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米ポートランドに日本の古民家が佇む景色を作る仕事。古民家移築事業の現地パートナー開拓/広報・マーケティングメンバー募集! |ふるさと兼業

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米ポートランドに日本の古民家が佇む景色を作る仕事。古民家移築事業の現地パートナー開拓/広報・マーケティングメンバー募集!

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募集は終了しました

米ポートランドに日本の古民家が佇む景色を作る仕事。古民家移築事業の現地パートナー開拓/広報・マーケティングメンバー募集!

プロジェクトについて

増え続ける空き家と、失われていく日本の技術・文化としての古民家。

 

現在、日本国内には約900万戸の空き家が存在します。そして今後日本の人口減少、高齢化が進む中で空き家はさらに増え続けることは明白です。

その空き家の多くは、日本の伝統工法で作られた古民家ですが、何もしなければそれらはゴミになっていまいます。

また、特定空き家の解体費用の負担を行政が担うことも多く、国全体として解決していかなければならない課題であると言えるのです。

 

*「古民家」とは?

国の登録有形文化財制度が築50年以上経過した建物を対象にしていることに準じて、古民家を築50年以上の建物と定義しています。

 

私たちは、日本の伝統・技術・文化を次の世代に継承するため、数十年前より古民家の再生や古材のリユースを住宅や店舗に提案してきました。

また、戸田工務店としてだけでなく、一般社団法人全国古民家再生協会の愛知県支部長としても活動しています。

 

*国内での古民家利活用~しんしろ木の学校~

 

 

日本独自の住文化・伝統工法で建てられた古民家を世界に発信し、新しい形での空き家課題解決にチャレンジする。

 

令和2年からは、行政と共に空き家課題解決に取り組む中、国内だけでの利活用・リユースでは限界があり、多くの空き家古民家が解体されゴミとなる現実を見てきました。

 

そんな折、ポートランド在住の一人の大工との出会いをきっかけとして、米国オレゴン州ポートランドに全国古民家再生協会の事務局の設立が決まりました。

国内だけに留まらず、伝統・技術・文化の継承を実現するため、古民家を世界に発信していきます。

これが、今回我々が新しい形での空き家課題解決として取り組む「古民家移築事業」です。

 

 

既に1棟目の輸出は完了し、来年2022年には古民家の展示場がオレゴン州にオープンします。

これを皮切りに、どこの国にも存在しない日本独自の伝統工法でつくられた古民家を、世界中の人に知ってもらいたいと考えています。

 

そのためにはまず、現地のパートナー(すなわち古民家再生協会アメリカ支部の会員)を増やすことが必要です。古民家の魅力や価値に共感し、その利活用を共に進める工務店、デザイナー、設計士、などの仲間です。

現在、これまでのご縁から数名のパートナーがいるものの、それ以上に広げていく為にはどうしていくべきか?

今の私たちだけでは、そのアイデアやツールを生み出し、形にしていくことが難しいというのが現状です。

 

そのアイデアを共に考え、ツールを選定あるいは制作し、現地パートナー開拓の為の戦略立て、また、海外に向けた広報・マーケティングを実行してくださる方を募集します。

プロジェクトが目指すこと

空き家問題は今後ますます日本社会の課題になってくるでしょう。しかし、その課題をチャンスと捉え、私たちは「古民家」を舞台に新たな挑戦をしていきたいと思っています。
私たちが今回のプロジェクトで目指すことは以下の3つです。

 

◎空き家の課題解決に対する新しい提案

かつては家族を守ってきた家も、人が住まなくなり空き家となっていずれ”ゴミ”となります。

人の暮らしを守ってきた”家”を資源として継承していく。
私たちは、空き家を”処理する”ということにとどまらず、そこにあるはずの価値を最大限引き出し、国内外、多くの方に喜んでいただけるものとして提供し残していくことを実現したいと考えています。

 

◎モノづくりにおける日本ブランドの再編

高度経済成長期以降、日本の建築社会は長らくスクラップアンドビルドを繰り返してきました。しかし、それは果たして私たちに何を残してきたでしょうか。
今こそ直線型経済的な建築から脱却し、持続可能な循環型建築社会の構築を目指し、日本のモノづくりの在り方を新しく世界へ発信していきたいのです。

 

◎伝統技術の次世代を担う若手大工の育成と地位の向上

伝統工法で建てられた家が消えていくということは、そこにあった日本独自の技術が失われていくということです。
古民家再生を通じてその技術を引き継ぎ若手大工を育成すること、さらには、古民家が海外でも広がることで、伝統技術とそれを担う大工が今よりももっと評価されることも目指していきたいです。

 

 

そして、米ポートランドを皮切りに、世界各地に古民家の存在、その価値や魅力が認知されること。

日本ブランドとして古民家が佇むその景色を想い描き、私たちと共に挑戦をしてくれる仲間を募集します。

プロジェクトパートナー

本事業は、株式会社戸田工務店(会長、社長、マネージャーの経営陣3名)、一般社団法人全国古民家再生協会(支部長・会員・アメリカのデザイナー・建築家)、アメリカ建築家、行政も巻き込んだ共同事業となります。

 

【プロジェクトリーダー】㈱戸田工務店 代表取締役社長 戸田桂一郎

この奥三河の地で誕生したTODAも私の代で5代目になりました。

TODAは先代(現会長)の時代に、設計と実際に建物を建てる大工が親密に連携できる、現在のTODAのスタイルを築きあげました。そんなTODAを引継ぎ、現在は弟であるマネージャーと、会長のサポートも貰いながら会社運営をしています。

私達親兄弟をはじめTODAのスタッフは、建築に関してはプロとして胸を張れますが、Webマーケティングの知識や経験、事業戦略・戦術をたてることに関しては決して強いとは言えません。

そんな弱点を一緒に埋めて頂ける仲間と、大工さんをはじめとした職人さんの技術の認知・地位向上、古民家の価値向上について、語り・行動していきたいと考えています。

 

~このプロジェクトに懸ける想い~

ご縁あってアメリカへ古民家を移築する事業を手掛けることになりました。
この事業の中で、古民家の価値というものを再認識しました。
古民家は、モノとしては木組みの技術、コトとしては忘れ去られつつある日本の住文化そのものであり、先人が積み重ねてきた暮らしの知恵の結晶であるということを。
この事業を機に、異国の地で古民家やものづくりの技術やその価値を認知してもらい、異国で認知してもらった状況を日本に逆輸入することで、より加速度をつけて日本国内へ認知していけるように感じています。
そうすることで、残念ながら日本国内で利活用できず解体処分される運命だった想い入れのある空き家の古民家を移築という道で、もしかしたら救えるかもしれない。
今後、空き家問題は全国で大きな課題になってくるので、この問題を解決する方法の一つとして移築の仕組みをブラッシュアップしていけば、自分たちがお世話になった地域への小さいかもしれませんが御恩返しにもつながると考えています。
それと、古民家を改修でき、且つ墨付け・刻みのできる大工とそうでない大工も『大工さん』として一括りにされている現在の状況を改善させ、技術のある大工さんの地位や技術に見合った賃金の向上にも繋げていきたいと考えています。

募集要項

仕事内容
【1】古民家移築事業の理解 <半月~1ヶ月>
・戸田工務店について
・古民家再生協会について
・その他ステークホルダーについて
・古民家・空き家に関わる事業について
(移築事業以外にも、様々な取り組みがあるため、それらについてもご紹介します)
・古民家や戸田工務店の魅力の言語化

【2】市場調査 <1ヶ月目~2ヶ月>
・アメリカ、またポートランドの市場調査
・世界各国の古民家ニーズ/パートナー候補調査
 ※例えば各国にある日本庭園の施設はその管理・運営者同士が繋がっており、一人のパートナーから広がっていく可能性を秘めています。
 
【3】パートナー開拓の戦略立案 & ツールの選定・発信内容の検討 <2ヶ月目>
・パートナー開拓の方針決め、戦略素案の作成
・SNSなど効果的な手法と発信内容の洗い出し
・実際に発信・掲載するコンテンツの作成

【4】戦略・戦術のブラッシュアップ & コンテンツ作成・運用スタート <3ヶ月目>
・本プロジェクト終了後も方針となるような、中長期の戦略・戦術を設計
・具体的な手法を実際に始動させ、初動を見て改善点をピックアップ
期待する成果
■パートナー開拓の為の戦略・戦術が設計されること
■具体的な打ち手が始動すること
 ┗SNS開設/HPの制作/事業や古民家の紹介動画 などを想定しています

興味関心やこれまでのご経験、得意分野をご相談しながら、いずれかに比重を置いて役割分担をし、複数名のメンバーでプロジェクトを進めていきたいと考えています。
得られる経験
・多様なステークホルダー(古民家再生協会、アメリカ建築家、行政など)と協業しながら、新しい時代にチャレンジし、空き家問題をクリエイティブに解決していく経験
・日本の古民家の魅力を海外に向けて表現し発信する経験
・海外(アメリカ)でのマーケティングや広報の経験
対象となる人
・日本の伝統的な住文化、古民家に興味のある方。また、それらを海外へ発信したいと思っている方。
・関わる人の想いや考えを汲み取り、自分の考えと融合させながら、一つのものを形作っていくことが好きな方。
・ご自身のスキルを海外に向けて試してみたい方。

<必須スキル>
■WEBマーケティングの経験

<歓迎スキル>
・HP制作の経験
・動画撮影・編集
・海外でのマーケティング、広報活動の経験

【募集人数】2~3名
活動条件
-----------------------------------------------------------------------
・このプロジェクトは、愛知県交流居住センターの「令和2年ふるさと兼業・副業・プロボノ人材受入れによる地域産業活性化・雇用力強化事業」として実施いたします。
・同事業内で実施する他のプロジェクトと、8月中旬頃までに共有会を実施します(日程未定)。本プロジェクトに参画される方は、この共有会への参加が必須となります。
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【選考について】--------------------------------------------------------
応募者多数の場合、書類選考を実施いたします。
・スケジュール
 ◆エントリー締め切り:5月23日(日)
 ◆24日頃、書類選考のご案内をいたします
 ◆【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知

・書類選考の結果通知について
 エントリー締め切り日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。

・書類選考
 ◎マイページの記載内容(ご経歴、スキル、経験など)
 ◎エントリー時の志望動機の内容
 上記2点で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。

※書類選考がない場合
・スケジュール
 ◆エントリー締め切り:5月23日(日)
 ◆24日頃、サポート面談のご案内をいたします
 ◆【1】コーディネーターサポート面談→【2】企業面接→【3】合否通知
------------------------------------------------------------------------

■活動期間:3ヶ月 ※双方合意のもと6ヶ月頃までの延長可能性あり
■活動頻度:週1日(6時間)程度の時間の確保をお願いできればと思います。 
①フィールドワーク:可能な場合は、プロジェクトスタート時に実際の古民家など見ていただけると嬉しいです。
②定期打ち合わせ :オンラインで実施想定(1~2週間に1回程度)
※オンライン打ち合わせはプロジェクトメンバーの隙間時間に対応し、日時を調整します。
給与/待遇
兼業、プロボノを募集します。
交通費・プロジェクトにかかる経費は企業で負担いたします。
兼業の方は、上限3万円の謝金をお支払いする予定です。
活動場所
本社 :愛知県新城市宮ノ後16-1
(向山オフィス ギャルリTODA:豊橋市向山大池町19-5)
その他:オンライン打ち合わせや作業はリモート
募集終了日
2021年5月23日(日)
ふるさと兼業では、募集要項に特段記載がない限り、通常2営業日以内に担当よりご案内申し上げます。
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局(info@furusatokengyo.jp)までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

担当地域パートナーからの推薦ポイント

NPO法人G-net NPO法人G-net 木村愛
戸田ブラザーズと奥三河で呼ばれる社長とマネージャー、そしてお二人のお父様である会長。
古民家を現代のニーズに合わせて利活用し、次は海外へと拡がっていく事業。

”温故知新”という言葉が形になったような経営や事業展開が、戸田工務店の魅力だと感じます。

故きを温めて新しきを知る。そこに一段、スピードと拡がりをもたらす仲間になっていただける方をお待ちしています!*
お問い合わせ先 : info@furusatokengyo.jp
/058-263-2162

団体の紹介

季節ごとに違った表情を見せる四季。自然の豊かさに包まれた日本の暮らし。自然と人間が調和するために、かつては、その土地、その土地にあった家づくりの技術があり、その技術は代々継承されてきました。

 

しかし、戦後の高度経済成長期、人々はより豊かになるために、古いものを捨て、新しい物を求めました。それを実現するために建築の世界も、より合理的・効率的な家づくりが広まっていきました。

 

その結果、目の前に広がるのは、土地の持つ特徴に関係なく個性を忘れた同じような家が立ち並ぶ風景。私たちは本当に豊かになったのでしょうか。本来家とは、土地の風土に合わせ、住む人の価値を投影し、大切に手入れをしながら何十年・何百年と住むことができるものではないでしょうか。

 

時代に取り残された歴史のある家は老朽化し、取り壊されていく。TODAはそういう現状を憂い、自分たちが建てる家はどうあるべきかを深く自問自答しました。その答えが「50年後に古民家になる家」を提供することです。

団体情報

団体名
株式会社 戸田工務店
代表者名
戸田桂一郎
設立
1960年
従業員数
30名
資本金
2000万
事業内容
住宅・店舗の設計・施工
古民家再生事業
大工育成事業
空き家課題事業
海外移築事業
国内移築事業
移住者支援事業
業種
建設業
WEB
https://www.todasanchi.com/
住所
愛知県新城市宮ノ後16-1
  • お試し事業承継
  • ふるさと兼業ソーシャルビジネス支援プログラム
  • ”旅×ふるさと兼業”特集
お問い合わせアイコン お問い合わせ状況

2024年04月08日
三重間の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。

2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。

2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。

2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。

2024年03月21日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。

2024年02月01日
青森県の大学シンポジウムでの講演依頼をいただきました。

2023年12月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2023年12月22日
神奈川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2023年12月22日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2023年12月07日
大分県の教育機関様より、お問い合わせをいただきました。

2023年12月01日
広島県の企業様より、お問い合わせをいただきました。

2023年11月16日
大阪府の企業様より、お問い合わせをいただきました。

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