「湯の花」が目指す、人々の"ねがい"から新しいケア文化を創出する挑戦。コミュニティマーケター募集! PROFILE
岐阜県
プロジェクト詳細
東海エリア | |
都道府県 | 岐阜県 |
新規事業,マーケティング | |
マーケティング | |
業務委託(副業兼業) | |
当社は、奥飛騨温泉郷の温泉資源から生まれた「天然湯の花」を製造しています。本品を入れたお風呂は、乳白色のやわらかな濁り湯となり、ご自宅で気軽に温泉気分を味わっていただけます。化学成分を一切使用せず、赤ちゃんから高齢者まで安心して使える天然100%の本品は、地域の資源を活かした商品として高く評価されています。 飛騨地方を中心に約50年に渡り「贈ると喜ばれるお土産」として親しまれてきたこの湯の花。湯の花を贈られた(受け取った)人に話を聞くと、「湯の花という製品も嬉しかったが、何より贈ってくれた相手の気持ちが嬉しかった」という声が多くありました。どうやら湯の花には、人の「誰かを想う気持ち」を媒介するこという機能があるようです。 またユーザーを観察する中で、多くの人がこの湯の花を「願いや想いを伝えるため」に贈っている、ということがわかりました。ある人は、落ち込んでいる友人を励ますため。ある人は奥さんの介護に奮闘する上司に「お疲れさま」を伝えるために。またある人は、旦那さんを亡くされたご近所さんへ、お線香の代わりに。 私たちは、既に多くの湯の花ユーザーが実践しているこの「湯の花を贈ることでケアの気持ちを伝える」という行為を、「ねがいわけ」と名付けました(「ねがいを込めて、おすそわけ」の略)。我々はこれから、天然湯の花というツールを使い、このねがいわけを広めていきます。目指すのは、ねがいわけがこの社会で文化として定着し、人々のケアが循環する社会の実現です。 しかし企業主導で発信をするだけでは、この広がりは限定的なものに留まってしまいます。ねがいわけの社会実装のためには、年々注目が高まっている「コミュニティマーケティング」のアプローチが不可欠だと考えています。そこで今回、副業・兼業人材を募集することとなりました。募集したいのは、ねがいわけの実践者や共感者による自発的な交流・発信を支えるコミュニティづくりの初期フェーズに伴走してくださる方です。 |
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㈱飛騨湯の花本舗 代表取締役 高田蛍 奥飛騨温泉郷で生まれ。法政大学卒業後、海外での留学とインターンを経験。帰国後、国内のツーリズム業界でキャリアを築く。2022年に地元の飛騨にUターンし、家業の飛騨湯の花本舗に入社。 ▼企業について 岐阜県奥飛騨温泉郷において、1977年から「天然湯の花」を製造しています。「石灰華」という希少な天然の温泉沈殿物から作られたこの製品は、化学成分を一切使わず、自然の恵みをそのまま届ける製品として愛されてきました。現在は地元以外にも、全国の雑貨店、温泉地の土産店などで販売されています。 ▼代表者メッセージ この苛烈な競争社会の中で、誰もが強いストレスとプレッシャーを感じています。そんな日々の中で、周囲の人に対して「あの人、最近様子おかしいな」、「かなりお疲れなのかも」、「ちょっとメンタルやばいみたい」.. そんな違和感を感じることがあります。 そんな人に対して、何か力になりたいという想いがあっても、心が弱った人に対してアクションを起こすことのハードルはとても高い。だから、行動できない。「ねがい」はあるけど、それを表現する手段がない。 私自身が、まさにそうでした。心が弱っている誰かを前にしながらどうしてよいか分からず、何もできなかったことがあります。また、かつて心の苦しさを抱えていたとき、周囲の人の「元気でいてほしい」という、静かな願いに救われた経験があります。この2つの経験が、いまの私を動かしています。 私が目指すのは「メンタルヘルスの予防的アプローチ」です。もし人々が、他者のメンタルの状態に対して異変を察知し、「何かしてあげたい、力になりたい」という願いを持った時に、そのねがいを押し付けがましくなく、軽やかに表現することができたら。つまり、「あなたに元気になってほしい」というねがいが可視化されたら。 もしかしたら、ギリギリのところで踏ん張っているあの人の心が、すっと軽くなる。「自分のことを気にかけてくれている人がいる」という気づきが、その人の心を癒す。そんなことが起こりうると、信じています。 想いは強くても、ビジョンを実現するためには多くの方のサポートが必要です。どうか、”ねがいわけ”を広める大きなポテンシャルを持った、このコミュニティづくりに関して、あなたの力を貸してください。 |
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"※以下は現時点で想定している進め方の一例です。具体的な進め方は契約後、話し合いの上決定します。 【STEP1】(1〜2か月目):企業の想いと製品価値の理解・言語化 ・湯の花の背景や企業のビジョンを深く理解し、共感を生むメッセージや行為の定義を整理 ・実際に湯の花を贈った人/贈られた人のエピソードの整理(事例集あり) 【STEP2】(3〜4か月目):コミュニティ戦略の設計と実践者の発掘 ・「ねがいわけ」の行為を広げるためのターゲット層を定め、SNSや既存ネットワークを活用して実践者候補を発掘します。 【STEP3】(5〜6か月目):広がりと共感の連鎖づくり ・実践者同士の交流を促進するオンライン・オフラインの場を企画・運営し、継続的な関係性を育みます。" |
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●実現したいこと ・""ねがいわけ""の実践者が、コミュニティ内で自身の体験談を自由に発信し、実践知が可視化される ・それを見た""ねがいわけ""の共感者が「自分も実践してみよう」と触発される ・""ねがいわけ""を受け取った人が「今度は自分が誰かにお裾分けしよう」と触発される ・このような結果として、人々のケアの想いが伝播し連鎖する ●期待する成果 ""ねがいわけ""を推進していく主体となる、コミュニティの種が出来上がっていること ・コミュニティの成長戦略が描けている ・コミュニティの設計図ができている(e.g. 役割の定義、コミュニケーション方法、当面の目標など) ・最初のコアメンバーが発掘できネットワーキングできている(理想:10名程度) |
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●新しい文化創出に関わる経験 ・単なる企業や商品PRではなく、「ねがいわけ」という新しい文化創出の試みに参加できる ・社会課題(メンタルヘルス)にアプローチするという目的で自身のマーケティングスキルを活かすことができる ●コミュニティマーケティングの実践 ・顧客理解・顧客育成・顧客創造をコミュニティの中で連鎖的にデザインする経験 ・オンライン/オフラインを組み合わせたコミュニティ立ち上げ・運営スキル ・共感を可視化し、声を集めて広げる仕組みづくり ●実際の利用者や贈り手の声を編集し、物語として届けるスキル ・SNS、ラジオ、記事、イベントなど多様な発信手法を試す経験 ●奥飛騨という人口1000人強の小さな温泉地の、地域の資源を活かした事業づくりに触れる ・都市部とは異なる価値観・スピード感の中でのプロジェクト推進経験" |
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・ユーザーや共感者による自発的な交流・発信を支えるコミュニティ戦略の知見をお持ちの方 ・企業の想いや製品の背景を深く理解し、言葉にできる方 ・「ねがいわけ」の思想に共感し、商品以上の“文化づくり”に関わりたい方 ・マーケティングの知識・経験・スキルを社会貢献に生かしたい方 ・オンライン・オフライン問わず、人をつなぐ場づくりに関心がある方 ・ストーリーテリングや編集を通じて、人の声や体験を形にすることができる方 ・中長期(2〜3年)で関われる方 (※必須ではない) |
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【活動予定期間】 2025年10月~2026年3月末まで 【活動時間】 ・定期的なミーティングを実施するため、一定の時間を確保してください。 ・平日日中第一希望、平日夜第二希望 【募集人数】最大2名 |
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週1回程度~参画できる方。(週1回1時間の定例mtg+隙間時間での作業) 隙間時間をベースとした参画で大丈夫です。 遠隔での参画が基本となります。 |
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5万円/月(税込) ※移動が発生した場合の交通費は補助 |
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当月末締め翌月末払 | |
湯の花試供品をお渡しいたします。 | |
基本は代表者との1対1での協働となりますが、場合によってはブラディングの担当者(外部人材)と共に進めていただく可能性があります。 | |
概ねステップと同様に進めていく予定です | |
面接同席、オンラインMTGへの参加、フィールドワーク同席を行います。 | |
・基本的にはオンラインを想定しております ・場合によっては現地にもお越しいただく可能性があります(交通費補助あり) |
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・応募された成果物に関する著作権や工業所有権は、当社に帰属し、今後応募者側で権利を主張しないことに同意いただいたものとします。 ・また、提出された成果物が第三者の権利を侵害しないことを保証し、万が一侵害があった場合は、責任を負うものとします。 |
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業務に使用するパソコンやスマートフォン等と通信費(インターネット回線・Wifi等)は自己負担となります。 | |
◆選考スケジュール: 【1】1次選考:書類・随時 【2】2次選考:オンライン面談(書類選考通過後、随時) 【3】最終合否通知 ◆書類選考の結果通知について エントリー後、随時書類選考させていただき、書類選考結果のご連絡をいたします。 応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。) <書類選考について> ◎プロフィール情報の内容(ご経歴、スキル、経験など) ◎エントリーフォームの志望動機などの内容 上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。 ※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。 |
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2025-09-21 |
掲載企業・団体情報
株式会社飛騨湯の花本舗 | |
高田蛍 | |
1987-08-12 | |
「天然湯の花」の製造・販売 | |
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根202-9 |
担当地域パートナー
NPO法人G-net | |
担当コーディネーター名 | 掛川遥香 |