ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」とは
ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」とは、地域中小企業・団体の事業推進・経営革新プロジェクトに期間限定で取り組む、
越境学習をベースとした実践型人材育成プログラムです。
大手企業社員等がチームを組んで地域課題解決、地域創生の現場に越境し、新たなイノベーション創出に取り組むことで、
人材の成長と地域課題解決を両立することができます。
ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」
プログラム一覧
入門編
- 期間
- 随時(1日~2日)
- 概要
- 副業兼業に関するはじめの1歩や学びを深めるインプット型学習をセミナー等でサポート
フィールドワーク編
- 期間
- 1泊2日~2泊3日程度
- 概要
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地域の課題の現場を「体感」するとともに、
困難な課題に立ち向かうリーダーの活動と志から気づきと刺激をうけ、内省を促すプログラム
実践編
- 期間
- 4ヶ月
- 概要
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地域課題解決に挑む地域企業・団体の事業推進・経営革新に参画し、
地域イノベーションの創出プロジェクトに挑む実践型の社外研修プログラム
ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」には多様なプログラムがあり、
目的やご要望により、プログラム内容を選択できます。
また、フィールドワーク編・実践編は、全国での実施が可能です。
さらに、研修の目的、期間、コミットのレベル、従業員のキャリアによってプログラムをカスタマイズできます。
導入事例
A社
- 期間
- 3ヶ月
- 研修対象
- 全国から次世代リーダー層を対象に公募(25歳~37歳の社員)
- 導入背景
- 自社の次世代研修の一環として、他流試合を通じた、経営的視点、事業創出経験を培うことを目的に導入。ビジョンをもって逆境に挑む中小企業の一体感や、バリューチェーン全体を見て実際にビジネスを作っていく実践を経験することで、社員ひとりひとりの当事者意識の向上を期待した。
B社
- 期間
- 4ヶ月
- 研修対象
- 幅広い世代、部署からの公募
- 導入背景
- 事業全体を俯瞰して実行する力、多様性あるチームを運営する力など、社内環境では経験しづらい実践機会を得ることを目的に導入。組織全体が変革しようと挑戦する中で、社員ひとりひとりが、従来の事業に囚われない視座や新しい価値創造の必要性を実感し意識が変容していくことを期待した。
研修生の声
- 普段では考えられないスピード感で意思決定がされていきました。このスピード感は、今の職場では経験できなかったことです。前例のない事業を進める上で必要となる力だと感じました。
- 中小企業も大手も、世の中のニーズに対応していく必要性は同じだと感じました。既存思考に捉われない経営者の横で、事業全体を俯瞰して仕事ができたことは貴重な経験です。
- 自分の専門性を意識しながら目の前の業務に取り組んできましたが、シェアプロでは、企画、マーケティング、商品開発、販路開拓という商品化に至る流れを実体験しました。広い視野を持ち、この仕事が何につながっているのかを常に問いながら、今後の仕事に取り組みたいと思います。
- 作成した商品の仕様書をもとに、職人の方がすぐ1日で試作していただき、現物を見ながら議論できたことで、様々な改善点が見つけられました。とりあえずやってみることで、よりよい方向に軌道修正していくことができると痛感しました。
- ワクワクすることで当事者意識が自然に芽生えることを体験できました。現業務ではチーフとして、複数人の業務をサポートする立場なので、メンバーひとりひとりがワクワクすることが何なのかを考えながら日々の業務を見守っていきたいと思うようになりました。
- 客観的にプロジェクトを把握、フォローしてくれるコーディネーターがいることで、プロジェクトに集中でき、より深く踏み込むことができました。
育成担当者の実感
- 3ヶ月を終えて、明らかに社員の顔が変わったことを実感します。研修でありながら、ここまで真剣に議論し取り組む姿が見ることができたことに驚きを感じました。
- スピード感が素晴らしいです。試作品作成や意思決定のスピードが速く、研修生は積極的に意思決定に参画している実感が得られました。
- 社会性を意識した企業が多く、経営者も地域課題や社会課題に対しての意識をもたれている方が多かったです。衰退現場を跳ね返してきた地域企業への派遣を通じて、ベンチャー企業派遣とは違う体験をさせることができました。
- 経営者とともに事業化に取り組む中で、自分の強みがどこにあり、どういう貢献ができるかという、自己認識ができるようになっていったと感じます。結果的に自己効力感が高まり、若手の意欲向上に大きく繋がりました。
関連記事・参考書籍の
ご案内
ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」については下記メディア記事もご参照ください。
「シェアプロ」で得られる経験・学び
1
経営視点への視座の変化
事業開発の実践
衰退に直面する中、逆境に挑み、新たな経営革新を続ける経営者と共に、提案だけでなく現場での実践まで踏み込んだ経験が得られます。経営者と同じ視点で俯瞰し事業を考えることで、経営視点を獲得する機会となります。
2 ダイバーシティ・マネジメントの経験
所属やバックグランドの異なるメンバーがチームを組んで取り組みます。前提が通用しない他流試合の現場でコミュニケーションをはかり、チームで目標を達成する過程で多様性あるチーム作りを学ぶことができます。
3 スピーディーな試行錯誤の経験
限られた時間でプロジェクトを遂行するには、企画提案だけではなく、実践し振り返り、次の手につなげるというPDCAサイクルの高速回転が求められます。限られた時間、資源、情報の中で、「スピード感のある意思決定・判断」を繰り返す経験ができます。
4 モチベーション・エンゲージメントの向上
本業ではなかなか実感することができない顧客の反応や、本業で培った経験が思わぬ場面で活かされる瞬間に出会うことで、働くことへのモチベーションや自己肯定感が高まり、所属組織へのエンゲージメントの向上につながります。
5 地域課題、社会課題への貢献実感
研修では、地域が直面する様々な地域課題・社会課題に触れる機会があります。また、受入地域と共に課題解決の実践に取り組むことで、社会的価値に対する視座の獲得、当事者意識の醸成に繋がります。社会性の高い実践フィールドに出会うことでSDGs等への理解促進が可能です。研修でありながら、社会課題解決の支援にも繋がるプログラムは、地域のおける企業価値の向上も期待できます。
越境研修の効果を高める「シェアプロ」の特徴
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1
「リアルな実践」
- 逆境に挑む経営者や社会課題解決に取り組む事業など、地域の「リアル」な実践フィールドを提供
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2
「徹底した伴走」
- 地域や実践研修に精通したコーディネーターが実践機会に伴走し、トラブルを最少化し、質の高い実践機会の創出を徹底的に支援
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3
「学びの最大化」
- 個社のニーズに対応した事前の研修設計から、学びの質を高める個別伴走支援までを総合の機会的にサポート
「シェアプロ」実施までの流れ
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0
- お問い合わせ
- ※詳細な資料請求など気軽にご連絡ください。
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1
- ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」についての説明と研修ニーズのヒアリング
- ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」の詳細や個別プログラムごとの特徴や違いについて導入メリットやコスト面とあわせて、個別ご紹介いたします。
ご相談いただいた背景や課題・ニーズをヒアリングし、企業様の状況にあわせた最適なプログラムを共に検討いたします。
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2
- 実施時期や形式についてすりあわせ
- 企業様のニーズにあわせ、プログラムの詳細について、また実施時期や規模、形式について調整します。
-
3
- 研修プログラムに参画する社員の募集と派遣先の決定
- 社内公募や、推薦、選任によるプログラムに参画する社員を選抜の上、地域とのマッチングを行います。
-
4
- 研修プログラム実施
-
【フィールドワーク編】
日常と違う地域の現場を体感し、地域課題や現場で挑戦する人に触れる中で社会課題について考えたり、自己内省や振り返りをする機会となります。
【実践編】
キックオフ研修、中間報告会、成果報告会などの集合研修やリモートワークを通じて3ヶ月以上の実践プロジェクトに取り組みます。
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5
- 研修の振り返り
- シェアプロ終了後に、振り返りシートの作成などを通じて研修効果の振り返りを行います。
コーディネートが
可能な地域
ふるさと兼業越境研修プログラム「シェアプロ」は、全国での実施が可能です。
ふるさと兼業の地域パートナーである連携コーディネーター機関とふるさと兼業事務局が研修のサポートをいたします。
各エリアで想定されるテーマや特徴の一例について、エリアごとにまとめています。
詳細については該当エリアをクリックするとご覧いただけます。
(※記載している内容は、2023年4月現在の情報です)
青森県
株式会社バリューシフト
想定されるテーマ
- 日本最大級300店3万人が集う巨大朝市〜”らしさ”と”カオス”の八戸朝市を紐解く〜
- 地域と水産業の未来を創るローカルベンチャー〜世界唯一のウニ牧場と再生養殖事業への挑戦〜
- 絶景の里山で中世から続く地域コミュニティー〜まちでヒトを育む。700年の田んぼ〜
- 地域エコシステムを共創する。人財を育む。〜コレクティブを追求する観光まちづくり会社〜
地域コーディネーターからの一言
三陸海岸の北端に位置する北東北の地方中核都市である八戸は、海、山、里山など豊かな自然に恵まれ、水産、工業、ITテレワークなど多様な産業がモザイク的に混在するコンパクトシティです。冷害をもたらすヤマセの影響もあり、古来より、物を大切にするSDGs的な文化も根づいてます。日本最大級300店3万人が集う巨大朝市、地域と水産業の未来を創るウニの再生養殖事業に挑戦するローカルベンチャー、絶景の里山にある中世から続く地域コミュニティー、などなど。地域エコシステムを共創する観光まちづくり会社がナビゲートします。
岩手県
株式会社パソナ東北創生
想定されるテーマ
- 日本最大級300店3万人が集う巨大朝市〜”らしさ”と”カオス”の八戸朝市を紐解く〜
- 地域と水産業の未来を創るローカルベンチャー〜世界唯一のウニ牧場と再生養殖事業への挑戦〜
- 絶景の里山で中世から続く地域コミュニティー〜まちでヒトを育む。700年の田んぼ〜
- 地域エコシステムを共創する。人財を育む。〜コレクティブを追求する観光まちづくり会社〜
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
“オープンシティ”を掲げる岩手県釜石市は、第二次世界大戦時の艦砲射撃や、重なる津波被害など多くの困難に直面しながら、そのたびに他者(ヨソ者)と協働し、自分自身やまち自体を変容し進化を遂げてきた変化に対して開かれた町。
東日本大震災から12年経つ中で、多くの人々や企業がその過程を共にしてきました。
その輪の中核には、まちの未来に責任を持ち、未来づくりに取り組む地元の経営者の想いがあります。
復興・創生・そして未来に向かう釜石において、実践される真に持続可能な地域・環境とは?地域内外のステークホルダーを巻き込む協働の形とは?自分自身どう生きるのか?体感と内省を繰り返すプログラムです。
地域コーディネーターからの一言
釜石の企業の経営者さんはとにかくカッコよいです!
自社の未来と地域の未来が繋がっている感覚、そしてその未来に責任を持ち、受け身ではなく自らが行動を起こし続ける“未来責任”の考えに触れ、東京出身である私自身数多くの学びや、価値観の揺さぶりを受けました。
自分自身がどう生きていきたいのか、社会にとって自組織はどうあるべきか。釜石での滞在期間は、きっとその問いと向き合う時間になるでしょう。
また、人口減少時代の大きな災害からの復興まちづくりにおける行政としての戦略や実行、住民会議等、合意形成の在り方、意思決定など、組織作りにおいても重要な気付きが得られるはずです。
復興期を経て、未来に向けての様々な取り組みが生まれている現場にぜひお越しください!
もれなく三陸の海の幸(ウニ、ホタテ、牡蠣、アワビ・・等々)もお楽しみいただけます!
宮城県
一般社団法人ワカツク
想定されるテーマ
- 震災の経験を生かした防災、BCPの推進
~既存事業の高付加価値化をしつつ、防災・減災の取り組みの推進 - 第二創業
- インバウンド後進地域における、外国人誘客の推進
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 第3次産業が中心の商業都市。震災後、ものづくり企業の誘致も進み付加価値が高まりつつあります。
- もともと豊かな食を中心としたお土産需要があり、定期的に新しい食コンテンツが生まれています。
- 街全体として防災・減災に関する取り組みを推進しています。
地域コーディネーターからの一言
「杜の都」として有名な仙台。もともと市民主体でまちづくりが進んでいた地域です。日本最大規模のジャズを中心とした音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」も、冬の賑わいをつくるイルミネーションイベント「光のページェント」も市民発のお祭りです。
東日本大震災からの復興も無事成し遂げたものの、少し踊り場にいます。地域の中だけでは見つからない新たな魅力を一緒に考えて実践していきましょう!
新潟県
きら星株式会社
想定されるテーマ
ものづくり:ものづくりのまち「燕三条」オープンファクトリー
農業:下田地域での農業体験
空き家:空き家活用プロジェクトの事例見学ツアー
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 日本一の金属加工のまち
- 世界的な賞を受賞した企業が多くあります。
- 伝統的な職人の技術を後世に受け継ぐことができるような施策を考えるプログラム。
- 三条まちなかや、下田地域をめぐり、空き家活用を行うプログラム
- 移住をキーワードにまちづくりを行う企業がコーディネーターを担当。
地域コーディネーターからの一言
ものづくりのまち、燕三条。
日本一社長が多いこの地域では、「このまちで作れない金属製品はない」と言われるほど、鍛治産業が盛んなまちです。
「藤次郎」の包丁や「SUWADA」の爪切りなど、日常に溶け込んでいる製品も全て燕三条地域で作られています。
最近では、図書館などが入った複合施設「まちやま」や首都圏の企業と燕三条のものづくり企業を繋ぐ「JRE Local Hub 燕三条」など、新たな施設が次々と作られています。
変わり続けていく燕三条の中で、実際に動いているプレーヤーたちと出会い、まちのリアルを感じてください。
石川県
株式会社御祓川
想定されるテーマ
≪フィールドワーク編≫
日本の25年先の未来を行く能登半島におけるSDGsの実践
世界農業遺産「能登の里山里海」にみる持続可能な地域づくり
≪実践編≫
地域資源を活かした循環型産業
伝統産業の新規事業開発
- 専門店からのDtoCマーケティング
- 作り手と共に発信するWebマーケティング
- 障がい者の仕事づくり(農福連携)
- 引退馬の終の棲家づくり、健康寿命延伸 etc.
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 世界農業遺産「能登の里山里海」
- SDGsを身近に体験できる具体的な案件
- 持続可能な地域づくりを企業としてやりつづけている魅力的な経営者とそのネットワーク
- 働くことと暮らすことが一体となったライフスタイル
- 不合理性と非効率性の塊である「祭り」文化
- 能登の里山里海の恵みに支えられた豊かな食
- 「小さな世界都市」を目指す民間まちづくり会社がコーディネート
地域コーディネーターからの一言
■SDGsって、そういうことか!
いまや企業人として当たり前のワードとなった「SDGs」ですが、この言葉が聞かれるようになったとき、能登の経営者たちは「いまさら?」と思うことが多くあったようです。
地域の経営者たちが当たり前にやってきたことは、顔の見える関係性の中で、いかに持続可能な社会をつくるか?という実践です。
日本の25年先を行く高齢成熟社会を迎えている能登は、いまが正念場。ここで創られた持続可能なモデルは、これから超高齢社会を迎えるアジア各国のスタンダードになる可能性あり。
自然の循環と、変革体質の組織とガバナンス、そして里山里海と共生する経済。
いま、能登で起こっているチャレンジは、世界に示すことができるモデルです。ぜひ、能登というフィールドで未来を共創しましょう!
岐阜県
愛知県
NPO法人G-net
想定されるテーマ
≪フィールドワーク編≫
- 長良川流域の川文化
-伝統文化の継承や、昔からある人の営みや文化
-地域資源を活かした持続可能な社会 - ものづくりを中心とした地域産業を支えるプレイヤ―
- 森林資源から始まる循環型社会
- 誰1人取り残さない住民が繋がれる地域社会・福祉
≪実践編≫
- 地域産業の新規事業開発や既存事業のブラッシュアップ
-衰退の危機を跳ね返す伝統工芸・産業
-大企業からの下請け中心だったものづくり企業
-国産材の価値向上と、脱炭素社会の実現 - 地域資源を活かしたウェルビーイングまたは、観光コンテンツづくり
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 自然豊かな営みの地域から、ものづくり産業が中心の地域まで、多様なテーマを設定することができます
- 一見成功しているようにみえても、衰退の危機など逆境を跳ね返してきた経営者やプレイヤー1人ひとりの背景・ストーリーを体感することができます
- 大手企業の下請け等が多いものづくり地域でもありますが、。そんななか、時代を見据え、技術力を活かした自社独自の新規事業にチャレンジしている企業が増えている地域です。
- 豊かな資源に囲まれた地域だからこそ、食べ物やお酒も美味しいです!リアルな機会を設計した際は、その土地のプレイヤ―と一緒に地域の魅力的な食事も楽しんでほしいです!
地域コーディネーターからの一言
山と川、そして海に囲まれた自然豊かな地域である岐阜県、愛知県は、地方によってがらりと気候や特徴も異なる面白さを持った地域でもあります。
そんな地域だからこそ、愛着を持ち、根付き、持続可能な状態を目指して努力されているプレイヤ―の方達が多く存在しています。
例えば、岐阜市周辺では、長良川を中心とした鵜飼、岐阜うちわ、美濃和紙など伝統的な生業を紡いでいる方たち、それを持続可能にしていくために基盤を整え、発信し続ける地域団体、衰退の危機に何度も陥りながらも、強い想いや新しい試みで事業を守り抜いてきた経営者たちがいます。
このプログラムでは、そんな地域のプレイヤーの活躍の背景にある想いや行動を自身に置き換えながら学び・気づいてもらえるような経験をしてもらうことができると思います。
静岡県
NPO法人ESUNE
想定されるテーマ
≪フィールドワーク編≫
- 農園の新しい活用にチャレンジする日本最大のキウイフルーツ農園の今後の農地活用について
- 街中のリノベーションでできたコミュニティスペース、シェアハウス、宿
- 地域の人とクラフトビールをつくる病院の医院長の医療×まちづくり
- 「街の本屋」小規模書店の経営論
≪実践編≫
- コワーキングスペース・宿の利用者増
- 障害者福祉施設の地域資源を活かした商品開発
- 農村文化伝承施設の広報プロモーション
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 北部(中山間地域)、中心部(城下町・商店街)、南部(田園地帯)で各エリア特有の課題の解決にビジネスで取り組む事業型NPOがある。
- 北部は山間部で森林保全を行いながら森林の活用として、宿やコワーキングスペースを運営している団体・障害者福祉施設、中心部は空き家・店舗を借りてリノベーションして事業を行う団体、南部は農産物直売などを行う農村文化伝承施設などがある
地域コーディネーターからの一言
掛川市は人口11万人、静岡市、浜松市と2つの政令指定都市の中間に位置する街です。
掛川茶で有名な地場産業である茶業を始め、交通利便性を活かした製造業も盛んな地域です。
大学はない街ですが、高校と地域企業との連携が進んでおり、さまざまなプロジェクトが行われています。街中エリアは天守閣がある掛川城の城下にリノベーションされた宿やコワーキングスペースなどコンパクトなエリアに新しい取り組みが生まれはじめていますが、まだ地域の魅力を活かしきれていない部分もあると思います。外部の視点からみた街の新たな価値をプロジェクトを通じてぜひ見つけていただきたいです。
三重県
一般社団法人わくわくスイッチ
地域コーディネーターからの一言
特に中部圏(三重県・愛知県)は、ものづくり大国日本の高度成長期時代を支えた、ものづくり企業がたくさんあります。
バブルが弾け、人口が減っていくこれからの時代に、この中部圏のものづくり企業群の中から、イノベーティブな動きをする企業が現れてきています。
日本の将来の命運を決めるかもしれない、その中心地で、共にイノベーティブな実践を積むことは、参加者のみなさんにとっても貴重な体験になるはずです。
ものづくり大国日本の中心地、東海圏に、ぜひ足を踏み入れて、その息吹にふれてほしいと思います。
三重県
株式会社Dream3.0
想定されるテーマ
≪フィールドワーク編≫
- 五感で感じる世代を越えた本音トーク
≪実践編≫
- 厳しい外部環境に臆せず、挑戦し続ける農業、漁業、林業に関わる地場の企業
- ホンモノのものづくりを追求する食に関わる地場の企業
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
三重をはじめ、東海エリアのビジネスカルチャーは、よそ者や変革に対して冷たいです。この「安定主義」の文化は、地域性や歴史上の経緯もあり、これまでの製造業モデルの発展をもたらしたとも言えるため、一概に否定されるものではありません。
しかし、これからは確実に「大きな変化」が必要です。この土地柄や風土の中で「大きな変化」に挑戦するのは、非常に大変であり、よほどの覚悟がないとできません。
だからこそ、その熱量は輝きを放ちますし、そんな魅力的な経営者の想いにフォーカスします。「この人に、出会えてよかった」人間味のあるプロジェクトをお届けします。
地域コーディネーターからの一言
「三重は日本の縮図」です。農林水産業、製造業、観光業と、一次から三次までの様々な産業が根付いています。また、県土が南北に長く、四日市のような製造業中心の都市部もあれば、伊勢市のような観光業が中心となった地域、さらに東紀州には過疎化が顕在化した地域もあります。また新幹線や空港がないため、交通移動や物流にも課題を抱えています。三重には、日本における生活様式や社会課題が凝縮されています。
企業のニーズにあったプログラム設計で、「この人に出会えてよかった」と思えるような、人間味あふれる非日常な体験を提供したいです。
岡山県
NPOエリア・イノベーション
想定されるテーマ
- 持続可能な島づくり:「島小屋」の運営
- 生業づくりを通じた島の魅力発信:「六島浜醸造所」
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 製造業をはじめものづくり比率が高いエリア。
- 特定の領域の技術において、高い評価を受けるものづくり企業が在ります。
- ビジョンの実現に向けて、「攻めのBCP」、「地域コミュニティ広報」と独自の戦略で、飛躍しようとしています。
地域コーディネーターからの一言
瀬戸内海に面した工業地域の集積から、地域を支えるものづくり企業があるとともに、世界的に「行くべき場所」として評価されている「瀬戸内の島々」があります。
中小企業のものづくりも、島のまちづくりも、ビジョンと現実の間には、課題がありますが、目標に向かって、真摯に取り組まれるその姿勢に、思わず共感し、一緒に働きたくなること、間違いなしです。
熊本県
株式会社SMO南小国
想定されるテーマ
- 地域DMO:各産業のハブとなり地域内経済循環を生む事業戦略、多様なバックグラウンドを持つ人材マネジメント
- 製材所:3代目跡継ぎによる斜陽産業の再解釈・新規事業による新しい林業のブランド、商品づくり
- ものづくり:黒川温泉入湯手形職人の技を集団で技術承継し、持続的な仕組みをつくる取組
このエリアのプロジェクトや地域がもつ個性や特徴
- 人口4000人の中山間地に位置する小規模自治体ながら、年間100万人の観光客が訪れる観光地でもあり、観光と商社機能が融合した地域DMOを軸にふるさと納税で10億円の寄附をいただく南小国町。
- SMOは各産業のハブとなり地域内経済循環を生み出したり、多様なバックグラウンドを持つ人材マネジメントに取り組んでいます。そのほか、製材所3代目の事業の再解釈による新しいブランド創設と還元や、すべて地産地消の黒川温泉入湯手形職人の技を集団で継ぐギルド構想など、ここにしかない資源を生かした企業と出会えます。
地域コーディネーターからの一言
人口4000人の中山間地に位置する小規模自治体ながら、年間100万人の観光客が訪れる観光地でもあり、観光と商社機能が融合した地域DMOを軸にふるさと納税で10億円の寄附をいただく南小国町。
ここにしかない資源を生かし、SDGsという言葉が生まれる前から持続性と成長を目指している事業がたくさんあります。
皆さんの抱く課題感やニーズに合わせて、専門分野を持つコーディネーターがフィールドワークをアレンジしますので、ぜひ私たちの挑戦を目撃してください。
CSRプログラム
CSR活動の一環としたソーシャルビジネス支援
大手企業様による支援方法
1 CSR活動
ふるさと兼業では、社会課題を解決したいソーシャルビジネス団体(NPO法人等)の皆様に対して、多様な人材の受け入れを通して課題を解決していく支援プログラムを実施しています。
その人材支援・組織開発の実施に際し、マッチング支援を頂ける企業様を募集します。
多くのNPOは、支援者からお手伝いしたいと手を挙げる人が多くいる一方で、マネジメント体制が整わない団体の場合、思いを持った人材を活かしきれないケースも多く発生します。
直接的な支援金寄付ではなく、支援対象団体の内部開発の支援を、ふるさと兼業とともに実施しませんか?
2 社会課題解決に対する広告を出稿
社会課題解決プロジェクトの副業・兼業・プロボノの導入費用をサポート頂ける企業様を募集します。
支援企業様のロゴをふるさと兼業WEBに掲載し、スポンサー企業様として紹介します。