今はありますが、そこを野菜の直売所にしたいと考えています。放っておくと何も考えずに近所の農家さんが何でも100円で売ってしまうのでちゃんと価値をつけて見合った価格で販売していきたいです。
少しずつ関わってくれる大学生も出始めているのでそんな大学生が過ごしやすいシェアハウスもつくっていきたいです。地域経済がちゃんと循環していくためにも量り売りの店もつくりたいと考えています。地産地消大事だねーって言いつつも、町の人はみんな浜松に週末買い物にいく現状があります。
この「himitsu kitchen 結」のある町の中心地の通りに、あったらいいねというものを『一本一喜』をきっかけにした仲間とどんどんつくっていきたいです。
『一本一喜』は、今後のまるたま事業の柱となるものであり、この町を蘇らせる切り札だと考えています。
プロジェクトパートナー
木村圭太
生年月日:1984年1月19日生まれ
出 身 :愛知県豊田市
最終学歴:広島大学大学院 総合科学研究科
趣 味 :散歩、星空観察
特 技 :草刈り、事務処理、料理
好きな本:『アルケミスト』
座右の銘:一つ拾えば一つだけきれいになる(鍵山秀三郎氏)
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2006年4月 広島大学大学院 総合科学研究科博士課程 入学(2008年3月修了)
2009年4月 株式会社 日本マーケティング研究所グループ
株式会社 マーケティングコミュニケーションズ 入社(1年半勤務)
2011年10月 長崎県庁 入庁(9年半勤務)
2020年4月 ゲストハウスでのフリーアコモデーション、WWOOFでの農業(約半年)
大学及び大学院では、人類学、民俗学、歴史学、哲学を中心として人文科学領域を幅広く専攻。
大学院修了後にバックパッカーとして1年間世界中を一人旅し、東洋と西洋の異文化に触れる。
民間企業である日本マーケティング研究所グループでは、調査企画職として住宅メーカーの顧客分析や社内イントラネットコンテンツ作成等を担当。提案・営業や消費者へのインタビュー、アンケート作成、分析結果レポート作成に従事し、一通りのマーケティングスキルを学んだ。
公的機関である長崎県庁では、農林部、税務部(総務関係あり)、企画振興部(知事直轄)に所属した。農林部においては県内市町担当の取りまとめ役として、税務部では窓口対応や滞納者への納税計画提案の徴税吏員として、企画振興部では幹部職員のマネージャーや住民意見の取りまとめ役として公務に従事し、広く行政職のスキルを学んだ。
長崎県庁を退職後、ゲストハウスや農場での短期労働を経験し、店舗運営や経営の一部を学び、事業の着想を得た後、東栄町にて弊社澤井と出会い起業に至る。
澤井 一慶
生年月日:1984年4月21日生まれ
出 身 :静岡県浜松市浜北区
最終学歴:金沢工業大学工学研究科建築学専攻
趣 味 :アウトドア、サッカー、かき氷
特 技 :DIY、接客
好きな本:『キッチン』(吉本ばなな)
座右の銘:人生無駄なことなど一つもない
保有資格:一級建築士・一級建築施工管理技士
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2003年4月 金沢工業大学工学部建築学科 入学(2007年卒業)
2007年4月 金沢工業大学工学研究科建築学専攻 入学(2009年修了)
2009年4月 株式会社長谷守保建築計画 就職(1年半勤務)
20010年9月 大東建託 株式会社 入社(9年半勤務)
2020年6月 てらじま建築設計 設立
大学及び大学院では、建築学の基礎的な部分から、研究室でより専門的な建築の工法等について学んだ。特に、座学だけでなく金沢の街中をライトアップするプロジェクト『月見光路』や、国土交通省の住宅・建築物省CO2推進モデル事業に選ばれた『アルミプロジェクト』など実際にものづくりを行う事も多く経験した。
大学院在学中に、インターンシップでお世話になった、浜松の設計事務所、(株)長谷守保建築計画に就職。木造建築を中心に、注文住宅、小規模店舗の図面作成、現場監理、申請業務など設計事務所業務の一通りの業務、並びに接客業務を習得した。
大東建託(株)では、設計職として従事。前職で身につけたスキルをベースに、木造(2x4)、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の集合住宅の設計、監理業務を行った。6年目からはチーフとして、年間15棟位のペースで物件を担当しながらも、知人宅設計、自宅の設計を行い、設計スキルと共に仕事の管理スキルも習得した。
在職中に、知人の紹介で東栄町に訪れ、空き家案内を受けていく中で、東栄町本郷にて物件に出会い、仲間のセルフビルドにて「囲炉裏 bar燈」を製作した。
設計事務所として独立開業するために、大東建託(株)を退職。その年の6月に「てらじま建築設計」を設立。その後、東栄町で木村と出会い起業に至る。
募集要項
- 仕事内容
- ▼STEP1 東栄町とまるたまの理解、代表社員木村と澤井との脳内同期→それらを1つの青写真に(開始から3週間程度)
東栄町を五感で感じて、代表社員である木村と澤井の構想・ビジョンをシャワーのように浴びてください。出てきたものを全て拾ってキーワード化します。キーワードを文章や図、絵にしながら、まるたまの構想を一枚の青写真にまとめます。
▼STEP2 一本一喜の企画とまとめ(開始1ヶ月後程度から)
米づくりからのまちづくりを進めていくための大軸となる一本一喜のつくりこみをします。いつ・どのように・誰と誰が・何のために行うのかなどを企画にしていきます。企画が済んだら、一本一喜からこの町に関わってくれる人を集めるための動画とウェブページづくりに着手します。映画トレーラーのようなものを想定していて、おもしろくも感動するものをつくりたいと考えています。ここに全てを入れ込んで表現したいと思っています。
▼STEP3 一本一喜実行委員会オープン(最後1ヶ月程度)
時間的に取り組めそうであれば、制作した動画やウェブページをツールとして使いながら、一本一喜をともにつくりあげてくれる仲間を募集していきたいと思います。今回このプロジェクトに関わってくれたメンバーも実行委員会の一員になってもらえたら嬉しいです。 - 期待する成果
- ・まるたま合同会社のビジョンが可視化される
・一本一喜の企画がまとまる
・一本一喜の告知動画が完成する
・一本一喜の紹介ページが完成する
・一本一喜実行委員会がオープンする(and moreの領域) - 得られる経験
- 【具体】
・本気でこの町のことを考えるビジョナリーリーダーと本気のプロジェクトに取り組める
・想いやワクワク先行型のビジョナリーリーダーと組んで、1つ1つ言葉や企画に落とし込んでそれを進めていく経験
・田んぼの前ではみんな平等という価値観から出発したまちづくりを実行していく経験
【抽象】
・地域事業者と関係人口でまちづくりをしていく経験
・想いやワクワクを動画やページで表現していく経験
・楽しみながらまちづくりをしていくコミュニティをつくっていく経験 - 対象となる人
- 【前提】
・コミュニティをつくり運営していくことを視野にいれて活動しているため、人と人、人と自然との「関係性」を大切にすることができること
【必須スキル】
・言語化していくことが得意な人
・よくわからないことをおもしろがって、でもマジメに町のためになる取り組みをしていける人
・フォロワーシップ
【歓迎スキル】
・動画制作
・ウェブページ制作(ペライチやワードプレスなどの想定)
・メディア発信の方法確立(HP、Instagram、Facebookなど、特に町外向け、Z世代への訴求)
・新規事業立ち上げ経験のある人 - 活動条件
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・このプロジェクトは、愛知県交流居住センターの「あいちの山里 ふるさと兼業事業(兼業・副業・プロボノ人材受け入れによる地域活性化・雇用力強化事業)」として実施いたします。
・同事業内で実施する他のプロジェクトと、2023年3月23日(木)14:00-15:30に共有会を実施します。本プロジェクトに参画される方は、可能な限りこの共有会へご参加ください。
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【選考について】
応募者多数の場合、書類選考を実施いたします。
・スケジュール
◆エントリー締め切り:10月23日(日)23:59
◆10月31日頃、書類選考結果のご案内をいたします
◆【1】書類選考→【2】オンライン面接→【3】合否通知
・書類選考の結果通知について
エントリー締め切り日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。
・書類選考
◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
◎エントリー時の志望動機の内容
上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。
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【活動予定期間】
・2022年11月~1月
【勤務時間】
・すき間時間での活動でOK
【活動頻度】
・定例ミーティング週1回程度
【活動方法・手段】
・基本オンライン。リモート可。
・理想だけをお伝えするならhimitsu kitchen 結の2階宿泊所に住み込みできる人
【よく使うオンラインツール等】
・LINE
・zoom - 給与/待遇
- ・給与月額3~10万円支給(動画制作とWEBページ制作にあたっての専門性や関与度/コミットによって協議により決定します)
・或いは来年2023年9月に収穫されたお米一俵(60㎏)から二俵(120㎏) - 各種手当て、福利厚生
- ・現地での業務の場合は宿泊を無償提供(温泉半額チケット付き)
・現地訪問の際のおにぎり支給(リモートワーカーの方の場合)
・現地訪問の際のまちあるき・地域巡りのコーディネート
・ワーケーションの際の場所とWi-Fi提供
【保険】
・ふるさと兼業の提携保険で対応(詳細、確認と協議により決定) - 休日休暇
- 年中稼働
兼業者の休日休暇は協議により決定 - 活動場所
- ・基本オンライン
・現地フィールドワークなどの場合は愛知県北設楽郡東栄町本郷南万場3−12 - 募集終了日
- 2022年10月24日(月)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
-
募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 田中勲
- 何をするのか決めないまま拠点のリノベーションに入るなど、想いやワクワク先行型で進めていく木村さん。見切り発車な部分はあっても町への想いやまちづくりの理想についてのビジョンがある方だと感じました。
想いとビジョンはあるけど、言語化されきっていない、まだまとまっていない、手法論がみえていない。こういった方を応援することで東栄町の未来に私は繋がっていく気がしました。
ぜひ一緒にまるたま合同会社とワクワクしながらまちづくりをしましょう。 -
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体の紹介
まるたまは、企画・コミュニティマネジメント等ソフト面を担当する木村と、建築設計・環境づくり等ハード面を担当する澤井からなる、小さな循環型社会の形成を目指す会社です。
人口減少問題から派生する、耕作放棄地や空き家の拡大、労働人材不足などの社会課題解決に取り組んでおります。
現在の事業内容としては約5反(約4960㎡)の田んぼでの米づくり、おむすび&宿屋「himitsu kitchen 結」の運営、空き家のリフォーム、草刈りなどがあります。
コミュニティ・サードプレイス・新しい文化の醸成、耕作放棄地や空き家の活用、持続可能な有機農業の確立などをミッションとして掲げています。
団体情報
- 団体名
- まるたま合同会社
- 代表者名
- 木村圭太
- 設立
- 2021年7月21日
- 従業員数
- 2名(代表社員2名)
- 資本金
- 200万円
- 事業内容
- ・お米づくり(約5反)
・おむすび&宿屋「himitsu kitchen 結」の運営
・空き家のリフォーム
・草刈り
・各種企画制作/運営 - 業種
- 飲食業、旅館業等
- WEB
- https://marutamagk.com/
- 住所
- 愛知県北設楽郡東栄町本郷南万場3−12
- アクセス
- JR飯田線 東栄駅から車またはバスで10分
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。