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”ふるさと兼業”開設1周年、感謝を込めて

”ふるさと兼業”開設1周年、感謝を込めて

ふるさと兼業を開設して1年が経過しました。明日13日に2年目突入です。
無事に1年を迎えられたということで、感謝を込めて、この1年について簡単にですが、
ご報告したいと思います。

新しい取り組みに積極的に挑戦してくださった受入団体の皆様、
地域を超えて手を挙げ挑戦して下さった兼業・プロボノメンバーの皆様、
地域に根付き細かな伴走支援に取り組んでくださった地域パートナーの皆様、

まずは1年ありがとうございました。

G-netとしては初の他地域を本格的に巻き込んだ事業で、
試行錯誤の連続でしたが、正直言ってめっちゃ楽しかったです。
人と組織、人と地域の新しい化学反応を側で一緒に体感できたのは、
コーディネーターの醍醐味でした。

各地で同じようなコンセプトを持ちながら走り続けてくれるパートナーや
兼業者がいることで、組織を超えて取り組むパワーを感じることができました。
ありがとうございます。

この1年を、せっかくの機会なので簡単にですが、振り返っておきたいと思います。
以下、長くなりますが、関心ある方はご笑覧いただけると幸いです。
2年目も色々とチャレンジしていきますよー!!

そして、1周年の感謝の意を込めた取り組みについても、近々ご案内しますね。

 

1年間のふるさと兼業のレビュー

ふるさと兼業に掲載されたプロジェクト数⇒51プロジェクト
 ふるさと兼業は、かなりがっつり受入企業とのプロジェクト設計に取り組みます。
探しても見つからない、見つけてもわからない・・・そういう声がきっかけでもあるので、
「誰と、何を、何のために」が見えるプロジェクトの掲載を必須(万全とは言えませんが)にしています。
中々案件掲載スピードが上げられていないですが、この後4ヶ月で同じ50のプロジェクトをあげる予定。
これから増えてくるので、2年目期待していてください。

 

マッチング率⇒約70%(65%~75%を行き来しています。)
 エントリー数は、安定して増えているもののオフラインからのエントリー含め300件程度です。
幸いなのは、多くのプロジェクトがマッチングに繋がっているのは本当に感謝したいことです。
※募集そのものを停止したプロジェクトも含まれるのでちゃんと募集したものは、ほとんどがマッチングしています。

たまに、面倒くさいと言われることもあるんですが、ある程度のエントリー数であれば、
必ず専属コーディネーターによる事前面談を実施しているため、
メリットやデメリット、リスクなどに対して一定納得感をもってマッチングできていることが、
大きなポイントだと感じています。
※それはそれでまだ課題もあるし、結構大変ですけど
初動として、お互いにリテラシーがないタイミングは、こういうフォローは重要だなと。

 

連携地域⇒15地域に(今後直近で20地域近くまで拡大予定)

地域パートナー一覧

9地域からスタートした地域連携パートナーですが、この1年で15地域との連携がスタートしました。
1年前の開設の投稿でも記載しましたが、ふるさと兼業を開始する上で大事にしていることとして、
地域に根付いたコーディネート機関と連携することをあげていました。

<開設時の投稿より>
僕らには、正直、岐阜以外のことなんてわからない。それを、全国をおしなべて我が物顔でコーディネートするのにも限界がある。だから、顔の見える、その町やその仕事を知っているパートナー団体がいることが、大きな価値だと思いました。

受け皿となる地域や企業・団体の内情や特徴、強みや弱みを理解したコーディネーターが
受け皿と兼業メンバーとの間に入って、一緒に伴走しながら取り組む。
結果として、途中終了は1件のみで、期間満了や継続するプロジェクトが大半です。

 

生まれた事例やケース

 この1年、約100人の兼業・プロボノ人材が生まれ、色々な事業に参画しています。
モデル事例を少しご紹介します。

事例1

 岐阜県大垣市の地場産業の枡を製造するメーカー”大橋量器”さん。
海外における枡の利用シーンをヒントに内装材市場への提案に力を入れています。
数年前から試行錯誤していたプロジェクトに兼業・プロボノ人材が参画。結果急加速に繋がっています。
 また、移動式のモバイルスクリーンのマーケティング支援や、酒造メーカーのリブランディング、
廃棄農産物を活用した新商品開発など兼業・プロボノ人材の参画により事業推進に繋がっています。
 一風変わったところでは、”旅×兼業”のプロジェクトも、結構注目されています。

「働きたくてはたらく」という動きが、新たな仕事との関わりを生み出してきたように思います。

ふるさとライター ⇒ 旅をしながら働く
旅する助っ人 ⇒  旅する兼業第3弾

 

1年を振り返って

 1年を振り返って、たくさんの気付きをいただきました。
コーディネートの仕組み、winwinを生み出すためのマッチング、トラブル最小化のための支援・・・、
色々なことが見えてきたように思います。
※以下に少しだけ紹介。

ミスマッチを生まないために、フェアなマッチングを心がける
 条件面だけでなく、何のために、何をするのか?を具体的にすり合わせる。
想定するリスクの洗い出しを事前にし、双方での対応を整理しておく。スタートの握りは何より重要。
そこが適当だと、ストレスがたまりやすく、すれ違いによる双方の不安増大や
ネガティブスパイラルの相互評価に陥ることもある。
面倒くさくても、そういうすりあわせを丁寧にすることが、まだまだ今のタイミングでは欠かせない。

 

条件の見直しルールや期間は決めておく
 双方共に初心者なことが多い兼業やプロボノ。
だからこそ、取り決めに対して実際に初めてみて違和感を持つこともあります。
そうしたことが起こることをゼロにするのは難しいですが、都度都度ですり合わせをするとなると
双方にとっての負担が大きくなる。
だからこそ、そのための期間やルールを決めておくことで、お互いにとっての
ストレスや負担を減らすことも大切。

 

金銭報酬と意味報酬のバランス
 兼業やプロボノは、お互いにとって単純な金銭のやりとりだけでないことが多く、
そこに学びや出会い、社会貢献など多様な意味報酬への期待値が高い事も多い。
ふるさと兼業は特に共感ベースのマッチングを意識していることもあるため、その側面が強い。
挑戦したい人材が増えているタイミングだけれども、お互いにとっての意味に配慮できるマッチングが理想。
やってあげてる、やらせてあげてる、ではなく、お互いが貢献しあう中でWINが生まれる。
そういうバランスを大事にしたい。

などなど、コーディネーターとして整理するポイントなどもクリアになってきています。
こうした学びを今後も言語化しながら、各地域の質向上に取り組んでいきたいと思っています。

 

最後に
 2年目に突入し、より良いマッチングを生み出すために、新たな取り組みにも力をいれていきます。
地域の拡大、質向上のためのコーディネーター・受入団体・参画者向けのサポート、
外部連携を通じた仕組みそのもののアップデートなど随時取り組んでいきます。

開設時の想いを改めて記載しておきます。

ふるさと兼業の大切にすること(固定用)
1,どちらか片方だけが得するようなモデルにしない
2,双方の顔が見える、伴走できるコーディネーターを必ずつける
3,誰と、何を、何のために、そしていつまで?を明確にする
4,スピードは大事、でも大切だと思うことは議論をし続ける
5,試行錯誤と仮説検証

 

「すべての人を活かせる地域」

ふるさと兼業の取り組みを通じて、こうしたまちづくりを実現していきたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

ふるさと兼業