介護離職を防ぐ。「わたしの看護婦さん」を全国展開する事業開発/マーケティングパートナーを募集!
- 4年前
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募集は終了しました
プロジェクトの特徴
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プロジェクトについて
「介護」と聞くと、「今は元気だけど、いつから必要になるだろう」「地方に住む親のことが心配」といった漠然とした不安。また一方で、「まだピンとこない」人も多いのではないでしょうか。けれど誰しもに関係がある「介護」、決して他人事ではないはずです。
例えば家族の介護が必要になったとき。親御さんの介護を理由に仕事やプライベートを後回しにせざるを得なかったり、一方の親御さんも、子どもたちの仕事や生活の邪魔をしたくない、という思いから、自分自身の楽しみを犠牲にして希望を口にすることを我慢する人もいらっしゃいます。そうしてお互いの「余裕」が無くなってしまうと、介護を理由に親子関係が綻びはじめてしまう。そんなことも珍しくはありません。
親子が良好な関係であり続けるために。それぞれが負担なく過ごすために、医療福祉の専門家である看護師が介護保険適応外サービスを提供するのが「わたしの看護婦さん」。鳥取で生まれたモデルは現在、東京、大阪、横浜、広島、愛知など約8エリアへ展開しています。今回のプロジェクトでは、主要都市における利用顧客や担い手(看護師)の獲得を目指し、全国展開をともに推進する事業開発/マーケティングをサポートして下さるパートナーを募集します。
|介護の負担を減らし、介護と仕事が実現できる社会へ
掃除、洗濯、食事介助、生活のための買い物などの生活に必要な最低限のサービスは“介護保険サービス”として安い料金で利用できますが、『病院受診への付き添い』『定期的な見守り』『買い物ついでに銀行へ寄る』ことなどは“介護保険の適用外”。こぼれたニーズを支えるのは同居する家族や遠くに暮らす子どもたちです。
今、介護を理由に離職する人は年間約10万人、6,500億円の損失だと言われ、また物理的な距離や仕事の負担から、親の介護に関わりたい子どもはわずか18%(18−25歳、独自調査)、高齢者は増えるものの担い手が更に不足することが予測されます。一方、資格を持ちながら育児や仕事の忙しさを理由に働いていない潜在看護師は約70万人。
「わたしの看護婦さん」は、きめ細かな介護サービスにより高齢者の暮らしと家族の生活を支えること、柔軟な働き方によって潜在的な看護師の「働く機会を創出」するサービスです。
プロジェクトが目指すこと
今回のプロジェクトでは地方・鳥取発のモデルを全国へ、特に需要の多い東京近郊での展開を目指しています。全国展開へ向けては、2つの課題意識がありました。
一つは、『“介護は家族がするもの”という根深い考え』です。親の介護が必要になった際には「家族がお願いします」と言われることは決して珍しくありません。遠く離れた場所に暮らしていれば、急な病院受診に対応する金銭・時間的な負担もあります。仕事や子育てに介護が重なれば…余裕がなくなることで大好きな人を嫌いになってしまうかもしれません。
共働き世帯の増加やテクノロジーを駆使したベビーシッターサービスによって子育て事情が少しずつ変わりはじめているように、介護も時代に合わせて変化することで、一人で悩みを抱え込む人を減らしたいと考えています。
もう一つは、『事業として成長させること』です。私たちは看護師、介護士などの医療職が多く『困っている人を助けたい』を原動力に献身的に動く一方で、利用者様を増やす営業活動をはじめ「事業として成り立たせること」は後回しになりがちでした。今後も増え続ける高齢者とそのご家族を支える介護インフラとしてサービスを届けていくために、戦略を描き、利用会員様や支援者を増やし事業を成長させる事が、いままさに必要な局面だと考えています。
これら2つの課題を乗り越えることで、家族を支える介護インフラとして確立し、新しい介護の常識をつくっていくことを目指します。
プロジェクトパートナー
N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社 代表
看護師 ケアマネージャー
神戸 貴子
私が介護保険サービスを利用しながら介護していた頃、利用内容や時間に融通が利きづらく、迅速性がないという「不便さ」に困った経験があります。 今は家族の形態も変わり、あらゆる人のニーズに応えるには、だれもが介護や育児に関わりやすい環境にしなければなりません。 介護を受けられる方にとって、安心して地域で暮らして頂くことはもちろんのこと、介護・育児をする方も心地よく介護・育児が出来る社会環境でなければ、家族全体の安心は守られないと感じます。 「わたしの看護婦さん」は、介護する人、保育する人の立場も保障し、家庭内、地域の安心と安らぎを提供するものです。家庭内の安心が増幅できることで、少子高齢、核家族化の日本も変化していくと考えています。 私たちが皆さんの力になります。 そして共によりよい介護・育児、女性の社会進出をすべて可能にする次世代の社会を創っていきましょう。
募集要項
- 仕事内容
- ◯STEP1 現状把握(〜1ヶ月目)
・理念や事業内容、これまでの施策をヒアリングし、事業の全体像を把握する
・既存エリアにおける施策や顧客分析の実施
・プロジェクト(実施内容・期間)におけるゴールの再設定
※ご一緒する兼業者とともに、双方で納得度の高いゴールを設定します。
◯STEP2 マーケティング・事業戦略の立案(〜2ヶ月目)
・事業のKPI設定
・顧客分析に基づいたマーケティング戦略の立案
ー顧客層毎のアクション策定 など
・商圏分析によりエリア展開可能な都市・エリアの設定
◯STEP3 進捗サポートと実行支援(3ヶ月目以降〜)
[想定されるサポート内容]
<新規エリア展開>
・新規展開へ向けた、支援者(看護師・介護士)の募集活動支援
・支援企業や行政との連携に向けた活動支援
・初期利用者獲得に向けた営業・広報活動支援
<既存エリアの顧客層拡大>
・顧客分析により立案した顧客層毎のアクション実行支援 - 期待する成果
- ・パートナーとして、「エリア展開」をサポートしていくこと
・新規/既存エリアにおける利用顧客/支援者の獲得
・利用顧客獲得の一環として進めている「買い物支援サービス」の立ち上げ - 得られる経験
- ・社会性と事業性を両立する事業をつくる経験
・地方発のソーシャルビジネスを全国へ広める経験
・課題解決に向けて意欲ある事業者や支援者と関わることができる経験 - 対象となる人
- ・同じ目線で事業に取り組むことができる方
(理想と現実を理解した上で事業推進をともにできる人が嬉しいです。)
・企業や団体にて事業開発やマーケティング経験のある方
・自身も当事者として共感して取り組むことができる方 - 活動条件
- 【活動頻度】
−週1回程度の定例会議(1−1.5時間)
−業務(顧客分析、資料作成など)
【選考について】
1)書類選考
※応募時に『備考欄』へ次の2点についてご記載ください。
①これまでのご経験
②今回のプロジェクトに興味を持った理由
↓
2)オンライン面接
※エントリー下さった順に随時面談をスタートいたします。そのため、募集終了予定日より前に、マッチングが確定する場合もございます。
↓
3)決定 - 給与/待遇
- ・プロボノ(謝金なし)
・兼業:2万円〜3万円/月
※現地訪問に要する交通費等は別途
※ご希望によって、兼業者さん自身の介護の相談にも乗ることができます。 - 活動場所
- リモートワーク
※場合によっては現地(鳥取)訪問していただくことも考えていますが、現状はリモートワーク中心で進行していただく予定です。 - 募集終了日
- 2020年4月27日(月)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
-
募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人 bankup 藤吉 航介
- 「まだまだ先かな」そう思っていた僕自身も気づけば30代。決して他人事では無くなってきた「介護」。
「わたしの看護婦さん」は創業した神戸さん自身の原体験からはじまり、大好きな家族を介護を理由に嫌いになってほしくない、という思いもこめられています。
プロジェクトメンバーは医療福祉の専門家が多く、献身的な気持ちと姿勢にあふれています。このモデルを多くの人に届け「介護離職」を防くために。ぜひ力を貸して下さい! -
お問い合わせ先 : [email protected]
/0857-37-3373
団体情報
- 団体名
- N.K.Cナーシング コア コーポレーション合同会社
- 代表者名
- 神戸 貴子
- 設立
- 2014年8月
- 事業内容
- 介護保険適用外サービス「わたしの看護婦さん」
介護保険適用サービス「メディカルヘルパーステーション」 - WEB
- https://my-nurse.jp/
- 住所
- 鳥取県米子市上後藤2丁目6-14
- お問い合わせ状況
-
2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。2024年03月21日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。2024年02月01日
青森県の大学シンポジウムでの講演依頼をいただきました。