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ふるさと兼業

 

ふるさと兼業を運営するNPO法人G-netでは、地域をフィールドとしたプロボノ型の社員研修プログラムのコーディネートを行っています。
 

2020年度は、トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニーの社員様向けの研修として、「先進☆プロボノ」を実施しました。

 

ボランティア的に他企業を支援する「プロボノ研修」

 

先進☆プロボノは、先進技術開発カンパニーの社員が、コロナ禍の影響を受けながらも逆境に挑む地域の中小企業に期間限定でプロボノとして参画する研修プログラムです。

 

トヨタ「プロボノ」導入 外部派遣で「内向き」打破 (2020年7月18日中日新聞)

 

この記事の中でまとめられていますが

 

・専門分野に偏りがちな社員の視野や関心を外に向けること
・自動運転や新規の移動サービスの台頭による変革期において、社会の課題やニーズを的確につかむアンテナを高く持てるようになること

 

これ以外にも細分化された狙いを複数設け、プログラムを実施しています。

 

 

参画先は新型コロナウイルスの打撃を受ける地域中小企業

 

プロボノで、送り出された企業 ※[]内は本社所在地/業種
 

・有限会社大橋量器 [岐阜/ものづくり(枡製造)]
 

・鬼福製鬼瓦所 [岐阜/ものづくり(瓦製造)]
 

・太美工芸株式会社 [愛知/印刷]
 

・有限会社八王子屋 [三重/食・地場産業]
 

・山川醸造株式会社 [岐阜/食・地場産業]

 

社内研修という枠組みの中で、資本関係のないコロナ禍の影響を受ける地域企業に参画するこの取り組みは、その名の通り非常に”先進的”で注目され、中日新聞でプロジェクトごとに特集が組まれました。
 

記事(一部有料)には、取材を受けたトヨタ社員の皆さんの「声」が掲載されています。
「普段の仕事よりもサイクルが圧倒的に短く、そのスピード感の中でやれた」、「変わろうとしているのは自分たちだけじゃなく、地域企業も同じであることに気づけた」などの声、そして、当事者としてどこまで熱意をもって取り組めたか、役に立てたのか、そんな皆さんの生き生きとした振り返りや実感が伝わってきます。

 

(1) 山川醸造株式会社


https://www.chunichi.co.jp/article/191462?rct=toyotawars


みそ・醤油の蔵元の山川醸造の新事業。小ロットでオリジナル醤油を開発し、地域の農業漁業を支援する「たまりやオーダーメード100」の開発プロジェクト。
( 2021年1月26日中日新聞トヨタウォーズ )

 

(2) 鬼福製鬼瓦所


https://www.chunichi.co.jp/article/191895?rct=toyotawars


国の伝統的工芸品「三州鬼瓦」を手掛ける「鬼福製鬼瓦所」の新商品開発。コロナ禍の節分で大きな声を出せない中、鬼の口に豆を詰めて静かに幸せを願う、ミニチュア鬼瓦と豆と升のセットを開発。
( 2021年1月27日中日新聞トヨタウォーズ )

 

(3) 有限会社大橋量器


https://www.chunichi.co.jp/article/192695?rct=toyotawars


伝統的な升で、インテリアなど事業を展開する会社の、升の新しい魅力を伝える新事業。升の魅力を伝えるツーリズム事業の立ち上げプロジェクト。
( 2021年1月28日中日新聞トヨタウォーズ )

 

(4) 太美工芸株式会社


https://www.chunichi.co.jp/article/193093?rct=toyotawars


印刷会社の新商品プロモーション。コロナ禍による帰省自粛で孫に会えない祖父母のために、受験中の孫を応援する「必勝だるま色紙」の郵送セットをプロモーションするプロジェクト。
( 2021年1月29日中日新聞トヨタウォーズ )

 

(5) 有限会社八王子屋


https://www.chunichi.co.jp/article/193734?rct=toyotawars


漬物の製造・卸売りを手掛ける会社。
キムチの新商品を開発するプロジェクト。
( 2021年1月30日中日新聞トヨタウォーズ )

 

本業とは異なる分野での取り組み内容

 

・既存商品の販路拡大、マーケティング、営業活動
・食や行儀ごとにまつわる商品の新企画
・「ものづくり」の魅力を伝えるツーリズム事業の立ち上げ
・経営者の事業構想棚卸し、ビジョンシート作成

 

本業で、最先端の技術開発やコーポレート業務に携わるメンバーが、これまでとは畑の違う分野に「新参者」として参画。5社それぞれプロジェクトの進め方に個性はありますが、多くのプロジェクトは、1回/週のオンライン会議をベースに進んでいました。

 

受け入れ企業の声「バックグラウンドが異なるから新しい発見・化学反応がある」

 

彼らの力を借りて新型コロナウイルスの影響を受ける事業をなんとか盛り上げようと先進☆プロボノに参加した5社にとって、プロボノはどのように映ったのでしょうか。
 

みそ・醤油の蔵元の山川醸造の山川社長は、営業資料を作成し自らアポイントまで取って営業に行ってくれたチームメンバーに対し「正直よくここまで、と思う」( 2021年1月26日中日新聞トヨタウォーズ )とコメント。

 

メンバー3名の成果と熱意は想定を上回っていたとのことです。
また、新ビジネスの構想を少人数で走りながら事業化することが通常運転となっている地域企業経営者にとって、詳細な原価計算資料、綿密なプロジェクト計画書の策定といったデスクワークの質の高さにも驚きと感謝の声が多く聞かれました。

 

 

「ふるさと兼業」モデル伴走サポート

 

今回の「先進☆プロボノ」では、トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニーが目指す研修の姿をもとに、受け入れ企業の開拓、プロジェクト伴走(専属コーディネーターによるプロジェクトチームサポート)を行った他、期間中に開催した全体研修プログラム複数回の設計・運営に携わりました。そのサポートのベースには、ふるさと兼業で大切にしている想いがあります。
ふるさと兼業は「共感と熱意から始まる」を大事にしています。
 

人材も企業も、一人ひとりの「情熱」や「やりきる力」を引き出す機会を設計し、人と人を繋ぎ、挑戦が加速するコーディネートをする。 商品・サービスのコンセプトやストーリーなど「細部の文脈」まで想像して、理解して取り組む。
 

社員を送り出す企業にとって、社会を捉えることや、社会とビジネスをつなげることを社員に学んでもらうとき、ビジネス全体を体感しやすい中小企業は魅力的な”現場”であると思います。
 

参画する人も、彼らを送り出す企業も、彼らを待っている受入れ地域企業も、それぞれにとって「挑戦」と「成長」の機会となるプログラムづくりに取り組んでいきたいと思います。

 

 

<本件に関するお問い合わせ>
ふるさと兼業運営事務局:NPO法人G-net(担当:南田、錦見)
MAIL: info@furusatokengyo.jp
TEL :058-263-2162
FAX :058-263-2164

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