生命をいただく食器から、いのちを育む器へ。老舗美濃焼メーカーが生み出す、新商品の販路開拓に挑戦
- 5年前
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募集は終了しました
プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「新しい働き方会議2019 特集」プロジェクトとなります。
※10/6(日)に開催する「新しい働き方会議2019」後、選考がスタートします。
(選考スケジュールの詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。)
※応募多数の場合、第1選考が書類選考になることもあります。ご了承ください。
岐阜県土岐市にて創業以来、家庭用和食器から業務用まで幅広い陶器を製造する老舗美濃焼メーカー、大東亜窯業㈱。
世の中で、どんな食器が必要とされているか。時代のニーズを捉え様々な商品開発に取り組んでおり、
高齢化が進む社会変化を見据えた、軽くて落としても割れない陶器の茶碗「おかるのキモチ。」
子どもが最後の一粒までキレイに食べられるような「ごはんがつきにくい茶碗」など、年間1300万個の和食器を製造している、和食器生産量日本一の企業です。
◎プロジェクトの背景
伝統産業である陶磁器業界の現状は、ライフスタイルの変化(特に食生活)、人口減少(食器需要の減少)、モノ余りの時代で個性偏重となり日常家庭使いの汎用食器を利用するシーンや利用者が減少し、市場全体が縮小傾向にあります。
そこで、従来の食器づくりの技術を活かして陶磁器の素材としての価値を再構築し、新しい市場に向けた新商品「saisui」を開発しました。
陶磁器で作られる水耕栽培用の鉢はとても珍しく、手入れのしやすさから衛生的かつ、部屋の中をインテリアとして素敵に彩ることができます。
今回のプロジェクトでは、新商品「saisui」の販路開拓に向けたマーケティング、営業戦略の立案を共に取り組んでくださるパートナーを募集します。
プロジェクトが目指すこと
1300年の歴史を持つ美濃焼産業も、日本各地の伝統産業と同じく衰退の一途を辿っています。
それとは裏腹に、アジアを中心とした諸外国は日本の伝統産業を高く評価しています。海外市場に進出するための体力を持たなければ日本のモノづくりは消滅してしまいます。
この窮状から脱するためには、国内外に向けた商品企画・開発から、販売に必要なディレクションスキル。おざなりになりがちな営業戦略や、プロモーションなどのノウハウを養成する必要があります。
同時に、美濃焼の魅力を様々な方法で発信し国内での関心を高めていくことで、業界を盛り上げていくためのノウハウの蓄積と、共にこの美濃焼産業で挑戦をする新たなパートナーを見つけることを目指しています。
プロジェクトパートナー
プロジェクトリーダー/大東亜窯業㈱ 専務取締役 楓英司さん
プロジェクトメンバーは、営業の校條(めんじょう)さん、企画の成瀬さんを加えた3名です。
そしてプロジェクトに参画して頂ける方とはゴールに向けて只、役割を果たすだけの機械的な組織ではなく、同じ仲間として意見を交わし合い達成感や結果の喜びも悔しさも共有しながら一丸となって活動していきます。
募集要項
- 仕事内容
- 【STEP1】具体的な戦略設計
★現状理解(商品内容、広報物等)
・大東亜窯業の想いや本プロジェクトの方向性を理解する。
・saisuiの特徴、強みなどを体感してもらい、営業戦略及びコンセプト作りに繋げる。
・期間中にどういう戦略で取り組むのかを具体化し、ロードマップを作成する。
【STEP2】広報・営業戦略設計
★新販路開拓に向けた営業戦略の設計
・アプローチのための戦略作り、戦略に基づいた具体的な計画づくり
・営業資料やチラシ等必要なツール設計
【STEP3】戦略に基づいたプロモーション、受注までのアプローチ仮説の具体化(展示会に向けての準備)
★具体的なプロモーションの仮説検証
★想いとストーリーを届ける担い手確保の仕組みづくり
・STEP2の仮説に従い、プロモーションを展示会にて実施する。
※皆様と考えた仮説を基に販路開拓を取り組みます。
【SNS戦略】と【自社サイトおよびECサイトの活用】
インスタグラムを用いてsaisuiの実用シーンを提案していきます。
ターゲットの設定に基づくハッシュタグとキャッチコピーの設計。
実際の運用と検証実施。ターゲットに響く情報発信のhow toを構築する。
【新販路設定とアプローチ】
都内でインテリアに馴染むオシャレな植物が買えるショップ一覧
Buriki no Zyoro、TODAY’S SPECIAL、DULTON JIYUGAOKA、
SOLSO FARM、プロトリーフ ガーデンアイランド、SLOW HOUSE - 期待する成果
- ・営業戦略の構築
・新規販路の開拓
・SNSマーケティングの構築 - 得られる経験
- ・地場産業 美濃焼業界から見た世界を知る経験
・衰退産業化しつつある伝統産業を盛り上げる経験
・新販路開拓という営業戦略から実施までの経験
・美濃焼のモノづくりを知る経験 - 対象となる人
- ・日本の伝統産業を広めることに興味がある方
・モノづくりが好きで自身も担い手として関わりたい方。
・プロモーションやブランディングに経験値のある方。 - 活動条件
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「新しい働き方会議2019 特集」プロジェクト 選考スケジュールについて
・このプロジェクトは、2019年10月6日(日)に開催される「新しい働き方会議」のプロジェクトになります。
そのため、選考スケジュールが下記のようになりますのでご確認ください。
エントリー〆切日:10月9日(水)予定
エントリー頂いた方への選考方法についてのご連絡:10月11日(金)以降
・応募状況により、選考方法が変わります。そのため本エントリー時は、「オンライン面談が可能な日・時間帯」欄の記載は不要です。
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・活動期間は3ヵ月程度です。
【選考方法】
書類選考→面談(オンライン可) - 給与/待遇
- 兼業・プロボノ、募集しています。
プロジェクトに関する経費については企業側で負担します。
※交通費は上限を設定させて頂きます。ご相談ください。
兼業者の場合は、上限3万円の謝金をお支払いする予定です。 - 活動場所
- 本社:岐阜県土岐市肥田町肥田2886-3
その他:オンラインでの打ち合わせ時は在宅 - 募集終了日
- 2019年10月9日(水)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 西尾 拓哉
- 和食器メーカーのフロントランナーとして、挑戦を続ける大東亜窯業さん。
今回のプロジェクトリーダーである、楓英司さんは元々ご自身で開業していた鍼灸師でした。縁あって、大東亜窯業に入社し様々な取り組みを進めています。
今回の「saisui」に限らず、鳥獣戯画を模した商品「GIGA」の開発など、業界の枠組みに捕らわれず、挑戦を続けている仕掛け人です。
和食器メーカーでありながら、食器に捉われず「器」の可能性を模索されている楓さんと共に、美濃焼の新たな可能性を提案し生み出したいという想いを持った方からの、エントリーをお待ちしています。
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お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体の紹介
大東亜窯業は日本一の和食器メーカーを目指すことを理念に陶磁器業界のリーディングカンパニーとして業界初の量産設備と技術に磨きをかけてきました。さらにトヨタかんばん方式による生産管理システムは業界初であり唯一となっています。現在はITで生産管理をしていますが、IOTによってより複雑な情報を見える化しより効率的な製造現場を実現させる挑戦を始めています。
今後は国内とともに、アジアを中心とした世界に向けて展開できる企業を目指し、日本の素晴らしいモノづくりを世界に発信していきます。
団体情報
- 団体名
- 大東亜窯業株式会社
- 代表者名
- 楓 英司
- 設立
- 昭和26年2月1日
- 従業員数
- 180名(パート、派遣を含む)
- 資本金
- 1000万円
- 事業内容
- 一般家庭用陶磁器製食器の製造と販売
飲食業務用陶磁器製食器の製造と販売
学校・福祉施設用陶磁器製食器の製造と販売
- 業種
- 製造業
- WEB
- http://www.daitoua.co.jp/
- 住所
- 岐阜県土岐市肥田町肥田2886-3
- アクセス
- 【最寄駅】JR中央本線「土岐市駅」から東濃電鉄(株)路線バス「駄知線」に乗り、バス停「浅野」下車徒歩約20分(JR名古屋駅からJR土岐市駅まで42分、JR土岐市駅から会社まで車で約15分)
- お問い合わせ状況
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2024年11月05日
埼玉県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月16日
滋賀県の企業様よりお問い合わせをいただきました。2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。