東京都の秘境、檜原(ひのはら)村。里山の価値を理解する方と共に、SNSやWebサイトの戦略を立案し、村の観光事業者への伴走支援も見据えた仕組みづくりに挑戦するプロジェクト!
- 2年前
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募集は終了しました
プロジェクトの特徴
募集は終了しました
プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「(公財)東京観光財団主催 観光まちづくりサポート事業でのプロボノ人材活用」となります。
7/2(土)に開催する「プロボノマッチング交流会」にて、募集される都内観光協会等団体の担当者の方と直接お話できますので、是非イベントにもご参加ください!
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▼プロジェクト紹介動画
都心からわずか2時間足らずで来ることのできる大自然、檜原村。面積の9割が森に囲まれ、耳を澄ませば小鳥のさえずり、小川のせせらぎが聞こえてきます。緑が多く空気が澄み、春は新緑、夏は谷間や木立ちを通した涼風、秋は紅葉、冬は幻想的な氷瀑など、自然の恵みを堪能できます。
檜原村は東京都内でありながら豊かな自然に溢れ、滝めぐりや山歩き、キャンプなど自然を身近に楽しむことができます。
一方、交通アクセスが不便であることや広い村内に観光地が点在していること、駐車場が少ないこと、冬は寒さが厳しく閑散期となること、などから年間を通して多くの観光客が来村しているわけではないですが、個性豊かな観光関連事業者は創意工夫をこらし温かく穏やかに観光客の方を迎え入れています。
また、住民は、自然はもちろん昔ながらの知恵や文化を大切にして生活をしているため、「多くの観光客が来れば良い」ということではなく、檜原村の価値を理解・共感してくださる方々に檜原村の魅力をお伝えし、檜原村らしさを失わずに観光産業を発展させることを目標としています。
現在の檜原村では、村内で事業を営む人や村外で働く人など多様な暮らし方をしていますが、地域のつながりや伝統芸能は変わらず大切にしています。
檜原村の四季_春
檜原村の四季_夏
檜原村の四季_秋
檜原村の四季_冬
プロジェクトが目指すこと
老舗の観光関連施設は昔ながらの運営形態をとっていることが多く、電話で予約や問い合わせに対応したり、SNSやWebサイトを活用していなかったり、独自の情報発信力に課題があると感じています。
また、情報発信を積極的に行っている事業者においても、事業自体を少人数で運営していることに加え、SNSやインターネットを活用できる人材が少ないことが課題となっています。
観光事業者を支援する立場である観光協会においても人材やノウハウの不足によりSNSやWebサイトの活用が不十分であり、観光事業者が伝えたい情報、観光客が取得したい情報を適切に発信できているとは言えません。私たちは、Twitter、Instagram、Facebook、Youtube、Webサイトの運用に取り組んではいるものの、現状の分析や明確な目標・方針の設定、効果測定などができておらず、まだまだ改善の余地があると考えています。
そこで今回のプロジェクトでは、下記2点を軸とした情報発信力の向上を目指します。
1、SNSの効果的な運用
現状はマーケティングやプロモーションのノウハウがないため、「どのような情報をいつ誰に向けてどのように発信すべきか」を意識せずに運用しています。また、現状の分析や効果測定が不十分なため成果を感じられず運用に対するモチベーションの維持が難しいのが実状です。
→ 各SNSおよび地域に合わせた明確な目標、適切な運用方針を定め成果を出すことで、観光協会の存在意義を高め、さらに得られた知見を会員事業者に伝え、会員事業者の情報発信力の向上に繋げたいと考えます。
2、SNSの活用を前提としたWebサイトの効果的な運用
檜原村観光協会のWebサイトは、2021年3月にリニューアルをして掲載情報の充実化をはかりましたが、観光客の行動・場面に適した情報の掲載や、スマホ版レイアウト、SEO対策などに課題があります。
→ 檜原村の基本的な観光情報を伝える媒体として運用している檜原村観光協会公式Webサイトの視認性及び利便性を向上させ、SNSでの情報発信と合わせて運用効果を最大化させたいと考えます。
檜原村のアクセス
プロジェクトパートナー
このプロジェクトは、一般社団法人檜原村観光協会が受け入れ団体となり、ご参画いただくプロボノの皆さまと共にチャレンジする取り組みです。私たちは、「自然との共生・伝統文化の継承を大切にしながら、適切に檜原村の価値・魅力を発信する。」という目標に向けて、創意工夫をこらしている観光関連事業を支援しています。檜原村の価値を理解・共感してくださる方々に、檜原村の魅力を伝え、檜原村らしさを失わずに観光産業を発展させるために、ぜひお力をお貸しください。
檜原村観光協会のこれまでの主な活動実績
・パンフレットの制作(檜原村のごはん、檜原村の川とキャンプ)
・森林セラピーⓇの実施
・檜原村観光ツアーの実施(地域限定旅行業)
・野菜、特産品を販売する直売所の運営
・特産品のじゃがいもを使用したアイスの販売
・特産品の柚子を使用したワインの販売
・特産品のじゃがいもをモチーフとしたキャラクター「ひのじゃがくん」の運営
・払沢の滝ふるさと夏まつりの運営
<担当者>
一般社団法人檜原村観光協会
事務局 鈴木 彩瑛 (すずき さえ)
1995年、東京都生まれ。
自然豊かな地域で観光業に携わりたいという想いから、2018年より檜原村観光協会で観光案内や事務全般に従事しています。檜原村は、四季折々の表情を見せてくれる自然や地元住民の方が大事にしている伝統文化など、東京都内とは思えないような魅力があります。
檜原村観光協会では檜原村らしさを大切にしながら情報発信を行うことで、檜原村の魅力・価値に共感してくださる関係人口を増やしたいと思っています。当協会の会員さんや観光客の方々に「観光協会のSNSやWebサイト、いいね!」と言っていただけるように、お力を貸してくださると嬉しいです!
募集要項
- 仕事内容
- <STEP1>
(ガイダンス)
プロジェクトメンバーとの懇談を行い、檜原村の観光資源やSNS、Webサイトの現状把握や、プロジェクトの方向性を確認しあい、計画全体の方針概要を一緒に考えていただきます。
(計画づくり)
プロジェクトの成果目標とロードマップの立案
檜原村の持つコンテンツの魅力発信をどのように進めていくかの戦略・計画策定に取り組みます。
内側からのみならず外部目線での魅力を採り入れて言語化し、それをベースに広報・マーケティングをどう進めていくか?一緒に考えていただきます。
セグメントの設定/発信の内容/活用するコミュニケーションツールの整理等々
目標や具体的なスケジュールの詳細は、かかわれる時間等を考慮し、プロジェクトメンバーとの相談にて決定します。
例)
・1年を52週に分けて52個の情報をスケジューリング(×複数年分)し、無理無駄なく計画的な情報発信できる体制づくり
・Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeコンテンツの適切な活用方法について見直し
・各SNS情報発信の内容考察、運用方針について整理整頓
<STEP2>
(情報発信)
年間計画スケジューリングの整ったSNSから、改善運用を実施
設計した戦略に基づいて、実際のSNS情報発信の改善、新たなプロモーションに取り組みます。
観光協会のノウハウ蓄積のために、情報発信にあたってのフォロー・サポートアドバイスをお願いします。
各SNSの特性についての理解促進と随時メンバーとの意見交換、情報交換を行います。
・コンテンツの年間計画等、スケジューリングによる効率的な運用
・他の観光地と比較して強みを打ち出していく、そのためには客観的視点も必要
・発信頻度と発信時間帯の理解
・#や絵文字の活用、素材クオリティ、発信時の工夫やコツの理解と底上げ(より高みを目指して)
・集客イベント開催時等における、外部媒体プレスリリースの活用
<STEP3>
(効果測定とゴール目標)
各SNSのアクセス解析などを行い、運営効果測定・分析、PDCAサイクルの実証など
今後も継続して効果のあるSNS発信運営を行うための基本計画(毎週発信×複数年など)作成。
(効果の高かった投稿の方法や企画の提案など)
新たな檜原村ファンの獲得や、観光協会の会員様の発信に関する支援など、村の活性化につながればと思っています。 - 期待する成果
- ・各SNSのフォロワー数やエンゲージメントの増加
・Youtubeなどに投稿する動画コンテンツの製作立案
・Youtubeのチャンネル登録者数やWebサイトの閲覧者数の増加
→ 村役場が運営するInstagramのフォロー数やフォロワー数が多いため、差別化を図りつつ役割分担しながら発信していく。
→ 観光客が知りたい情報を、まずは観光協会が適切に発信することで信用性を高め、SNSやWebサイトを見て安心して来村いただけるようにする。
→ 観光事業者が発信したい情報、観光客が得たい情報を提供することで来村時に村について、悪印象を与える可能性を排除し、観光事業者に情報発信の重要性を理解していただく。
※情報発信を怠ることで悪印象を与える例
定休日だった。臨時休業だった。営業時間が変更されていた。予約が必要だった。駐車場がなかった。自然災害や工事により通行止めだった。など
→ 情報発信に関する知見を会員事業者に伝え、地域全体の情報発信力を高めることを目指します。
- 得られる経験
- ・山や滝などの大自然、伝統行事がさかんな地域プロモーションの経験
・檜原村をともに盛り上げる仲間になって活動する経験
・観光事業者の伴走支援などを通して成功体験の共有
・檜原村観光協会との協業、交流
・SNS活用のPDCAの実地経験 - 対象となる人
- ・檜原村に興味・関心がある、関わりをもちたいと思ってくださる方
・このプロジェクトに共感してくださる方
・地域行事など催される際には、参加してくださるとうれしいです。(歓迎)
【必須スキル】Twitter、Facebook、Instaglam、YouTube(動画製作含む)の利活用に長けた方
【歓迎スキル】広報または地域SNSプロモーションの経験があり、成功体験を共有していただける方 - 活動条件
- 【活動予定期間】 活動決定~2023年2月上旬までの6か月
【勤務時間】定期的なミーティングを実施するため、一定の時間が確保できる方
【活動頻度】
※週1回程度~参画できる方。(週1回1時間の定例mtg+隙間時間での作業)
※隙間時間をベースとした参画で大丈夫です。
※リモートでの参画が基本となります。
【募集人数】最大3名
【エントリーの流れ】
◆エントリー〆切日:7月8日
◆プロボノ決定の流れ:
【1】個別面談→【2】マッチング者通知
※エントリー人数が一定人数を超えた場合はエントリー情報に基づいて人数を絞らせて頂く可能性がございます。
そのため、エントリー情報を詳しく記載いただくことをお勧めしております。
■研修会と交通費の案内について
*本プロジェクトは、研修会や現地フィールドワークにご参加頂くプログラムとなっております。
①8/17(水) 夜 事前研修会(オンライン開催)、②10/16(日)午後 中間研修会(オンライン開催)、③2/18(土) 午後 終了報告会(東京都内会議室開催(予定)へのご参加をお願いしております。
※緊急事態宣言など感染拡大状況により開催方法が変更になる可能性がございます。
*交通費・宿泊費について
一部支給がございます。上限を超えた場合の交通費は実費負担となります。
交通費(電車・バス等公共交通機関)は、1回の訪問につき片道3,000円を上限として支給します。宿泊費の支給はございません。 - 給与/待遇
- プロボノの募集となるため、報酬等はありません。
- 活動場所
- ・基本はオンライン
- 募集終了日
- 2022年7月8日(金)
メールの設定により、ふるさと兼業からのメールが届かない場合がございます。
もしメールが届かない際は、迷惑メールフォルダをご確認くださいませ。
また、ドメイン指定受信を設定されている場合は「furusatokengyo.jp」を許可していただくようお願いいたします。
万が一2日以内に連絡がない場合は、お手数ですがふるさと兼業事務局([email protected])までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト開始までの流れ
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募集は終了しました
担当地域パートナーからの推薦ポイント
- NPO法人G-net おうやま昇
- 「みどり せせらぎ 風の音」檜原村は、緑が多く空気が澄み、春は新緑、夏は涼風、秋は紅葉、冬は氷瀑など、一年を通じて自然の恵みを堪能できます。そんな秘境とも言える地も、デジタル社会に対応していかなければならない中で、今回のプロジェクトがあります。これから夏にかけて、ハイシーズンを迎える檜原村では、様々な事象が起こると思います。地域全体にとっての持続可能な情報発信の仕組みを、ともに考え、汗をかいていただける方をお待ちしています!!!
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お問い合わせ先 : [email protected]
/058-263-2162
団体情報
- 団体名
- 一般社団法人檜原村観光協会
- 代表者名
- 会長 中村力
- 設立
- 1964年11月1日
- 従業員数
- 6名(うち3名は直売所勤務)
- 事業内容
- 観光に関する調査研究
観光に関する情報の収集及び刊行
観光施設等の管理運営
観光資源の保全及び開発
観光に関するイベントの開催
観光宣伝及び観光客の誘致
特産品、土産品、酒類、観光用品等の宣伝、販売及び開発奨励
東京都及び檜原村の観光行政への協力
旅行業法に基づく旅行業
その他当法人の目的達成のために必要な事業 - 業種
- 旅行業
- WEB
- https://hinohara-kankou.jp
- 住所
- 東京都西多摩郡檜原村403
- アクセス
- ●電車をご利用の方
東京→JR中央線(約50分)→立川→JR青梅線(約12分)→拝島(JR五日市線)→
武蔵五日市→バス(約20分)→
檜原村 地域交流センター(社)檜原村観光協会
●中央自動車道をご利用の方
上野原I.C より 約30分 八王子I.C より 約50分
●圏央道をご利用の方
あきる野I.C より 約30分 日の出I.C より 約30分
- お問い合わせ状況
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2024年10月01日
神奈川県の地方公共団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年08月26日
長野県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年08月06日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月21日
東京都の企業様より、事業連携のお問い合わせをいただきました。2024年06月25日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年06月07日
石川県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年04月08日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月26日
宮城県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月18日
徳島県の団体様よりお問い合わせをいただきました。2024年03月28日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月14日
福岡県の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月06日
熊本県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月04日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年03月01日
北海道の地方公共団体様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月28日
愛知県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月19日
三重県の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月07日
東京都の企業様より、お問い合わせをいただきました。2024年02月01日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。2024年03月21日
東京都の企業様より、取材のお問い合わせをいただきました。2024年02月01日
青森県の大学シンポジウムでの講演依頼をいただきました。