新宿の「ごちゃまぜ交流」の場を子どもたちに届けたい。企画・広報のチームメンバーを募集。
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
本プロジェクトはふるさと兼業ソーシャルビジネス支援プログラムにて実施しています。
ソーシャルビジネスに取り組むNPOや一般社団法人などの社会課題・地域課題解決のための事業を対象に副業・兼業・プロボノの受け入れプロジェクトを毎月1件程度、ふるさと兼業で無償でコーディネートします。
※選考期間について※
選考期間終了後から選考を始める予定です。そのため、書類選考のご連絡が3月27日以降になってしまう可能性があります。
お時間をいただき大変申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
東京都、新宿区に多世代で多様な人が集まり、 “ごちゃまぜ交流“できる場を作る
社会が複雑化している中で、家庭環境の違いや、外国にルーツを持つ子どもたち、特性、疾患や障がいの有無など、日本にいる子どもたちの状況は多様化しています。しかし、こうした多様化に人々の理解は乏しいのが現状です。 他人への理解を持てない状況から、特に都心部では違う立場の人達とのつながりが希薄になっていることが多くあります。 これによって、何か困っている人に手を差し伸べられない社会になり、必要なサポートを受けられず孤立化する子どもたちや、家庭があり、ときに差別や偏見なども見受けられる場合もあります。
運営しているこども食堂「ごはんと学び」は必要なサポートが少しでも届くように新宿区にて行っています。 コンセプトとして大事にしているのは、子どもたちができるだけ早いうちに多くの人と交流することで、世の中にはさまざまな人がいるということを知ってもらうことです。多様性やインクルーシブを実際に理解するために、特性や個性、障害、ジェンダー、人種などのカテゴライズをできるだけなくした “ごちゃまぜ交流“ は欠かせないと思っています。 関わりの薄い社会で困っている他人に手を差し伸べない社会にならないように、 こどもたちが親でも学校でもないところで、関われる大人を増やすことで、社会とつながりを持てるようにしたいと思っています。 また、私は獣医学博士でもあるので、動物とのふれあいやアニマルセラピーなども取り入れて子どもたちの居場所を作って行きたいと思っています。
「ごはんと学び」を定期開催し、誰もが気軽に来られる場所へ
コンセプトとしては、交流と学びを大事にしています。 2つとも、今の活動の根幹であると言えます。
■ごはん
月2回ほど、区の施設を借りてボランティアさんと一緒に運営しています。 だれでも低価格でごはんを食べられる場です。 手作りの美味しいごはんをみんな一緒に食べることで、コミュニケーションを増やし、地域や人とのつながりを感じる重要な機会となります。子どもたちも可能な範囲でごはんづくりなどのお手伝いに参加することで、社会性を自然に学ぶことにもつながります。
■学び
子どもたちが、家でも学校でもないところで学びができる第三の空間として運営しています。 美味しいごはんやおやつによって学習意欲が高まるような環境づくりを行っています。楽しい学びの場を提供することで、学習の土台づくりや知的好奇心を向上させることにもつながると考えています。
用意している教材は幅広く、目で楽しむものからしっかりした受験対策用まで揃えています。英語学習にも力を入れ、実用的な英語を学べるよう、絵本から本格的なテキストまであります。
学習方法としては自習をベースにしています。がっつり勉強ではなく、やりたい子がやりたいペースでやれるような場を意識して場を作っています。支援するときは子どものペースや特性を尊重し、先生目線でなく、一緒に学ぶことを大事にしています。
■イベント実施
ごはんや学びのスピンオフ企画として、子どもたちの居場所につながるようなイベントの企画実施も行っています。代表の平川は獣医学博士でもあるので、動物たちと触れ合うイベントや、アニマルセラピーの企画なども少しづつ実施しています。
この前は補助犬とのふれあいイベントを企画し実行しました。
「ごはんと学び」の存在、場所を知らない人に届けたい
現在、「ごはんと学び」の運用は主に代表平川が1名で行っています。 団体としての課題はこの居場所を活用してほしい人へ広報が出来ていないことです。 現状は知り合いづてに参加者が集まっていますが、広告をみて、行ってみようと思う子どもたちに来てもらえるような状態を作って行きたいと思っています。また、幅広くさまざまなご家庭に気軽に利用してほしいと思います。
その背景には背中を預けられる仲間が少ないという現状が。 今回は代表である私と一緒に広報、企画内容を考え、少しづつでも実施していただける方を募集します。 「参加者を集める、必要としている人に情報が届く」ようになるために、一緒に考えていただける方を募集します。
もちろん効果的な広報を計画していくことも必要だと思ってはいますが、まずは一緒に広報を実施しながら、 今後持続可能な広報の仕組みをご一緒に検討いただけますと嬉しいです。
プロジェクトが目指すこと
重要なのは限らないこと。みんな居ていい、というごちゃまぜの正解。それは障がいがあろうがなかろうが、国籍も世代も関係なく居ていい場所。
私は「ごはんと学び」を広げていくことを通して
・子どもたちがフラットな目線で関わる大人と出会える場所
・特性や個性、障害、ジェンダー、人種も関係なく、フラットに参加できる場にすることで、お互いに関わり相手を学び、知ること
・子どもたちが見て感じる学びを通し、自分で考え行動することを実践する場
を実現していきたいと思っています。
また、子どもたちが多様性に触れることで、自分たち以外への関心や理解を高め、多様な人に理解のある社会にしていきたいと思っています。そうすることで、学びや特性の困りごと、学校に行けない、心や身体の病など、さまざまな問題や悩みを抱える子どもたちへの理解や支援を増やしていきたいと考えています。
活動をより広く周知し、多くの人に出会いの場をつくる
参加者の幅を広げることで、ごちゃまぜの交流が必要な参加者を増やしていきたい。 孤立してしまう子どもやその親たちをを減らしていきたい。
誰でも行っていい居場所がある、と気軽に立ち寄れる感じで来る人が増えてほしいと思っています。特定の家庭を対象とする従来の子ども食堂ではなく、地域のごちゃまぜ交流の場として定着していきたいと思っています。そして、アニマルセラピーなどの企画も実施していき、より子どもたちをサポートできる環境を目指します。 また、この広報をきっかけに「ごはんと学び」の場を一緒に作ってくださる仲間となる方とも出会いたいと思っています。
「ごはんと学び」の運営チームをつくる
今後も新宿区にごちゃまぜ交流ができる場所として「ごはんと学び」を実施していくため、運営チームを編成していきたいと考えています。 ごはん担当チーム、学び担当チーム、そして企画広報チームを作りたいと思っています。 今回の募集で企画広報チームにご参画いただける方と出会えると嬉しいです。
プロジェクトパートナー
代表 平川ミア
【プロフィール】
獣医学博士。ヒトや動物の研究を行う傍ら、特性を持つ子どもたちの支援をする。日本での多様性やインクルーシブの在り方に疑問を持ち、自然な形でごちゃまぜ交流を目指すため、2021年より地域の居場所づくりを本格的に始動。美味しいごはんと楽しい学びの機会を提供する「ごはんと学び」は、子どもやその保護者が気軽に地域のつながりを感じる居場所。また、動物の専門知識を生かし、動物と人との関わりを大事にしたプログラムやイベントで、補助犬やアニマルセラピーの啓発活動を積極的に行う。
【ご応募いただく皆様へ】
長く凸凹の子どもたちの支援を行ってきた父の影響で、私自身もさまざまな状況の子どもたちとこれまで関わってきました。
そのような中で、誰にも相談できずに事態が深刻化してしまうケースをたくさん見てきました。その度に、もっと早い段階で相談できる人が周りにいたら、と人とのつながりは重要であると痛感してきたのです。
こうした孤立化を防ぐため、地域の中でもっと人とのつながりを感じる場所をつくろう、と新宿区の助成を受けてスタートしたのが「ごはんと学び」です。開催を重ねる度に、参加者の子どもたちが、ボランティアや他の参加者との交流を通し、めざましく成長していくのを実感しています。ごちゃまぜ交流による、自然な人とのつながり。これによって思いやりや支えあいの心を真に理解するのだと思います。
この ”ごちゃまぜ交流” ができる居場所というのは、現代の分割していく社会の中でとても重要な意味があると感じています。ごちゃまぜであることを通して、子どもたちには、世界にはさまざまな人がいるということを知り、手を差し伸べることができる距離感で生きていけるようになってほしいと願っています。
「ごはんと学び」はもともとは凸凹の子どもたちの居場所として考えていましたが、特にこうした子どもたちにとってごちゃまぜ交流の場は重要です。コミュニケーション、生活スキルの向上には、年齢や学校も異なる ”ごちゃまぜ交流” が役立つと感じています。
また、彼らに限らず、誰もが気軽に人とのつながりを持ち、困ったときに支えあうことができる機会としても大切な交流の場なのです。
一方、私は獣医学博士のため、動物とのふれあいも子どもに対する教育において重要な役割を担っていると考えています。
日本では動物に対する考え方は非常に遅れていますが、海外では、自閉症や精神障害、糖尿病などの障がいや疾患にも補助犬が公式に認められています。医療や教育には特に活用されていますので、正しい理解の上にアニマルセラピーや動物たちとのふれあいもこの活動に活かしていきたいと思っています。
現在は広報企画については私一人で取り組んでいるので、回せていない部分も沢山あります。
もし少しでも広報、企画についてご一緒出来る方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募いただけますと幸いです。
募集要項
- 仕事内容
- Step1 団体、現状の共有(1カ月)
・なるべく現地にも来ていただき、活動内容を知り、様子などを共有する。
・また、私達とも話をしながら団体として何をしていきたいか、という部分を確認します。
Step2 集客のために広報できそうなこと、必要な企画を洗い出し、できるところから実行する(2カ月目)
・SNSへの投稿一つでも、現状できていないことがあるので、現場で撮影した内容の投稿や、実施内容の投稿などを作成して行っていく。
・また具体的に実施できそうな企画があればリスト化し、可能なものから実施していく。
Step3 広報の実施をしたことをまとめ、効果を検証し、広報を続けていく上でのマニュアルや素材を作成する(3カ月~4カ月)
・実施した内容の効果を検討し、修正を加えて実行する。
・定期的に広報を実施していけるような計画を立てる。
Step4 広報していく上で必要な企画を立てて実行していく。(3カ月目~4カ月目)
・実施できそうな企画リストのブラッシュアップ。
・実行が可能であれば実施する。
(Step3とStep4を平行で実施をしていく想定をしています) - 期待する成果
- ・「ごはんと学び」の広報や企画について代表と話しつつ、できる部分から実施していくこと
・現状でできる広報、企画の洗い出し
【企画部分】
・実施できる企画の計画づくり
・企画の提案
・企画実行の準備
【広報部分】
・広報素材づくり
・こどもたちに対して「ごはんと学び」の存在を広報する計画を立てる
・広報を実施しながら、こどもたちに対して効果的な広報の方法を検討する
上記の中から何か少しでも実行し前進につなげたいと考えています。
もし少しでもご一緒していただける方がいらっしゃいましたら、お話させてください。 - 得られる経験
- ・子どもたちに対して多様な人達と合う場、フラットな大人と会える場を提供する側として活動する
・参加者を増やし子どもにとって出会いの場を増やしていくことができる
・参加する子どもたちとの出会いや、ボランティアさん同士の交流
・地域の子どもたちが動物に触れ合えるような企画を立てることができる
・子どもたちの居場所になるようなところの広報を実施する - 対象となる人
- ・TokyoKidsSuppoterの作っていきたい場所の考え方に共感できる方
・広報や企画の経験のある方、もしくはこれからやっていきたい方
・他者とやりとりをしながら一緒に進められる方
・新宿をもっと良いまちにしたいと思っている方
・今まで関わっていなかったから見えてくる目線を持って意見を伝えてくれる方
・参加者への周知を新しい目線で考えてくれる方
・連絡をしっかり取ることができる方
【募集人数】
・2名程度募集
- 活動条件
- ■活動時間:週4時間程度
■活動方法:
基本的にはオンライン上で行いたいと思っています。
現地訪問ももちろん大歓迎です。
■活動期間:4カ月間を予定。
長期的に関わってくださる方も大歓迎です。
【選考について】--------------------------------------------------------
・スケジュール
◆エントリー締め切り:3月27日(月)
◆エントリー締め切り後、随時日程調整
◆【1】マイページ内容確認→【2】団体面談→【3】結果通知
・結果通知について
本プロジェクトは多数の応募をいただいた場合、3月27日のエントリー締切後に面談を致します。その後、結果のご連絡をいたします。
【3月27日】ごろにご連絡させていただきます。
・マイページ内容確認について
◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
◎エントリー時の志望動機の内容
多数の応募をいただいた場合はマイページの内容と志望理由を元に面談実施者を絞らせていただく可能性があります。
また最終的にプロボノ契約を結ぶ方を絞らせていただく可能性もございます。
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■知的財産権の取り扱いについて
本プログラム期間中に発生した著作権及び工業所有権等の成果物の所有権の一切は、TokyoKidsSupporterに帰属します。 - 給与/待遇
- プロボノを募集します。
- 各種手当て、福利厚生
- この居場所づくりは助成金が基本的な財源となっています。
そのため報酬や福利厚生費、交通費の支給などが厳しい状況です。
大変心苦しいですが現地訪問の際の交通費はご自身でご負担頂ければ幸いです。 - 休日休暇
- ■保険について
ボランティア保険、行事保険 - 活動場所
- 初月、プロジェクトに同席を行い進め方などをサポートさせて頂きます。
- 募集終了日
- 2023年3月27日(月)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 志知加奈
- 代表の平川さんとのお話は納得することばかりでした。都会の他人との距離感の遠さは何かがあったときに助けられない、他人事になっていく危険があります。しかし、日々の生活の中で多様な人と出会うということは難しいのも事実です。自分と違う状況の人がいる、ということを知ることがその後、人との関わり方を変えていくと私も思っています。新宿という人が多い環境の中、子どもたちに出会いの機会を作ることはとても大事なことであり、未来が明るくなっていく活動です。皆様のお時間の中で、ぜひ少しでも都会に住む子どもたちの場所づくり、そして自分たちにとっての場所づくりに関わっていただけたら嬉しいなと思います。
-
お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体の紹介
誰でも気軽に立ち寄れる、地域のみんなの居場所づくりをしています。「ごはんと学び」は毎月第4月曜日に開催し、美味しいごはんと楽しい学びの機会を提供しています。従来の子ども食堂とは異なり、さまざまな学びができる多様な役割を担っています。子どもたちが、人とのつながりや助け合い支え合いの気持ちを自然に学べるような、優しいインクルーシブな環境づくりを目指しています。
団体情報
- 団体名
- Tokyo Kids Supporter(任意団体)
- 代表者名
- 平川 みあ
- 設立
- 2021年4月1日
- 従業員数
- 代表1名
ボランティア10名程度 - 資本金
- 助成金を財源として活動中。
- 事業内容
- 子どもの居場所づくり
・ごはんの提供
・学習支援
・イベント企画 - 業種
- こども支援、学習支援
- WEB
- https://tks21.jimdofree.com/
- 住所
- 新宿区若松町12-6
- アクセス
- 若松河田駅から徒歩5分
- お問い合わせ状況
-
2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。