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岩手県

【地域で選ばれる高校を目指して!】持続可能な地域教育に何が必要かを共に考え、アクションにつなげるためのリサーチを行い、事業を共創するディスカッションパートナー募集(学生も歓迎)

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【地域で選ばれる高校を目指して!】持続可能な地域教育に何が必要かを共に考え、アクションにつなげるためのリサーチを行い、事業を共創するディスカッションパートナー募集(学生も歓迎)

プロジェクトについて

岩手県立種市高等学校
岩手県の県北に位置する洋野町にある県立高校です。120年以上の歴史を誇る「南部もぐり」の伝統を引き継ぐ全国唯一の海洋開発科があるのが特徴で、普通科合わせて114名の学生が在籍しています。岩手県立久慈農林高等学校定時制種市分校として1948(昭和23)年に普通科1学級で創立され、1970(昭和45)年に普通科3学級、別科潜水工業科1学級の種市高校として独立しました。1972(昭和47)年には水中土木科が新設され、現在の海洋開発科へと繋がっています。レスリング部はインターンハイに出場するほどの強豪校です。例年、就職者が6割進学者が4割の割合で卒業生を輩出しています。

 

 

総合的な探究の時間
2019年度から地域パートナーが外部から関わり、総合的な探究の時間の授業サポート(授業設計、運営)を行ってきました。きっかけは大学生の実践型インターンシップの取り組みをみてくださった種市高校の先生が声をかけてくれたことでした。探究の授業では、生徒それぞれの興味関心をリサーチすることや地域の人にゲストできてもらっての事例紹介、地域の方からの進捗アドバイスをいただくなどをしています。最終的には、地元の中学生に探究内容を発表するという取り組みで課題の探究を行うプログラムです。

 

 

地域パートナーの存在
総合探究には現在3名の地域人材がパートナーとして関わっています。地元の水産加工会社「北三陸ファクトリー」取締役の眞下美紀子さん、洋野町で地域おこし協力隊の受け入れとサポートを行う「一般社団法人fumoto」で働く千葉桃子さん、隣県青森県八戸市でインターンシップ事業等を行っている「株式会社バリューシフト」木村優哉さんの3名でプログラムの設計と授業の実施をしています。3名それぞれが地域や教育に対する思いがあり、持続的な地域教育の仕組みづくりに取り組んでいます。

 

地域に開かれた教育
種市高校の校長先生には、洋野町民に種市高校を「自分たちの地域の学校」だと思ってもらいたいという思いがあります。地域全体で学校づくりをしていくことへの意識が強く、学校に地域の人が関わりやすくなるようにと地域パートナー3人に職員室の座席やロッカーを準備してくださいました。来年度に向けた「コミュニティスクール」の動きも推進しており、地域住民が種市高校を「自分たちの学校」と思ってもらい、主体的に教育に関わってもらうことを推進していきたいという思いを持っています。

 

岩手県洋野町について
岩手県洋野町は人口約15,000人の町で、2006年に海側の種市町と山側の大野村が合併してできました。岩手県沿岸最北端に位置しており、北は青森県と接しています。種市側は海に面していて、サーフィンができる海、キャンプを楽しめる種市海浜公園があります。夏には「たねいちウニまつり」という2万人を超える参加者が訪れるイベントもあります。大野側は里山風景が広がり、放牧されている牛がその里山をノビノビと歩いています。2007年に環境省から「もっとも星空がみやすい場所」に選ばれた展望台があり、とても開放感がある自然が広がっています。広大なうみと里山の風景がどちらも感じられる、地元の人たちが自然と共生して生きている魅力的な町です。

プロジェクトが目指すこと

「地域で選ばれる高校とは?」何が必要なのか、仕組みまでつくりたい。
校長先生の課題意識として、種市高校の普通科が学校再編の中でなくなってしまうのではないか?という危機感があります。進学校を目指す子は近隣の八戸市の塾に通い、地域外の高校へ出て行ってしまう状況にあります。現在、普通科の生徒は地元出身者が全体の半分ほどの割合になっています。種市高校も大学進学に対応できる環境ではあるのですが、地域外の高校へ進学する子も多いという現状があります。地域に根ざした高校として、地元出身学生に「種市高校に進学したい!」と思ってもらえる学校づくりをしていきたいと考えています。

 

フリースクール機能を校内につくる
校長先生の具体的なアイデアとして、通級制度等を活用した校内フリースクールの整備があります。学校内の空き教室を活用し、多様な学びのサポート体制をつくりたいという思いがあります。学校に通うことが難しかった子が、種市高校に来ると学校に来れるようになったという事例もあり、すべての生徒が元気に学校に通える体制をつくりたいと考えています。フリースクール機能を外部団体に委託し、地域の人が運営する学校内の居場所づくり、外の人との交流の機会、一人一人に合わせた学びのサポートを提供できる仕組みづくりを模索しています。

 

魅力的な地域教育として総合探究の可能性
3年前から総合探究に外部から地域パートナーとして関わり、さまざまな学びのコンテンツを開発してきた実績があります。地域の若者と大人・地域産業を結び付けることを大事にし、高校生と地域の大人との対話から、高校生自身の興味・関心との交点を見出し、マイプロジェクト化し探究、その個々人のマイプロジェクトを地元の小中学生へ発表することでさらに次の世代に結び付ける活動を行ってきました。たくさんの地域の方が関わってくださり、学生の成長にも寄与してきたと自負しています。しかし、資金や人的なリソースが持ち出しになっていることや、種市だからこそ学べるコンテンツ開発まで至っていない等の課題もあり、持続的な活動へ向けたスキーム付けも含め、リサーチしながら取り組んでいる最中です。

 

 

今回のプロジェクトについて
今回のプロジェクトでは①地域で選ばれる高校には何が必要か、学校や地域パートナーと共に考え目指す方向性を議論する②各個人の思いを実現するにはどうすれば良いか、事業計画(運用方法、人件費等の資金繰りの組み方)をつくることを目指して議論する。以上の二点を実施するプロジェクトになっています。①については、種市高校として何を特色にした学校にしていくか、という議論を重ねながら、具体の方向性を言語化していきたいと思っています。②については、校長先生のフリースクール案や総合探究プログラムの改善案をこちら側から提示したものに対し、問いを出してもらいながら、事業計画を共にブラッシュアップしていきます。壁打ちをするのに加え、パートナーとして一緒に事業をつくっていくという心持ちで関わっていただきたいと思っています。このプロジェクトを通して、種市高校や洋野町を好きになってもらうことが一番の目的ですので、このプロジェクトに共感してやりたいと思う熱意のある方と一緒に進めたいと思っております。

 

その他の可能性

地域教育に特化した学校づくりも行いますが、進学校としての土台づくりについても改善していきたいというニーズがあります。大学へ進学できないわけではないのですが、近隣の学力が高い学校へ地元の子が進学してしまうという課題があります。町で進学への受験対策として実施している「ひろの学習塾」と連携した学力サポートも種市高校を会場に実施する案があります。他にも、地域の小中学生が町に議会提案をする「こども議会」と種高生との連携ができれば、種市高校に入学する子が増えるきっかけになると思います。その他、海洋教育、公営塾等での学べる機会づくりを含め、たくさんの可能性が広がっています。

プロジェクトパートナー

 

総合探究担当メンバー(桃子さん、眞下さん、木村)

(桃子さん写真左から1人目、眞下さん写真右から2人目、木村写真右から1人目)

 

種市高校の先生方(校長先生、副校長先生、石田先生)

(校長先生写真左から4人目、副校長先生写真左から3人目、石田先生写真左から2人目)

■参加者へのメッセージ

「岩手県立種市高等学校 校長 村上と申します。この度はお世話になります。
 本校は、海洋開発科という、日本で唯一海洋工学を学ぶことのできる学科のある
 高校です。普通科とあわせて2学科編成となっています。
  近年は、地域全体の少子化の影響もあり入学者が年々減少傾向にあります。
  本校を応援していただける方々と協働して、地域から愛される高校を目指し努
 力していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

募集要項

仕事内容
<step1>
・種市高校や総合探究等の取り組みついてのインプット
まずはプロジェクトパートナーである種市高校や総合探究担当メンバーと対話をしながら、洋野町や種市高校について知る機会を設けます。必要に応じて洋野町民との対話の場もセッティングしていきます。

<step2>
・青写真を描く(目指す方向、ビジョンを議論)
持続可能な地域教育、地域で選ばれる学校づくりについて論点を広げた上で目指す方向性を議論します。
定期的にミーティングの場を設けるほか、随時必要な場をセッティングします。
何を目標に、どんな目的で教育を行うか、種市高校だからこそできる強みを生かした地域教育の方向性を話し合います。

<step3>
・具体的なアクションの提案とスキームづくりに向けたディスカッション
目指していく方向性に対して、どんな方法論が有効か、実際に動くにあたっての仮説を考えます。その議論を重ねながら、担当者のニーズを実現するための運用方法を壁打ちしながら一緒に考えていただきます。最終的には、持続可能な地域教育の活動について事業計画案ができることを目指していきます。ディスカッションを行いながら、共に動きをつくっていくメンバーとして関わっていただきます。(プロジェクト終了後はプロジェクトパートナーが継続してフィードバックを重ね、地域内でアクションのための調整をしていきます。)
期待する成果
◎「持続可能な地域教育」の打ち手が明確になること
◎地域で選ばれる高校になるため、具体のアクションと仕組みができること
◎プロボノとして関わりながら洋野町を好きになってくれること
◎持続可能な地域教育をつくる仲間になってくれること
得られる経験
◎スキルや知識を生かして、学校教員と共にプロジェクトを進める経験
◎総合探究の授業プログラムについて知り、学びの場について考える経験
◎「持続可能な地域教育」に向けて、スキームを調べ・共につくる経験
◎地方の現状について、プロジェクトを通して知る経験
対象となる人
◎公教育と地域の繋がりのモデルを考えたい人
◎教育に思いを持った多様な人のサポートをしたい人
◎公教育との連携や持続可能な地域教育の仮説をリサーチしたい人
◎公教育と地域の連携におけるスキームづくりに関心がある人
活動条件
【活動期間】
マッチングから最大2月末まで(3カ月程度を想定)
隔週(2週間に1回)2時間ほどのミーティング実施を想定しております。

【選考について】※応募多数の場合は、募集終了日(10/10)より前に応募を締め切る可能性があります。
1)書類選考(エントリーシートの備考欄に、【選考用項目】として関わりのイメージ・アイデアや仮説を400字程度で記入ください)

2)コーディネーターとのオンライン面談
 エントリー下さった順番に随時面談プロセスをスタート致します。
 そのために募集終了予定日より前に、マッチングが確定する可能性もございます。

3)プロジェクトパートナーとのオンライン面接

4)活動開始
給与・待遇
◎給与は発生しないプロボノ(ボランティア)の募集です
◎ミーティングとは別に地域住民も交えたオンライン交流会も計画しています
活動場所
◎基本的にはオンラインでの活動になりますが、いつか洋野町に遊びに来てくれたら嬉しいです。
募集終了日
2021年10月10日(日)

担当地域パートナーからの推薦ポイント

株式会社バリューシフト コーディネーター 木村 優哉
2019年春期の「復興創生インターン」のプロジェクトが起点で、現在の総合探求のきっかけになった「うみの学校」が始まりました。「復興創生インターン」をきっかけにfumotoの千葉桃子さん含め移住者も2人(今年も1人移住予定)出る動きになり、さらに種市高校の総合探求に外部から関わらせていただく機会を今も頂いています。洋野町はチャレンジを応援してくれる地域の方がとても多く、外部の人も温かく受け止めて支えてくれることをインターンの受け入れを通して実感しています。そんな洋野町で皆さんと持続可能な地域教育のあり方を考え、【地域で選ばれる高校】を一緒につくっていきたいと思っております。エントリーお待ちしております。
お問い合わせ先 : value-shift@furusatokengyo.jp
/050-5216-1422

団体の紹介

岩手県北の洋野町にある、海の景色が広がる場所に位置する学校です。プロジェクトの実施に当たっては、総合探究地域パートナー(3名)が学校とタッグを組み、「地域で選ばれる高校」を目指した洋野町らしい地域教育のモデルを考え、具体の動きや仕組みづくりに取り組みます。

団体情報

団体名
岩手県立種市高等学校
代表者名
(校長) 村上智芳
設立
1948年
従業員数
43名
業種
教育
WEB
http://www2.iwate-ed.jp/tan-h/index.html
住所
岩手県九戸郡洋野町種市38-94-110
アクセス
交通機関・・JR八戸線 【久慈】~【平内】約1時間、【八戸】~【平内】約1時間